7 / 14
【失恋はひとを凶暴にする】
世界が滅びそう。
しおりを挟む
最愛の義妹に手ひどくふられたので、世界を滅ぼそうと思う。
国内最凶最悪の魔導士は、雇い主である王太子ラドクリフに会うなり、果てしなく暗い表情でそう宣言をした。
「アルス……、その、考え直してはくれないか」
「いやだ。滅ぼす」
「アルス、お気を確かに」
「確かだ。滅ぼす」
王宮の一角。プリシラの兄である、王太子ラドクリフの私室にて。
完璧に全力でやさぐれて暗黒を背負い、何かと「世界を滅ぼす」を口にする魔法使いアルスを前に、髪の色も瞳の色もよく似た兄妹であるラドクリフとプリシラは頭を抱えていた。
「私の計画が裏目に出てしまいましたね……。もともと水竜さまに会う計画はですね、王家の儀式云々は建前で、ミシュレとアルスの距離を縮めるたことだけを目的としていたのです。ミシュレはあの状況なら絶対にアルスに助けを願い出ますし、アルスだって必ず助けてくれるでしょう。ピンチのときに現れたアルスに、あの鈍感ミシュレだってドキッとするはずだと……。途中までは良かったんですよ、途中までは。水竜さまもいい感じにゲスで、処女が云々と言い出したものですから」
深い紺色のベルベットの一人がけソファに沈み込むように座りながら、プリシラは呻いた。
一方、ローテーブルを挟んでプリシラの向かい側、二人掛けのソファに座ったアルスが暗黒を背負って言う。
「ピンチといっても、あんなにギリギリになるつもりはなかったんだ。本当にふつうに仕事で遅くなったらミシュレが怪我をしていて……! ああ、腹が立つ。世界なんか滅びればいい」
アルスの周囲に、青白い炎が浮かび上がる。バチバチっと雷が小さく爆ぜるような音もする。
空恐ろしいものを見る目で見ながら、部屋の中を歩き回っていたラドクリフは、ひとまず平静を装った声で言った。
「世界を滅ぼしたらミシュレも死んでしまうぞ」
「ミシュレはもちろん生かす。最終的に俺とミシュレだけの世界に」
「いや、言うな。言わなくていい。お前はやろうと思えばできるかもしれないところが怖い。それ以上危険なことを言われたらお前を暗殺しなければならなくなる」
「それこそ、やれるものならやってみろ」
ソファの上で、アルスは足も腕も組み直し、ふんぞり返る。
品のある穏やかな顔立ちをしたラドクリフは、青い息を吐いた。
「どうして神はこんな男に魔法の才を与えたのか。危なくてかなわない」
「お兄様、そこはもう言っても仕方のないことです。それよりも、ミシュレです。アルスはミシュレがいればおとなしくなるんです。すべてはミシュレにかかっているんです……!」
「そのミシュレが盛大にアルスをふったから、この有様なんだ。なにしろミシュレは本当に性格がまっすぐで、家族を大事に思っているけなげな少女だ。義理とはいえ兄に懸想なんかしないだろう。ひきかえアルスときたら……」
その若さで、押しも押されもせぬ、国内最強実力派魔法使い。
世界を滅ぼすは大げさにしても、近隣の小国なら滅ぼせるかもしれない能力を持ちながら、いささか常識及び良識の足りない部分がある。
そんなアルスの心の拠り所だったのが、八歳下でアルスに一途に懐いている義理の妹。
素直で謙虚で溌剌とした性格に惹かれ、絶対に自分のものにすると決めて成人を待ちわびているアルスは、その恋情を包み隠しつつ、自分の縁談はもとよりミシュレの縁談も潰しに潰してその日に備えてきたのであるが。
仲は、一向に進展せず。
いついかなるときもミシュレに執心しているアルスのため、プリシラが一計を案じる運びとなった。
しかし、よもやの「兄を男として見たことはない」という本心をミシュレが盛大に打ち明けたところから、ただいま大惨事になりかけている。
「あんなに……、あんなに何回も言わなくても良いのに、ミシュレも。とにかくアルスを男性として見たことがないの一点張りで。まさかあそこまで見込みが無いとは思いませんでした。あ」
ギロリとアルスに睨みつけられ、プリシラは扇子を開き、自分の口元を覆い隠した。
「難儀すぎるよな。実の妹のように可愛がってきたら、本人の意識も実の妹になってしまったあげく、客観的には美形で優秀なこの男のことを『実の兄』としか見られなくなり、ときめきも何も一切ない状態になってしまったなんて。おっと」
アルスの傷口に塩を塗り込めるような発言をしてから、ラドクリフはわざとらしく口をつぐむ。
組んでいた腕をといて、アルスは両手で自分の目元覆った。
「もういやだ。絶望だ。ミシュレは俺が結婚して子どもができても叔母さんとして可愛がるって言ってたけど俺は無理だぞ。ミシュレが俺以外の男と結婚して子ども……子ども……俺は伯父……」
「これはもう、なんだね……。何かこう、もう一回、何かしないといけないんじゃないかな」
不穏な気配に薄笑いを浮かべて、ラドクリフは呟いた。
「何かって、何をです? ミシュレにアルスを意識させるのは相当難しいと思いますわよ? 二人でデートはよくしているみたいですけど、『食べ歩き仲間だよ』なんて言ってて、まっっったく進展もないわけですし。多少のスパイスとして暴漢の仕込みをしても、ミシュレは自分でなんとかしますし、かといってアルスに対処させれば辺り一面焦土にします。もう何をしてよいものやら……」
「でもミシュレは他に気になっている男性もいないんだろ? つまりまだアルスの入る余地はあるんだよな?」
「そこなんですよね。そもそもどなたか好きなお相手がいるなら、恋愛傾向を割り出せるかもしれないんですけど、いないので……。ミシュレ自身全然恋愛感情というものを持ち合わせていないのではないかと」
プリシラとラドクリフで淡々と話を進める間、動きを止めていたアルスであるが、耐えきれなくなったようにソファに倒れ込んだ。
その様子を見て、ラドクリフは溜息とともに言った。
「もう、既成事実しかないんじゃないか。断りにくい縁談でも持ちかけて、『何かどうしても縁談を受けられない理由でもあるのか。まさかすでに誰かと……?』って水竜さま方式で問い質して」
「名案ですわ、お兄様。そこでミシュレに『好きな相手は義兄です!』って言わせるまで追い詰めれば良いわけですよね」
「そうそう、そこでアルスがすかさず『こうなったら、それを本当にするしかない』って。既成事実、既成事実」
兄妹で首尾よく話を進めようとするが、寝転んだままのアルスはぼそりと言った。
「俺はそんなゲスじゃない」
「自分の恋愛がうまくいかないだけで世界を滅ぼそうとする方が、よほどゲスだよ」
すかさずラドクリフがつっこみ、プリシラと顔を見合わせる。
「もうそれで行こう。ええと、あとはミシュレの断りにくい相手か。断りにくい相手、断りにくい相手……」
国内最凶最悪の魔導士は、雇い主である王太子ラドクリフに会うなり、果てしなく暗い表情でそう宣言をした。
「アルス……、その、考え直してはくれないか」
「いやだ。滅ぼす」
「アルス、お気を確かに」
「確かだ。滅ぼす」
王宮の一角。プリシラの兄である、王太子ラドクリフの私室にて。
完璧に全力でやさぐれて暗黒を背負い、何かと「世界を滅ぼす」を口にする魔法使いアルスを前に、髪の色も瞳の色もよく似た兄妹であるラドクリフとプリシラは頭を抱えていた。
「私の計画が裏目に出てしまいましたね……。もともと水竜さまに会う計画はですね、王家の儀式云々は建前で、ミシュレとアルスの距離を縮めるたことだけを目的としていたのです。ミシュレはあの状況なら絶対にアルスに助けを願い出ますし、アルスだって必ず助けてくれるでしょう。ピンチのときに現れたアルスに、あの鈍感ミシュレだってドキッとするはずだと……。途中までは良かったんですよ、途中までは。水竜さまもいい感じにゲスで、処女が云々と言い出したものですから」
深い紺色のベルベットの一人がけソファに沈み込むように座りながら、プリシラは呻いた。
一方、ローテーブルを挟んでプリシラの向かい側、二人掛けのソファに座ったアルスが暗黒を背負って言う。
「ピンチといっても、あんなにギリギリになるつもりはなかったんだ。本当にふつうに仕事で遅くなったらミシュレが怪我をしていて……! ああ、腹が立つ。世界なんか滅びればいい」
アルスの周囲に、青白い炎が浮かび上がる。バチバチっと雷が小さく爆ぜるような音もする。
空恐ろしいものを見る目で見ながら、部屋の中を歩き回っていたラドクリフは、ひとまず平静を装った声で言った。
「世界を滅ぼしたらミシュレも死んでしまうぞ」
「ミシュレはもちろん生かす。最終的に俺とミシュレだけの世界に」
「いや、言うな。言わなくていい。お前はやろうと思えばできるかもしれないところが怖い。それ以上危険なことを言われたらお前を暗殺しなければならなくなる」
「それこそ、やれるものならやってみろ」
ソファの上で、アルスは足も腕も組み直し、ふんぞり返る。
品のある穏やかな顔立ちをしたラドクリフは、青い息を吐いた。
「どうして神はこんな男に魔法の才を与えたのか。危なくてかなわない」
「お兄様、そこはもう言っても仕方のないことです。それよりも、ミシュレです。アルスはミシュレがいればおとなしくなるんです。すべてはミシュレにかかっているんです……!」
「そのミシュレが盛大にアルスをふったから、この有様なんだ。なにしろミシュレは本当に性格がまっすぐで、家族を大事に思っているけなげな少女だ。義理とはいえ兄に懸想なんかしないだろう。ひきかえアルスときたら……」
その若さで、押しも押されもせぬ、国内最強実力派魔法使い。
世界を滅ぼすは大げさにしても、近隣の小国なら滅ぼせるかもしれない能力を持ちながら、いささか常識及び良識の足りない部分がある。
そんなアルスの心の拠り所だったのが、八歳下でアルスに一途に懐いている義理の妹。
素直で謙虚で溌剌とした性格に惹かれ、絶対に自分のものにすると決めて成人を待ちわびているアルスは、その恋情を包み隠しつつ、自分の縁談はもとよりミシュレの縁談も潰しに潰してその日に備えてきたのであるが。
仲は、一向に進展せず。
いついかなるときもミシュレに執心しているアルスのため、プリシラが一計を案じる運びとなった。
しかし、よもやの「兄を男として見たことはない」という本心をミシュレが盛大に打ち明けたところから、ただいま大惨事になりかけている。
「あんなに……、あんなに何回も言わなくても良いのに、ミシュレも。とにかくアルスを男性として見たことがないの一点張りで。まさかあそこまで見込みが無いとは思いませんでした。あ」
ギロリとアルスに睨みつけられ、プリシラは扇子を開き、自分の口元を覆い隠した。
「難儀すぎるよな。実の妹のように可愛がってきたら、本人の意識も実の妹になってしまったあげく、客観的には美形で優秀なこの男のことを『実の兄』としか見られなくなり、ときめきも何も一切ない状態になってしまったなんて。おっと」
アルスの傷口に塩を塗り込めるような発言をしてから、ラドクリフはわざとらしく口をつぐむ。
組んでいた腕をといて、アルスは両手で自分の目元覆った。
「もういやだ。絶望だ。ミシュレは俺が結婚して子どもができても叔母さんとして可愛がるって言ってたけど俺は無理だぞ。ミシュレが俺以外の男と結婚して子ども……子ども……俺は伯父……」
「これはもう、なんだね……。何かこう、もう一回、何かしないといけないんじゃないかな」
不穏な気配に薄笑いを浮かべて、ラドクリフは呟いた。
「何かって、何をです? ミシュレにアルスを意識させるのは相当難しいと思いますわよ? 二人でデートはよくしているみたいですけど、『食べ歩き仲間だよ』なんて言ってて、まっっったく進展もないわけですし。多少のスパイスとして暴漢の仕込みをしても、ミシュレは自分でなんとかしますし、かといってアルスに対処させれば辺り一面焦土にします。もう何をしてよいものやら……」
「でもミシュレは他に気になっている男性もいないんだろ? つまりまだアルスの入る余地はあるんだよな?」
「そこなんですよね。そもそもどなたか好きなお相手がいるなら、恋愛傾向を割り出せるかもしれないんですけど、いないので……。ミシュレ自身全然恋愛感情というものを持ち合わせていないのではないかと」
プリシラとラドクリフで淡々と話を進める間、動きを止めていたアルスであるが、耐えきれなくなったようにソファに倒れ込んだ。
その様子を見て、ラドクリフは溜息とともに言った。
「もう、既成事実しかないんじゃないか。断りにくい縁談でも持ちかけて、『何かどうしても縁談を受けられない理由でもあるのか。まさかすでに誰かと……?』って水竜さま方式で問い質して」
「名案ですわ、お兄様。そこでミシュレに『好きな相手は義兄です!』って言わせるまで追い詰めれば良いわけですよね」
「そうそう、そこでアルスがすかさず『こうなったら、それを本当にするしかない』って。既成事実、既成事実」
兄妹で首尾よく話を進めようとするが、寝転んだままのアルスはぼそりと言った。
「俺はそんなゲスじゃない」
「自分の恋愛がうまくいかないだけで世界を滅ぼそうとする方が、よほどゲスだよ」
すかさずラドクリフがつっこみ、プリシラと顔を見合わせる。
「もうそれで行こう。ええと、あとはミシュレの断りにくい相手か。断りにくい相手、断りにくい相手……」
17
あなたにおすすめの小説
【完結】悪の尋問令嬢、″捨てられ王子″の妻になる。
Y(ワイ)
ファンタジー
尋問を生業にする侯爵家に婿入りしたのは、恋愛戦略に敗れた腹黒王子。
白い結婚から始まる、腹黒VS腹黒の執着恋愛コメディ(シリアス有り)です。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
「転生したら推しの悪役宰相と婚約してました!?」〜推しが今日も溺愛してきます〜 (旧題:転生したら報われない悪役夫を溺愛することになった件)
透子(とおるこ)
恋愛
読んでいた小説の中で一番好きだった“悪役宰相グラヴィス”。
有能で冷たく見えるけど、本当は一途で優しい――そんな彼が、報われずに処刑された。
「今度こそ、彼を幸せにしてあげたい」
そう願った瞬間、気づけば私は物語の姫ジェニエットに転生していて――
しかも、彼との“政略結婚”が目前!?
婚約から始まる、再構築系・年の差溺愛ラブ。
“報われない推し”が、今度こそ幸せになるお話。
公爵令嬢は、どう考えても悪役の器じゃないようです。
三歩ミチ
恋愛
*本編は完結しました*
公爵令嬢のキャサリンは、婚約者であるベイル王子から、婚約破棄を言い渡された。その瞬間、「この世界はゲームだ」という認識が流れ込んでくる。そして私は「悪役」らしい。ところがどう考えても悪役らしいことはしていないし、そんなことができる器じゃない。
どうやら破滅は回避したし、ゲームのストーリーも終わっちゃったようだから、あとはまわりのみんなを幸せにしたい!……そこへ攻略対象達や、不遇なヒロインも絡んでくる始末。博愛主義の「悪役令嬢」が奮闘します。
※小説家になろう様で連載しています。バックアップを兼ねて、こちらでも投稿しています。
※以前打ち切ったものを、初めから改稿し、完結させました。73以降、展開が大きく変わっています。
P.S. 推し活に夢中ですので、返信は不要ですわ
汐瀬うに
恋愛
アルカナ学院に通う伯爵令嬢クラリスは、幼い頃から婚約者である第一王子アルベルトと共に過ごしてきた。しかし彼は言葉を尽くさず、想いはすれ違っていく。噂、距離、役割に心を閉ざしながらも、クラリスは自分の居場所を見つけて前へ進む。迎えたプロムの夜、ようやく言葉を選び、追いかけてきたアルベルトが告げたのは――遅すぎる本心だった。
※こちらの作品はカクヨム・アルファポリス・小説家になろうに並行掲載しています。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
悪役令嬢の独壇場
あくび。
ファンタジー
子爵令嬢のララリーは、学園の卒業パーティーの中心部を遠巻きに見ていた。
彼女は転生者で、この世界が乙女ゲームの舞台だということを知っている。
自分はモブ令嬢という位置づけではあるけれど、入学してからは、ゲームの記憶を掘り起こして各イベントだって散々覗き見してきた。
正直に言えば、登場人物の性格やイベントの内容がゲームと違う気がするけれど、大筋はゲームの通りに進んでいると思う。
ということは、今日はクライマックスの婚約破棄が行われるはずなのだ。
そう思って卒業パーティーの様子を傍から眺めていたのだけど。
あら?これは、何かがおかしいですね。
【完結】悪役令嬢だったみたいなので婚約から回避してみた
22時完結
恋愛
春風に彩られた王国で、名門貴族ロゼリア家の娘ナタリアは、ある日見た悪夢によって人生が一変する。夢の中、彼女は「悪役令嬢」として婚約を破棄され、王国から追放される未来を目撃する。それを避けるため、彼女は最愛の王太子アレクサンダーから距離を置き、自らを守ろうとするが、彼の深い愛と執着が彼女の運命を変えていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる