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「わかった。結婚しよう。まず何からすればいい?」
即断即決にもほどがある。もう少し手加減してほしい。
ウォーレンは、呆然としたアンナの元へ歩み寄ってくると、手を取り身をかがめて甲に口付けた。切れ長の瞳でちらっとアンナを見て、響きの良い美声で尋ねてきた。
「次はなんだ? このままダンスホールにエスコートをすればいいのだろうか?」
「ええっと……。あなたはウォーレン・ミッドフォード侯爵様……だと思って私は話しかけているんですが、閣下は私が誰かご存知ではないですよね?」
ウォーレンは一度瞬きをし「ああ」と頷いた。
「まずは主催に婚約者を紹介しに行けば良いのかと思っていたが、名前を知らないわけにはいかないな。いま聞いておきたい」
この返事を聞いて、アンナは千分の一くらいあるかなと一瞬疑った「昔からの知り合い」「もしかすると前世の知り合い」の可能性を二重線で消した。違う、まったくの初対面だ。
「アンナ・ギボンズと申します。普段はモリス公爵邸で子守りの仕事をしています。今日もつい先程まで仕事をしていて、着替えだけしてきたのでこの格好です。見えてますか?」
質問の意図を捉えようとするかのように、ウォーレンは目を細めて考える仕草をした。すぐに結論が出たようで「見えている」とあっさり言った。
「目は悪くない。向かい合って立っている相手の顔は十分に見えている」
「服装も」
「白いドレスだ。光の加減で凹凸感のある模様が浮かぶ凝った織り生地だな。合っているだろう?」
クイズを出したかったわけではないのだが、大正解だったのでぐうの音も出ない。
(まったくの見知らぬ女で、この見た目だということもわかっていて、なぜこんなに乗り気なのでしょうか……!)
ウォーレンは、ここでようやくアンナが引いていることに気づいた。いまさらながら「あれ?」という顔になった。確認するように尋ねてきた。
「もしかして乗り気ではない?」
「逆にですよ、逆になぜあなたさまはそのように割り切って前向きなのでしょうか?」
二人が話し込んでいたのは夜会の会場であるダンスホールへと通じる廊下であり、ウォーレンは「少し歩きながら話しましょう」と目配せをして手を差し出してきた。
すでにずいぶん人目を集めていると気づいたアンナは「賛成です」と言って、差し出された手を見下ろす。どうしたものかと悩んでいると「腕に手をかけて」と言われた。エスコートする気なのだ。
(さすが貴族の男性はスマートでいらっしゃる!)
長らくそのような扱いを受けたことがなかったアンナは、ドキドキしつつ腕に手を置いた。見た目は細身であったが、布越しに感じた腕は固くてたくましい。おそらくかなり体を使う武芸をたしなんでいらっしゃる、と意外な思いがあった。
ウォーレンは「足元に段差ありますよ、ドレスの裾に気をつけて」とアンナに声をかけてから前を向き、ダンスホールへと足を踏み入れた。
シャンデリアの光が溢れ、弦楽器の優雅な調べが耳に届く。
笑いさざめくひとを巧みに避けながら、ウォーレンは淀みのない口ぶりで話し始めた。
「私には、あけすけに言えば非常に女性関係の派手な従兄弟がいます。顔が私に似ていることもあり、出先でよく間違えられるんです。だいたいすでに恨みを買っていて、いきなり修羅場で満足な話をする間もなくワインをひっかけられて泣かれる。さすがに間違われすぎではないかと思っていたが、最近その理由がわかりました」
「間違われる理由?」
「彼は遊びの半分で私の名前を使い『面倒なことになりそうな相手』の後始末を私に押し付けているとのことです。私が仕事ばかりであまり社交界に出てこないのをうまく利用していたのです。ゆるせない」
「まさに外道……!」
思わず相槌を打ったアンナに対し、ウォーレンは「そうです」と真面目な顔で同意をしてきた。
「彼には二度と利用されたくない。さっさと結婚しようと決めた。従兄弟絡みの女性以外で」
なるほどですね~、とアンナは深く頷いてしまう。
「きっと従兄弟さんは大変な美女好きなのではないでしょうか。私は一目で従兄弟さん絡みの女性ではないとわかったと」
「従兄弟の好みではないかもしれないが、俺は即座にいけると思った。まず間違いなく、俺自身を見てプロポーズしてきたんだと判断した。初手で怒っていない女性は久しぶりだった。これだけでもう俺は乗り気だ」
「乗り気になるラインが低すぎませんか!?」
誰もが羨望のまなざしを送るであろう美青年で、事業は飛ぶ鳥を落とす勢い。女性にだらしないという噂に目を瞑ればこれ以上の好条件の男性もいないというのに、だらしない部分は別人だったという。
それで相手がどこの誰とも知らないアンナで手を打とうとは、自分を安く売りすぎである。
しかし、ウォーレンはアンナに視線を流してきて、きっぱりと言い切った。
「どうしてもこの機会を逃してなるものかと思ったんだ。私は自分の直感を信じる」
「……まさかモリス公爵閣下が根回しを……。いえ、でもミッドフォード侯爵には手を出せないはず。いくら公爵家でも、いまのミッドフォード侯爵家当主に何かを無理強いできるはずが……」
その点も、玉砕プロポーズの相手選びで重視した箇所である。「アンナ失恋」と聞いてモリス公爵がしゃしゃり出てきても、容易に頷かせることができない男性。
そうなると、この麗しい男性はまさに「直感」でアンナのプロポーズを受諾したことになる。冷徹な実業家の顔を持つはずなのに、そんなことで大丈夫なのだろうか?
「待って。ミッドフォード侯爵家は新薬の開発で躍進したのよ。どうにかあやかりたい相手や、逆に足を引っ張りたい相手が山程いてあらゆる業種から狙われているはずだし、ハニトラだってさかんに仕掛けられていると考えるべきじゃない? こんなにガードがゆるゆるの男性でこの先大丈夫なの?」
考えていることが全部声に出てしまったと気づいたのは、ウォーレンに「その通りだ」と認められた瞬間だった。
さーっと血の気が引いたアンナの異変に気づかず、ウォーレンは淡々と話し続ける。
「私の妻の座はいつまでも空けておくべきではない。従兄弟絡みではなく、ハニトラでもない、私自身に入れ込んでくれている相手を早急に見つける必要があった。いまのあなたの言葉を聞いて確信したが、ずいぶん私のことを調べているだろう? 好きってことでいいですね?」
「良くないです! たしかに私はずいぶんあなたさまのことを調べ上げました。プロポーズをするのだから当然です。そしてこれ以上の相手はいないと結論が出たので今日この場でプロポーズをしたんです!」
「それは好きってことだろ」
「す……」
絶句してしまった。ビジネスの話の最中にいきなり「人柄が気に入ったからもうなんでもいいわガッハッハ」と言われたようなものである。なんでもよくはないし、もう少し真剣にこの取引の有用性について検討してほしいと思う。そもそも取引すらまだ持ちかけていない。
「私は、初夜で『私を愛する必要はありません』と口走る予定の女ですよ!? 目的は家業と夫との間の子どもですから! あら怖い!」
「まったく怖くない。子ども作ることに同意してくれるんだね? ありがとう。励もう」
女好きの従兄弟に翻弄される悲劇の朴念仁みたいなことを言っていたのに、あら~貴族の男性はやっぱりおスマートでいらっしゃる~という衝撃で口も利けない。頬が染まるのがわかった。なぜかはわからない。
「プロポーズしただけで、そんな口説き文句みたいなこと言われるなんて、それじゃ本当に私たち、恋をしているみたいじゃないですか……! あんまりですよ、会ったばかりなのに!」
最終的に捨て台詞とともに逃げ出すことになった。「また会おう、会いに行くよ!」とウォーレンの声が追いかけてきたが、日頃四方八方に走り出す子どもたちを追いかけて鍛えた俊足で、アンナは馬車まで逃げ切った。
そして、隠しておくこともできずにモリス公爵夫人に事の次第を報告することとなった。
夫人からは「あんまりなのは出会い頭のプロポーズをしたあなたではなくて?」と言われたが、アンナは「まさか実るとは思ってなかったんですよ!」と言い訳がてら自分の浅はかな目論見まで全部白状してしまった。
子育てよりよほどぐったり疲れて寝て起きた翌朝、律儀なウォーレンからの手紙が届いていた。
前夜の出来事には特に触れておらず「二週間後の王宮での舞踏会へパートナーとして同行してほしい」という誘いであった。
* * *
即断即決にもほどがある。もう少し手加減してほしい。
ウォーレンは、呆然としたアンナの元へ歩み寄ってくると、手を取り身をかがめて甲に口付けた。切れ長の瞳でちらっとアンナを見て、響きの良い美声で尋ねてきた。
「次はなんだ? このままダンスホールにエスコートをすればいいのだろうか?」
「ええっと……。あなたはウォーレン・ミッドフォード侯爵様……だと思って私は話しかけているんですが、閣下は私が誰かご存知ではないですよね?」
ウォーレンは一度瞬きをし「ああ」と頷いた。
「まずは主催に婚約者を紹介しに行けば良いのかと思っていたが、名前を知らないわけにはいかないな。いま聞いておきたい」
この返事を聞いて、アンナは千分の一くらいあるかなと一瞬疑った「昔からの知り合い」「もしかすると前世の知り合い」の可能性を二重線で消した。違う、まったくの初対面だ。
「アンナ・ギボンズと申します。普段はモリス公爵邸で子守りの仕事をしています。今日もつい先程まで仕事をしていて、着替えだけしてきたのでこの格好です。見えてますか?」
質問の意図を捉えようとするかのように、ウォーレンは目を細めて考える仕草をした。すぐに結論が出たようで「見えている」とあっさり言った。
「目は悪くない。向かい合って立っている相手の顔は十分に見えている」
「服装も」
「白いドレスだ。光の加減で凹凸感のある模様が浮かぶ凝った織り生地だな。合っているだろう?」
クイズを出したかったわけではないのだが、大正解だったのでぐうの音も出ない。
(まったくの見知らぬ女で、この見た目だということもわかっていて、なぜこんなに乗り気なのでしょうか……!)
ウォーレンは、ここでようやくアンナが引いていることに気づいた。いまさらながら「あれ?」という顔になった。確認するように尋ねてきた。
「もしかして乗り気ではない?」
「逆にですよ、逆になぜあなたさまはそのように割り切って前向きなのでしょうか?」
二人が話し込んでいたのは夜会の会場であるダンスホールへと通じる廊下であり、ウォーレンは「少し歩きながら話しましょう」と目配せをして手を差し出してきた。
すでにずいぶん人目を集めていると気づいたアンナは「賛成です」と言って、差し出された手を見下ろす。どうしたものかと悩んでいると「腕に手をかけて」と言われた。エスコートする気なのだ。
(さすが貴族の男性はスマートでいらっしゃる!)
長らくそのような扱いを受けたことがなかったアンナは、ドキドキしつつ腕に手を置いた。見た目は細身であったが、布越しに感じた腕は固くてたくましい。おそらくかなり体を使う武芸をたしなんでいらっしゃる、と意外な思いがあった。
ウォーレンは「足元に段差ありますよ、ドレスの裾に気をつけて」とアンナに声をかけてから前を向き、ダンスホールへと足を踏み入れた。
シャンデリアの光が溢れ、弦楽器の優雅な調べが耳に届く。
笑いさざめくひとを巧みに避けながら、ウォーレンは淀みのない口ぶりで話し始めた。
「私には、あけすけに言えば非常に女性関係の派手な従兄弟がいます。顔が私に似ていることもあり、出先でよく間違えられるんです。だいたいすでに恨みを買っていて、いきなり修羅場で満足な話をする間もなくワインをひっかけられて泣かれる。さすがに間違われすぎではないかと思っていたが、最近その理由がわかりました」
「間違われる理由?」
「彼は遊びの半分で私の名前を使い『面倒なことになりそうな相手』の後始末を私に押し付けているとのことです。私が仕事ばかりであまり社交界に出てこないのをうまく利用していたのです。ゆるせない」
「まさに外道……!」
思わず相槌を打ったアンナに対し、ウォーレンは「そうです」と真面目な顔で同意をしてきた。
「彼には二度と利用されたくない。さっさと結婚しようと決めた。従兄弟絡みの女性以外で」
なるほどですね~、とアンナは深く頷いてしまう。
「きっと従兄弟さんは大変な美女好きなのではないでしょうか。私は一目で従兄弟さん絡みの女性ではないとわかったと」
「従兄弟の好みではないかもしれないが、俺は即座にいけると思った。まず間違いなく、俺自身を見てプロポーズしてきたんだと判断した。初手で怒っていない女性は久しぶりだった。これだけでもう俺は乗り気だ」
「乗り気になるラインが低すぎませんか!?」
誰もが羨望のまなざしを送るであろう美青年で、事業は飛ぶ鳥を落とす勢い。女性にだらしないという噂に目を瞑ればこれ以上の好条件の男性もいないというのに、だらしない部分は別人だったという。
それで相手がどこの誰とも知らないアンナで手を打とうとは、自分を安く売りすぎである。
しかし、ウォーレンはアンナに視線を流してきて、きっぱりと言い切った。
「どうしてもこの機会を逃してなるものかと思ったんだ。私は自分の直感を信じる」
「……まさかモリス公爵閣下が根回しを……。いえ、でもミッドフォード侯爵には手を出せないはず。いくら公爵家でも、いまのミッドフォード侯爵家当主に何かを無理強いできるはずが……」
その点も、玉砕プロポーズの相手選びで重視した箇所である。「アンナ失恋」と聞いてモリス公爵がしゃしゃり出てきても、容易に頷かせることができない男性。
そうなると、この麗しい男性はまさに「直感」でアンナのプロポーズを受諾したことになる。冷徹な実業家の顔を持つはずなのに、そんなことで大丈夫なのだろうか?
「待って。ミッドフォード侯爵家は新薬の開発で躍進したのよ。どうにかあやかりたい相手や、逆に足を引っ張りたい相手が山程いてあらゆる業種から狙われているはずだし、ハニトラだってさかんに仕掛けられていると考えるべきじゃない? こんなにガードがゆるゆるの男性でこの先大丈夫なの?」
考えていることが全部声に出てしまったと気づいたのは、ウォーレンに「その通りだ」と認められた瞬間だった。
さーっと血の気が引いたアンナの異変に気づかず、ウォーレンは淡々と話し続ける。
「私の妻の座はいつまでも空けておくべきではない。従兄弟絡みではなく、ハニトラでもない、私自身に入れ込んでくれている相手を早急に見つける必要があった。いまのあなたの言葉を聞いて確信したが、ずいぶん私のことを調べているだろう? 好きってことでいいですね?」
「良くないです! たしかに私はずいぶんあなたさまのことを調べ上げました。プロポーズをするのだから当然です。そしてこれ以上の相手はいないと結論が出たので今日この場でプロポーズをしたんです!」
「それは好きってことだろ」
「す……」
絶句してしまった。ビジネスの話の最中にいきなり「人柄が気に入ったからもうなんでもいいわガッハッハ」と言われたようなものである。なんでもよくはないし、もう少し真剣にこの取引の有用性について検討してほしいと思う。そもそも取引すらまだ持ちかけていない。
「私は、初夜で『私を愛する必要はありません』と口走る予定の女ですよ!? 目的は家業と夫との間の子どもですから! あら怖い!」
「まったく怖くない。子ども作ることに同意してくれるんだね? ありがとう。励もう」
女好きの従兄弟に翻弄される悲劇の朴念仁みたいなことを言っていたのに、あら~貴族の男性はやっぱりおスマートでいらっしゃる~という衝撃で口も利けない。頬が染まるのがわかった。なぜかはわからない。
「プロポーズしただけで、そんな口説き文句みたいなこと言われるなんて、それじゃ本当に私たち、恋をしているみたいじゃないですか……! あんまりですよ、会ったばかりなのに!」
最終的に捨て台詞とともに逃げ出すことになった。「また会おう、会いに行くよ!」とウォーレンの声が追いかけてきたが、日頃四方八方に走り出す子どもたちを追いかけて鍛えた俊足で、アンナは馬車まで逃げ切った。
そして、隠しておくこともできずにモリス公爵夫人に事の次第を報告することとなった。
夫人からは「あんまりなのは出会い頭のプロポーズをしたあなたではなくて?」と言われたが、アンナは「まさか実るとは思ってなかったんですよ!」と言い訳がてら自分の浅はかな目論見まで全部白状してしまった。
子育てよりよほどぐったり疲れて寝て起きた翌朝、律儀なウォーレンからの手紙が届いていた。
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