鏡を鑑定したら魔王が僕にロックオン!?

ミクリ21

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2◆ウィリアム視点

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ウィリアムとして転生した僕は、ウィリアムの部屋……つまり僕の部屋のベッドで目を覚ました。

どうやら、昼寝をしていたらしい。

とりあえず、僕は起き上がると鏡に向かって歩いて姿の確認をした。

銀髪のサラサラショートヘアに、紫の瞳の可愛いショタが鏡に映り、ちょっと照れてしまったのは仕方ないよね。

そういえば、僕には鑑定スキルがあるはずだ。

鑑定って言ったら使えるのかな?

声に出さなくてもいいのかな?

使い方はわからないけど、物は試しさ!

「鑑定」

僕は、ベッドを鑑定してみた。

~~~
[ウィリアムのベッド]

家具職人アンバーの作品。
女児に喜ばれるお姫様仕様。
貴族の女児は皆使っている売れ筋商品。
~~~

………待ってくれ。

女児?え、女児!?

僕男の子だよ!!

どうやら、僕の可愛らしい天幕付きベッドは女の子用ベッドだったらしい。

知りたくなかった衝撃の事実だった………。



さて、次いってみよー。

僕は、次を鑑定することで気分を変えることにした。

ついでに、次は無言で鑑定できるかを試すよ!

(鑑定)

僕は、机を鑑定してみた。

~~~
[机]

家具職人アンバーの作品。
貴族向けの机。
~~~

次は椅子。

~~~
[椅子]

家具職人アンバーの作品。
貴族向けの椅子。
~~~

もしかして、我が家ってアンバーの作品好きなのかな?

アンバーさん、知らない人だけどいい家具をありがとう。

見知らぬアンバーさんに感謝する僕だった。



よし、次いってみよー。

次は花瓶だ。

(鑑定)

~~~
[アマンダの花瓶]

アマンダが作った花瓶。
ウィリアム3歳の頃の誕生日プレゼント。
~~~

ちなみに、母上の名前がアマンダだ。

ついでに、父上はヨハンだよ。

うっすら今世の記憶あるけど、懐かしいな。

この世界では、3歳の子供に手作りの記念になる物をプレゼントする習慣があるんだ。

母上は花瓶で、父上は猫の置物をくれた。

嬉しかったウィリアムの気持ちが、僕をほのぼのとさせるよ。



よし、次いってみよー。

次は鏡だよ。

(鑑定)

~~~
[ラインハルト・ジン・ガーネット]

職業…魔王
年齢…364歳
レベル…999(MAX)
属性…闇・空間
特集スキル…擬態
趣味…覗き
好み…穢れを知らないショタ
~~~

………。

………バグかな?

僕、鏡を鑑定したよね?

僕は目の前の鏡をじっとみつめて、それから父上がくれた置物を鑑定してみた。

(鑑定)

~~~
[ヨハンの猫の置物]

ヨハンの作った猫の置物。
ウィリアム3歳の頃の誕生日プレゼント。
~~~

特におかしな結果は出なかったので、もう一度鏡を鑑定してみる。

(鑑定)

~~~
[ラインハルト・ジン・ガーネット]

職業…魔王
年齢…364歳
レベル…999(MAX)
属性…闇・空間
特集スキル…擬態
趣味…覗き
好み…穢れを知らないショタ
~~~

………。

僕が自然とスペースキャットの顔をしてしまったのは、言うまでもないだろうね。
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