13 / 32
13◆ジオルド視点
しおりを挟む
簡易キッチンには、食材を入れる冷蔵庫がある。
魔石が動力らしい。
その冷蔵庫から、食材を出して料理を作ろうと思うんだ。
たまには、俺がシルビアに手料理を振る舞うのもいいと思ったんだよ。
シルビアに手料理の話をしたら、楽しみだって瞳をキラッキラさせてな………めっちゃ可愛かった!
俺の推し兼嫁(今は婚約者)のシルビア、最高だろ?
そんな最高なシルビアに、俺の腕によりをかけたとっておきをご馳走するぜ!
ザック!ザック!ザシュ!!
あれ?
ニンジンって、皮はついたままで良かったんだっけ?(切った後)
ドン!グニャ!グニャ!
あれ?
なんで肉切れないんだろう?
まな板の上の肉は、包丁で切っているのに切れていない。
………見事なノーダメージだ。
切った食材をフライパンに入れる。
じゅ~じゅ~。
じゅ~………ドカーン!!
ちょっと待て!?待ってくれ!!
なんで爆発したんだ!?
仕方ない………ならば、煮よう。
グツグツ……グツグツ……。
何故だろうか………色が、紫色になって………やたらドロドロしている。
やっと完成してから、あることに気づいたが………残念ながら気づくのが遅かった。
「お…美味しそう……だね?変な匂いするけど………」
「シルビア、もう皿にもってからで悪いんだが………調味料を使うのを忘れた」
「え………調味料を………?」
皿にもってから気づいたこと。
それは、調味料を使うのを忘れていたことだ。
………料理の味か?
変な味だったとだけ答えよう。
とりあえず、お腹を壊して俺だけ寝込んだ。
さすがラスボス様だ。
強い胃をもっているんだな。
ちなみに、あの料理(モドキ?)はシルビアが残さずに食べてくれた。
「だって、ジオルドが頑張って作ったんだよ!変な匂いも変な味も、ジオルドへの愛で乗り越えられるよ!」
シルビア………!!
俺の婚約者は、もはや女神様だと思った。
魔石が動力らしい。
その冷蔵庫から、食材を出して料理を作ろうと思うんだ。
たまには、俺がシルビアに手料理を振る舞うのもいいと思ったんだよ。
シルビアに手料理の話をしたら、楽しみだって瞳をキラッキラさせてな………めっちゃ可愛かった!
俺の推し兼嫁(今は婚約者)のシルビア、最高だろ?
そんな最高なシルビアに、俺の腕によりをかけたとっておきをご馳走するぜ!
ザック!ザック!ザシュ!!
あれ?
ニンジンって、皮はついたままで良かったんだっけ?(切った後)
ドン!グニャ!グニャ!
あれ?
なんで肉切れないんだろう?
まな板の上の肉は、包丁で切っているのに切れていない。
………見事なノーダメージだ。
切った食材をフライパンに入れる。
じゅ~じゅ~。
じゅ~………ドカーン!!
ちょっと待て!?待ってくれ!!
なんで爆発したんだ!?
仕方ない………ならば、煮よう。
グツグツ……グツグツ……。
何故だろうか………色が、紫色になって………やたらドロドロしている。
やっと完成してから、あることに気づいたが………残念ながら気づくのが遅かった。
「お…美味しそう……だね?変な匂いするけど………」
「シルビア、もう皿にもってからで悪いんだが………調味料を使うのを忘れた」
「え………調味料を………?」
皿にもってから気づいたこと。
それは、調味料を使うのを忘れていたことだ。
………料理の味か?
変な味だったとだけ答えよう。
とりあえず、お腹を壊して俺だけ寝込んだ。
さすがラスボス様だ。
強い胃をもっているんだな。
ちなみに、あの料理(モドキ?)はシルビアが残さずに食べてくれた。
「だって、ジオルドが頑張って作ったんだよ!変な匂いも変な味も、ジオルドへの愛で乗り越えられるよ!」
シルビア………!!
俺の婚約者は、もはや女神様だと思った。
12
あなたにおすすめの小説
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!人肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
なんでも諦めてきた俺だけどヤンデレな彼が貴族の男娼になるなんて黙っていられない
迷路を跳ぶ狐
BL
自己中な無表情と言われて、恋人と別れたクレッジは冒険者としてぼんやりした毎日を送っていた。
恋愛なんて辛いこと、もうしたくなかった。大体のことはなんでも諦めてのんびりした毎日を送っていたのに、また好きな人ができてしまう。
しかし、告白しようと思っていた大事な日に、知り合いの貴族から、その人が男娼になることを聞いたクレッジは、そんなの黙って見ていられないと止めに急ぐが、好きな人はなんだか様子がおかしくて……。
【完結】弟を幸せにする唯一のルートを探すため、兄は何度も『やり直す』
バナナ男さん
BL
優秀な騎士の家系である伯爵家の【クレパス家】に生まれた<グレイ>は、容姿、実力、共に恵まれず、常に平均以上が取れない事から両親に冷たく扱われて育った。 そんなある日、父が気まぐれに手を出した娼婦が生んだ子供、腹違いの弟<ルーカス>が家にやってくる。 その生まれから弟は自分以上に両親にも使用人達にも冷たく扱われ、グレイは初めて『褒められる』という行為を知る。 それに恐怖を感じつつ、グレイはルーカスに接触を試みるも「金に困った事がないお坊ちゃんが!」と手酷く拒絶されてしまい……。 最初ツンツン、のちヤンデレ執着に変化する美形の弟✕平凡な兄です。兄弟、ヤンデレなので、地雷の方はご注意下さいm(__)m
家を追い出されたのでツバメをやろうとしたら強面の乳兄弟に反対されて困っている
香歌奈
BL
ある日、突然、セレンは生まれ育った伯爵家を追い出された。
異母兄の婚約者に乱暴を働こうとした罪らしいが、全く身に覚えがない。なのに伯爵家当主となっている異母兄は家から締め出したばかりか、ヴァーレン伯爵家の籍まで抹消したと言う。
途方に暮れたセレンは、年の離れた乳兄弟ギーズを頼ることにした。ギーズは顔に大きな傷跡が残る強面の騎士。悪人からは恐れられ、女子供からは怯えられているという。でもセレンにとっては子守をしてくれた優しいお兄さん。ギーズの家に置いてもらう日々は昔のようで居心地がいい。とはいえ、いつまでも養ってもらうわけにはいかない。しかしお坊ちゃん育ちで手に職があるわけでもなく……。
「僕は女性ウケがいい。この顔を生かしてツバメをしようかな」「おい、待て。ツバメの意味がわかっているのか!」美貌の天然青年に振り回される強面騎士は、ついに実力行使に出る?!
モブなのに執着系ヤンデレ美形の友達にいつの間にか、なってしまっていた
マルン円
BL
執着系ヤンデレ美形×鈍感平凡主人公。全4話のサクッと読めるBL短編です(タイトルを変えました)。
主人公は妹がしていた乙女ゲームの世界に転生し、今はロニーとして地味な高校生活を送っている。内気なロニーが気軽に学校で話せる友達は同級生のエドだけで、ロニーとエドはいっしょにいることが多かった。
しかし、ロニーはある日、髪をばっさり切ってイメチェンしたエドを見て、エドがヒロインに執着しまくるメインキャラの一人だったことを思い出す。
平凡な生活を送りたいロニーは、これからヒロインのことを好きになるであろうエドとは距離を置こうと決意する。
タイトルを変えました。
前のタイトルは、「モブなのに、いつのまにかヒロインに執着しまくるキャラの友達になってしまっていた」です。
急に変えてしまい、すみません。
俺にだけ厳しい幼馴染とストーカー事件を調査した結果、結果、とんでもない事実が判明した
あと
BL
「また物が置かれてる!」
最近ポストやバイト先に物が贈られるなどストーカー行為に悩まされている主人公。物理的被害はないため、警察は動かないだろうから、自分にだけ厳しいチャラ男幼馴染を味方につけ、自分たちだけで調査することに。なんとかストーカーを捕まえるが、違和感は残り、物語は意外な方向に…?
⚠️ヤンデレ、ストーカー要素が含まれています。
攻めが重度のヤンデレです。自衛してください。
ちょっと怖い場面が含まれています。
ミステリー要素があります。
一応ハピエンです。
主人公:七瀬明
幼馴染:月城颯
ストーカー:不明
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
内容も時々サイレント修正するかもです。
定期的にタグ整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
俺の婚約者は悪役令息ですか?
SEKISUI
BL
結婚まで後1年
女性が好きで何とか婚約破棄したい子爵家のウルフロ一レン
ウルフローレンをこよなく愛する婚約者
ウルフローレンを好き好ぎて24時間一緒に居たい
そんな婚約者に振り回されるウルフローレンは突っ込みが止まらない
転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした
リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。
仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!
原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!
だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。
「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」
死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?
原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に!
見どころ
・転生
・主従
・推しである原作悪役に溺愛される
・前世の経験と知識を活かす
・政治的な駆け引きとバトル要素(少し)
・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程)
・黒猫もふもふ
番外編では。
・もふもふ獣人化
・切ない裏側
・少年時代
などなど
最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる