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32◆シルビア視点(後半ジオルド視点)
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1、受け入れる
「シルビア。俺のシルビアへの愛が、このぐらいで冷めるとでも思っているのか?俺のシルビアを推す気持ちをバカにしたらダメだ。シルビア、愛しているよ」
微笑む君は、僕を抱き締めてくれた。
僕を、受け入れるってこと?
あぁ……良かった!
僕を拒絶しなかったことが、たまらなく嬉しいよ!
「僕も、ジオルドのこと愛しているよ!」
熱くみつめあって、キスをした。
「僕を受け入れてくれて、ありがとう」
君と出会えて、僕はすごく幸せだよ。
◆ジオルド視点
それから。
この世界のことをいろいろ聞いた。
なんと、この世界では誰も死なないらしい。
ゲームとして作られたキャラだからだそうだ。
皆、人工知能が発達し過ぎていて自我を持っているらしい。
減らないけど、増えもしない。
つまり………子作りしても赤ちゃんはできないらしい。
なんてこった!
シルビアと赤ちゃんと俺で、幸せな未来の夢が!!
叶わないものだったなんてーーーっ!!
嘆く俺をみたシルビアが。
「僕の身と力を削れば、分身作れなくはないけど………」
我が身を削って赤ちゃん作ろうか?と言うシルビア。
え、シルビアの身を削るって………。
「シルビア、自分の身を大事にしてくれ。俺はシルビアの方が大事だから」
ということで、シルビアの案は却下した。
そうそう………俺の平民として生まれたという記憶って、シルビアが俺に植え付けた偽りの記憶なんだって。
シルビア、すごいなぁ。
流石ラスボス様。
あ、もうラスボスじゃないのか。
じゃあ………流石俺のシルビアだな!
早く結婚したいな。
………と思っていたら、その一週間後に結婚式をした。
曰く、今まではラスボスという立場のせいで、婚約者止まりだったらしい。
しかし、もうこの世界はゲームとは関係ないし、シルビアもラスボスじゃなくなった。
だから、ずっと我慢していた結婚をやっとできると、シルビアははしゃいでいる。
皆に祝われ、俺とシルビアは愛を誓った。
「シルビア、幸せか?」
「ふふふ、幸せ過ぎて夢みたい」
「俺も幸せだよ」
俺はシルビアに、優しいキスをした。
ハッピーエンド名
『幸せになった元ラスボス』
完
★
読んでくれて、ありがとうございました!
「シルビア。俺のシルビアへの愛が、このぐらいで冷めるとでも思っているのか?俺のシルビアを推す気持ちをバカにしたらダメだ。シルビア、愛しているよ」
微笑む君は、僕を抱き締めてくれた。
僕を、受け入れるってこと?
あぁ……良かった!
僕を拒絶しなかったことが、たまらなく嬉しいよ!
「僕も、ジオルドのこと愛しているよ!」
熱くみつめあって、キスをした。
「僕を受け入れてくれて、ありがとう」
君と出会えて、僕はすごく幸せだよ。
◆ジオルド視点
それから。
この世界のことをいろいろ聞いた。
なんと、この世界では誰も死なないらしい。
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なんてこった!
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嘆く俺をみたシルビアが。
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え、シルビアの身を削るって………。
「シルビア、自分の身を大事にしてくれ。俺はシルビアの方が大事だから」
ということで、シルビアの案は却下した。
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じゃあ………流石俺のシルビアだな!
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曰く、今まではラスボスという立場のせいで、婚約者止まりだったらしい。
しかし、もうこの世界はゲームとは関係ないし、シルビアもラスボスじゃなくなった。
だから、ずっと我慢していた結婚をやっとできると、シルビアははしゃいでいる。
皆に祝われ、俺とシルビアは愛を誓った。
「シルビア、幸せか?」
「ふふふ、幸せ過ぎて夢みたい」
「俺も幸せだよ」
俺はシルビアに、優しいキスをした。
ハッピーエンド名
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完
★
読んでくれて、ありがとうございました!
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