41 / 65
41◆ソーマ視点
しおりを挟む
「ナターシャさん!?」
突然倒れたナターシャさんに、僕は慌ててしまいました。
そして、複数人の知らない人たちがこちらにやってきます。
「あれ?なんでこのショタは眠らないんだ?」
不思議そうなお顔をしている一人に、他の人が「ショタだから大丈夫だろう」と言っています。
何が大丈夫なんでしょうか?
不安になっていると、僕を一人が手首を拘束するみたいに掴みました!
「何するんですか!?」
「大人しくしてたら痛いことはしないから、大人しくしてような?」
優しい口調で言われても、大人しくできる案件ではない気がします!!
そして、他の人がナターシャさんの手首を掴みました。
そして、もう一人が縄を手渡しています!?
「ナターシャさん!!」
ナターシャさんの手首を一人が縄で縛ろうとしていて、僕の頭の中で危険アラームがガンガン鳴っています!
「ナターシャさんに何をするんですか!?やめてください!!」
「はいはい、大人しくしてようね」
僕もナターシャさんも、知らない人たちに手首も足首も縄で拘束されて、口も布で塞がれてしまいました。
誘拐です!
間違いなく誘拐です!
ヘイ!ポリスメン!こっちです!!
悲しいことに、僕とナターシャさんは知らない人たちに連れ去られ、今は森の奥の小屋に閉じ込められています。
ちなみに、見張りはいません。
ナターシャさんにかけられた眠りの状態異常は、まだしばらく解けないそうです。
そして、僕は非力なショタだから見張りは必要ないだろうとのことです。
僕は、泣きたい気持ちを必死に押さえて考えました。
こんな時こそ、冷静にならねばならないのです!
深呼吸をして、考えて考えて考えて、そして思ったんです。
アイテムボックス………今こそ使う時ではないでしょうか?
僕を拘束している縄をしまうことができれば、動けるようになります。
魔法はイメージが大事だとよく本には書いてました。
僕のアイテムボックスは魔法扱いではないかもしれないですけど、細かいことは考える余裕はないのでパスします。
イメージで、縄をしまうことを強く意識します。
お願いです!
縄をしまわせてください!
すると、手足の縄が消えました。
おお!成功しました!
ちなみに、ちゃんと出せるのかも試したらちゃんと目の前に出せました。
よし、次はナターシャさんです。
縄を切る物がないので、こちらもしまうイメージをします。
しまう……ナターシャさんの縄もしまう………。
そして………ナターシャさんが消えました。
ファ!?
アイテムボックスの定番の設定は、生き物はしまえないというもののはずです。
しかし、ナターシャさんをしまえてしまいました。
何故!?
出せるのか不安になって、出すように意識したら、まだ拘束されたままのナターシャさんが出てきました。
とても謎なことではありますが、今はそれについて考える余裕はないので、余計なことはとにかく今はパスです。
ナターシャさんをアイテムボックスにしまった僕は、次に脱出について考えました。
僕は逃げ切ってみせます!
絶対にナターシャさんを守るんです!!
僕は今、震える身体をギュッと抱き締めて、使命感に燃えていました。
フルール様、僕は頑張りますよ!
突然倒れたナターシャさんに、僕は慌ててしまいました。
そして、複数人の知らない人たちがこちらにやってきます。
「あれ?なんでこのショタは眠らないんだ?」
不思議そうなお顔をしている一人に、他の人が「ショタだから大丈夫だろう」と言っています。
何が大丈夫なんでしょうか?
不安になっていると、僕を一人が手首を拘束するみたいに掴みました!
「何するんですか!?」
「大人しくしてたら痛いことはしないから、大人しくしてような?」
優しい口調で言われても、大人しくできる案件ではない気がします!!
そして、他の人がナターシャさんの手首を掴みました。
そして、もう一人が縄を手渡しています!?
「ナターシャさん!!」
ナターシャさんの手首を一人が縄で縛ろうとしていて、僕の頭の中で危険アラームがガンガン鳴っています!
「ナターシャさんに何をするんですか!?やめてください!!」
「はいはい、大人しくしてようね」
僕もナターシャさんも、知らない人たちに手首も足首も縄で拘束されて、口も布で塞がれてしまいました。
誘拐です!
間違いなく誘拐です!
ヘイ!ポリスメン!こっちです!!
悲しいことに、僕とナターシャさんは知らない人たちに連れ去られ、今は森の奥の小屋に閉じ込められています。
ちなみに、見張りはいません。
ナターシャさんにかけられた眠りの状態異常は、まだしばらく解けないそうです。
そして、僕は非力なショタだから見張りは必要ないだろうとのことです。
僕は、泣きたい気持ちを必死に押さえて考えました。
こんな時こそ、冷静にならねばならないのです!
深呼吸をして、考えて考えて考えて、そして思ったんです。
アイテムボックス………今こそ使う時ではないでしょうか?
僕を拘束している縄をしまうことができれば、動けるようになります。
魔法はイメージが大事だとよく本には書いてました。
僕のアイテムボックスは魔法扱いではないかもしれないですけど、細かいことは考える余裕はないのでパスします。
イメージで、縄をしまうことを強く意識します。
お願いです!
縄をしまわせてください!
すると、手足の縄が消えました。
おお!成功しました!
ちなみに、ちゃんと出せるのかも試したらちゃんと目の前に出せました。
よし、次はナターシャさんです。
縄を切る物がないので、こちらもしまうイメージをします。
しまう……ナターシャさんの縄もしまう………。
そして………ナターシャさんが消えました。
ファ!?
アイテムボックスの定番の設定は、生き物はしまえないというもののはずです。
しかし、ナターシャさんをしまえてしまいました。
何故!?
出せるのか不安になって、出すように意識したら、まだ拘束されたままのナターシャさんが出てきました。
とても謎なことではありますが、今はそれについて考える余裕はないので、余計なことはとにかく今はパスです。
ナターシャさんをアイテムボックスにしまった僕は、次に脱出について考えました。
僕は逃げ切ってみせます!
絶対にナターシャさんを守るんです!!
僕は今、震える身体をギュッと抱き締めて、使命感に燃えていました。
フルール様、僕は頑張りますよ!
1
あなたにおすすめの小説
運悪く放課後に屯してる不良たちと一緒に転移に巻き込まれた俺、到底馴染めそうにないのでソロで無双する事に決めました。~なのに何故かついて来る…
こまの ととと
BL
『申し訳ございませんが、皆様には今からこちらへと来て頂きます。強制となってしまった事、改めて非礼申し上げます』
ある日、教室中に響いた声だ。
……この言い方には語弊があった。
正確には、頭の中に響いた声だ。何故なら、耳から聞こえて来た感覚は無く、直接頭を揺らされたという感覚に襲われたからだ。
テレパシーというものが実際にあったなら、確かにこういうものなのかも知れない。
問題はいくつかあるが、最大の問題は……俺はただその教室近くの廊下を歩いていただけという事だ。
*当作品はカクヨム様でも掲載しております。
【完結】異世界転移で落ちて来たイケメンからいきなり嫁認定された件
りゆき
BL
俺の部屋の天井から降って来た超絶美形の男。
そいつはいきなり俺の唇を奪った。
その男いわく俺は『運命の相手』なのだと。
いや、意味分からんわ!!
どうやら異世界からやって来たイケメン。
元の世界に戻るには運命の相手と結ばれないといけないらしい。
そんなこと俺には関係ねー!!と、思っていたのに…
平凡サラリーマンだった俺の人生、異世界人への嫁入りに!?
そんなことある!?俺は男ですが!?
イケメンたちとのわちゃわちゃに巻き込まれ、愛やら嫉妬やら友情やら…平凡生活からの一転!?
スパダリ超絶美形×平凡サラリーマンとの嫁入りラブコメ!!
メインの二人以外に、
・腹黒×俺様
・ワンコ×ツンデレインテリ眼鏡
が登場予定。
※R18シーンに印は入れていないのでお気をつけください。
※前半は日本舞台、後半は異世界が舞台になります。
※こちらの作品はムーンライトノベルズにも掲載中。
※完結保証。
※ムーンさん用に一話あたりの文字数が多いため分割して掲載。
初日のみ4話、毎日6話更新します。
本編56話×分割2話+おまけの1話、合計113話。
美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました
SEKISUI
BL
ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた
見た目は勝ち組
中身は社畜
斜めな思考の持ち主
なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う
そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される
獣のような男が入浴しているところに落っこちた結果
ひづき
BL
異界に落ちたら、獣のような男が入浴しているところだった。
そのまま美味しく頂かれて、流されるまま愛でられる。
2023/04/06 後日談追加
獣人の子供が現代社会人の俺の部屋に迷い込んできました。
えっしゃー(エミリオ猫)
BL
突然、ひとり暮らしの俺(会社員)の部屋に、獣人の子供が現れた!
どっから来た?!異世界転移?!仕方ないので面倒を見る、連休中の俺。
そしたら、なぜか俺の事をママだとっ?!
いやいや女じゃないから!え?女って何って、お前、男しか居ない世界の子供なの?!
会社員男性と、異世界獣人のお話。
※6話で完結します。さくっと読めます。
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる