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4◆ジェノ視点
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「アイルが教科書とノートをボロボロにされて捨てられた日のその時間、全部僕は誰かと一緒にいた。先生だったり、同級生だったり、上級生や下級生の知り合いだったり、用事で家にいる時すらあった。一緒にいた人も、周りにいた人も、僕がいたと証言しているよ」
僕の従者のリンが、分厚い紙の束を持ってくる。
その内の一束を僕は手に取った。
証言してくれた人をまとめた物だよ。
「次は、鞄を燃やしたってやつね」
鞄を燃やしたのはアイルだ。
隠密にみられていて、最初の一回で男爵にバレた。
アイルは、僕がやったと男爵にも周りにも言っていたが、男爵はアイルがしたと知っていたからアイルを叱った。
男爵は、アイルが自力で改心しなかったことに傷つき、さらに傷ついた。
アイルが、叱られても周りには僕が鞄を燃やしたと言いふらしていたから。
叱ってもアイルが改心しなかった。
燃やした鞄の代わりに、安物の袋をアイルには使わせていた。
ちゃんとアイルが改心すれば、新しい鞄を一度だけ買うつもりだったらしい。
なのに、アイルは改心しないから安物の袋のままだ。
「鞄を燃やしたって言う日のその時間、僕は城にいたんだよ。父上に仕事のお手伝いを頼まれていてね。その時に、父上と、父上の仕事の同僚たちと、廊下でたまたま陛下にも会っている。皆が僕がいたと証言してくれたよ」
リンから、紙の一束を受けとる。
証言してくれた人をまとめた物だ。
僕の従者のリンが、分厚い紙の束を持ってくる。
その内の一束を僕は手に取った。
証言してくれた人をまとめた物だよ。
「次は、鞄を燃やしたってやつね」
鞄を燃やしたのはアイルだ。
隠密にみられていて、最初の一回で男爵にバレた。
アイルは、僕がやったと男爵にも周りにも言っていたが、男爵はアイルがしたと知っていたからアイルを叱った。
男爵は、アイルが自力で改心しなかったことに傷つき、さらに傷ついた。
アイルが、叱られても周りには僕が鞄を燃やしたと言いふらしていたから。
叱ってもアイルが改心しなかった。
燃やした鞄の代わりに、安物の袋をアイルには使わせていた。
ちゃんとアイルが改心すれば、新しい鞄を一度だけ買うつもりだったらしい。
なのに、アイルは改心しないから安物の袋のままだ。
「鞄を燃やしたって言う日のその時間、僕は城にいたんだよ。父上に仕事のお手伝いを頼まれていてね。その時に、父上と、父上の仕事の同僚たちと、廊下でたまたま陛下にも会っている。皆が僕がいたと証言してくれたよ」
リンから、紙の一束を受けとる。
証言してくれた人をまとめた物だ。
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