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4日目(夜)
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しおりを挟む「あ…気持ちいな…は…そういや、言わへんかったけどマエダな、アイツ、お前が雑誌の取材受けた後、店に来てんで、『シューカいてますか?』て、」
「え、知ら、へンっ…ッ♡あ、顔も忘れた、」
「お前休み、やったから…会えへんかってんな、ん♡あー気持ちい………自動車メーカーで整備してるらしいわ……アイツな、元カレ面しよって、腹立つ…ちょっとやろ?付き合うたんは、」
「さ、んかげつッ…くら、い、」
高3の6月から9月まで、若い彼は夏をリア充として過ごしたいために秋花に告白したらしい。そして初体験、夏が終わるとサヨナラ、ダメ押しの「もっと女らしくしろよ」で部活卒業と共に断絶である。
「みじかッ…しやのに『ヤッたった』感出しよって…『あんなキレイになるなら別れなきゃ良かった』とかなんとかッ…舐め腐ったこと言いよるッ!は、アイツ…何べんシた?ようけシたか?」
「お、憶えてへんッ…あぁあ♡ほんま、に、あ、た、ぶんッ…5回、くら、イっ♡」
「は、すぐ追い越せんなぁ、シューカ、んッ♡マジ、あ~~、ええな、可愛い♡しゅうかッ♡」
揺れる頭を抱いて額を合わせて、車崎は広く大きな背中を丸めて秋花に己を打ち付ける。
「シューカ、キス、」
「嫌やて、」
「黙れ、お前の味やぞ、ん♡」
塩っぱいような苦いような、でももはやそれは車崎の唾液の味で、強いて言うなら最後に食べた牛肉バーガーの香味の効いたタレの味であった。
「恥ずい、かラっ♡や、しん、たろぉッざ、んッ♡」
「シューカ、ここ、何かあんねん、ポルチオ?な、ハマって…輪っかで、ち◯ぽ扱いてるみたいやッ♡あ、奥突きたいわ、バック、バックにしよ、」
引き抜いて強引に体を回させて、尻を高々と上げさせれば獣の体勢になって秋花は昼間のテーマパークを思い出す。牧羊犬が盛りが付いていたのかやたら息が荒く、雄犬だったので飼育員の膝に纏わりついて仕事を放棄していた。今まさにあの犬のように、盛っている男は自分にアレを挿すのか。
秋花は背後の車崎に雄犬を重ねて、理性を捨てた自分もまた獣と同じだと恥ずかしく思う。
「シューカ、他のこと考えてへん?」
「え、ぜんぜ、んンっ♡ッ……あ、あ!」
車崎は気が逸れた隙に凶暴にソレを膣口へ当て、秋花の腰を持ってずぷりと挿した。
「お♡ええな、シューカ♡支配感♡」
「ひッ♡ぅわぁ、あ、ア、じん、だ、ろッ♡ざ、あがンっ♡こすれッ、へんなッ♡」
「バックは?アイツとシた?」
「んなの、憶えてへんッ…っヒぃ、ふ、あ、」
顔も朧げなのにセックスの体位も感触も憶えている筈がない。憶えていたとしてもそれは今この瞬間より勝る快感ではなかったはずだ。
「最高やな、ん、キレイや、背中、は♡尻もッ…俺のは?シューカ、俺のち◯ぽ、どうやッ」
「どう、ッて…ア♡かた、イ、」
「ん、大きさは?あ?」
「フあッ♡っ…分かれ、へんッ♡」
「アイツと、比べて、どやのッ♡」
「憶えてへんッて…ぁんッ♡ふ、ギっ…あ、アカンっ…あ、おかしッ、なるッ♡そこ、あ、おねが、抜い…あかんッ♡ひン…」
ごりっと奥に当たる感触、正常位でも感じた不思議な快感ポイント、有り難いのはソコを責めることで双方が気持ち良くなっているということ。
「言いな、な、ええの、あかんの、シューカ?」
「え、えッ♡気持ち、い、」
可愛くて大切なのにいたぶる様なこの扱い、この人はプロの女性たちからこんな抱き方を学んだのだろうか。秋花は少し切なく、それでも名前を呼ばれるときゅうと胎と胸が締め付けられる。
「なんやて?あ?」
「ッきもぢ、い!っっ…じんだろざッ…ず、ぎィ、」
「ひゃは…嬉し、俺も好き、ん、締まってる…シューカ、しゅう、か♡」
ぱたぱたと汗が散って背中に水気を感じる。この人は私のために奮っている、尽くしてくれている、想えば想うほどに車崎を呑み込むように体が彼を離さない。
「あ、キッツ、ん、イく、シューカ、ええ?イくよ、」
「イっで、しん、たろさ、」
「ん、あ、あッ♡しゅーかっ!しゅう、か」
最後もやはり愛しの女の名前を叫んで、しかし寸前にサッと抜いて
「………あ、あ、ん…………ん、ん、あー…ふー…ん、ん、」
と秋花の背中に腹を付けて車崎は果てた。
「は…抜い、たん…?」
「ん…万全を…な……ふー、」
「それ…プロの人にもしてん?熟れてんな…」
「いや、妊娠したらアカンから…ちょっとでも可能性を…あの、」
突発的な情事で秋花の子細な体調も把握していない。万全には万全を、しかし抱きたいので最低限で最大限の配慮をしたのだ。
我慢するという選択肢が無かったのかと言われると非常に痛い…しかしもちろん同意の上だし秋花も望んでいただろうし、とはいえ賢者の気分になった車崎はあたふたと言い訳を並べた。
「ふっ…ジョーダンです…安心しました…うん…ねぇ、プロの人もこんな意地悪な抱き方してんすか?」
「もぉやめよ」
「こない、お姉さんの名前呼んだりしてんすか?」
「進行形で言わんとって。もう行かへんから……名前かてお前やから呼んでん……当たり前やん」
ちなみに、彼は固定の嬢にばかり頼むとその子を好きになってしまうという純な理由から、同じ店でも毎回違う子を指名している。更に車崎は紳士なので、指名を固定しないことで売上げを分散させてあげるという妙な気遣いでもあった。
「へぇ、そう…」
「ん……生え際、黒くなってんな」
「ええ…そろそろ…脱色はやめよかな…」
ころんと並んで横になって、指で前髪を持ち上げられると反射的に秋花は目を閉じて、ぴくぴくとまつ毛が揺れる。
「茶髪…とか?」
「んー…そうですね…全体をちょっとずつ暗く…やっぱ黒髪に戻す感じで」
「そうか…何色でも可愛いな」
「ふふッ…言うと思った」
何をしたって何を着たって、この人は自分のことを可愛いと褒めてくれる。
照れはまだ消えないし慣れないが、秋花はお決まりのフレーズに安心して深く息を吸った。
「なぁ、さっき、イきそうやった?」
「んー?イったことあれへんから分かんないっす」
「そうかぁ…何回か試そうな、うん…」
「はぁ………あ、今日?」
汗を噴いた顔が再び秋花の顔に影を落とし、腹には冷たい男根がぴとと当たる。
「まだ…帰りたない…どうする?泊まる?それかシューカん家で寝る?」
「あ……ここでもええっすけど…明日の支度とかは?」
「車にツナギはスペア置いてる…お前の化粧くらいや、準備すんのは」
「ん…したら…もう1回…シて……うちで…寝ましょうか…」
こんな寝心地の良いベッドだと最悪寝過ごして遅刻してしまう。
職場に近い自宅なら寝坊してもまだ間に合う余地があるのだ。
「いっぺんで済むやろか」
「え、あ、に、にへんでも…ええっすよ…あの、」
「ん、冗談。いっぺんシて、残りはシューカん家でな、ん♡」
「あ、あ♡♡」
時刻はまだ20時にもなっていない、腹は鳴るし汗だくで汚れているし、それでも風呂も挟まずに車崎は2回戦目に突入した。
「お前、化粧崩れへんのな、凄い」
「汗でも落ちひん、あッ♡仕事がラっ、アふ♡」
「ん、涙ならどやろな、ん?むずい、な、コレ、ココ、やねんけど、な、」
「ひン♡なに、あ、ッく、あ♡あ?」
「中イキ、させたげたいやん♡クリイキでもええけどさ、ん♡シューカ、気持ちい?」
やはり中をごりごりと抉っては彼女を悲痛に鳴かせ、
「っハ、いィ……ぎもぢ、い、れす、」
と切れ切れの感想を引き出せば男は満足そうに
「俺も♡」
と破顔う。
結局、そう簡単に秋花を昇天させることはできず…車崎は心境を逆撫でするような賑やかな電飾に照らされながら彼女の自宅まで戻った。
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