気まぐれに愛して、気がつけば恋しくて・2

茜琉ぴーたん

文字の大きさ
7 / 7

6(最終話)

しおりを挟む

 気まぐれに始まったただれた関係、セックスから恋愛への発展はまずまずの進捗しんちょく具合である。
「ミサ…次…いつにする?」
「んー…あ、生理予測アプリ、共有してみる?」
「なにそれ………へぇ………便利だな…」
 数ヶ月先まで予測されるミサのバイオリズム、この利器により二人の性生活がより豊かになったことは言うまでもない。
「この辺りにする?ズレたらまた教えるから」
「ん…休み希望取るわ……ミサ、ん……勃ってきた」
「乳首触っただけで?ふふ♡ん、いいよ、挿れて♡」
 知り尽くしているのはお互いの身体のみ、セックス以外の日常生活の相性は如何に。しかしながら疑いもなく体を預けられる信頼感は確かに両者の間にある。

「同棲とかッ…したら…喧嘩ばっかり、しそうだな、俺ら、」
「ぶつかり合えば…いいんじゃ、ない?あ♡」
「物理的に、じゃねぇよッ、あ、ミサ、気持ちいい」
「私も♡ハ、ぅあ♡あ、あ♡」

 近い将来この二人は共に暮らすようになるのだが、その動機はまだ当然「セックスがしたいから」なのであった。



おしまい
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

お父さんのお嫁さんに私はなる

色部耀
恋愛
お父さんのお嫁さんになるという約束……。私は今夜それを叶える――。

熟女教師に何度も迫られて…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
二度と味わえない体験をした実話中心のショート・ショート集です

妻の遺品を整理していたら

家紋武範
恋愛
妻の遺品整理。 片づけていくとそこには彼女の名前が記入済みの離婚届があった。

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

清掃員と僕の密やかな情状

MisakiNonagase
恋愛
都心のオフィスビルで働く会社員の26歳・高城蓮(たかぎれん)。彼の無機質な日常に唯一の彩りを与えていたのは、夕方から現れる70歳の清掃員・山科和子だった。 青い作業服に身を包み、黙々と床を磨く彼女を、蓮は「気さくなおばあちゃん」だと思っていた。あの日、立ち飲み屋で私服姿の彼女と再会するまでは――。 肉じゃがの甘い湯気、溶けゆく氷の音、そして重ねた肌の温もり。 44歳の年齢差を超え、孤独を分かち合った二人が辿り着いた「愛の形」とは。これは、一人の青年が境界線の向こう側で教わった、残酷なまでに美しい人生の記録。

処理中です...