6 / 7
5
しおりを挟む「⁉︎おい、なんだ?それ…やめ、おい!」
「案外興奮してない?おちんちん勃ってるんだけど」
確かに乳頭を刺された痛みと貫かれる恐怖とは裏腹にペニスは増大し、寄り添うミサの茂みと割れ目にピッタリとはまってピクピク疼いている。
「先に挿れよっか、萎えちゃうと可哀想」
ミサは腰を浮かせていきり立ったペニスへと着陸する…ずぷずぷと日野は呑み込まれていった。
「ゔぁ♡あー、あ、ミサ…あ♡あ…きもぢい…あ、痛…」
ミサは騎乗位でぐりぐりと結合部に刺激を与えながら、日野の乳首を刺すのも止めない。
「ん…一瞬でちゅよぉ、可愛いおっぱいにしてあげまちゅからねぇ、ふふ♡」
「馬鹿…やめろッ…あ♡お前ッ…は…もし本当に開けてみろ……二度と…会わねぇからな…あ、んあッ♡こンの痴女がッ…おァ…♡」
「それも…いいかもね、もともと…ワンナイトな…仲だしぃ…ん♡」
耳に聞こえるのはちゅぷちゅぷと水気が付いて離れてする音、ペニスを美味そうに喰むミサの喘ぎ声と軋むベッドの音。
「おいッ…ミサッあ♡針…離せっ…俺はこういうのは趣味じゃねぇんだッ…あ♡頼む、ミサっ…ケツの穴までだ、痛ぇのは無理…みッ…あ、イく、なぁ、ミサっ…おい、聞いてん…ミサ!」
「成昭さん、私のこと好き?」
「は、好きだよ、んじゃなきゃッ…こんなことされて悠長に喋ってられるかよッ…恐ぇのにギンギンなんだよ…分かるだロっ…あー、もう、は、恐えぇ、」
乳頭はチクリチクリと痛みが続き、いよいよ貫かれそうなのにミサによる振動で針が逃げては当て直しを繰り返す。
「嬉しい…♡私のこと…支配してくれる?」
「はァ…?なに…」
ミサは日野のアイマスクを外す、開けた視界には艶かしい女がにんまりと微笑っていた。その手元にはミサがさっきまで着けていたスタッドピアス、ピアッサーではなくそれで乳頭を突いているだけだったのだ。
「ごめんね、成昭さん驚かせて…」
「なに…ァ…♡…ん…?」
ミサは日野の手錠を外して自由にし、その手にプラスチックのピアッサーを握らせる。
「新しい穴、開けて?」
「は……傷は付けねぇって、責任負えねぇよ…」
「じゃあやっぱり私が成昭さんに開けようか?」
ミサが男の手の中のピアッサーに触ろうとすれば、日野は手を振り上げて頭の下へと逃した。
「だから無理だって…ぉあ♡は…みッ…ざぁ…あ、」
「ね、開けて、繋がってたいの…お願い」
懇願しながら脅迫するミサの顔は真剣そのもので、下はきゅうきゅうと力を入れて日野を絞り上げていく。
「できねぇって…あっ…痕が残るのはッ…ア、あー…」
「乳首でもいいよ、好きなとこに開けてよ」
「馬鹿かッ…穴ぼこ趣味はねぇんだよ…大体お前、さっきは嫌がってたじゃねぇかッ」
そもそもだが、日野はピアス穴を開けた女性はタイプではない。見た目に痛そうだし、わざわざ体に穴を開けるという気がしれないのだ。
「血に耐性が無いって分かったら困らせたくなっちゃって……その嫌がってる顔がいいの、ね、もっと困って、成昭さん♡ミサに…傷付けて?」
「歪んでんなッ…あ、くそッ…きもちイ…は♡」
「じゃあ、刺す系のSMしてる人にシてもらうから後で見てくれる?」
「何の意味があんだよッ…んな危ねぇことさせられるかッ!ミサ、あー、先にイきてぇ、あ、」
さらっと所有権を表して日野は悩ましげに腰を捩る。
「ここ、パチンってしてくれるだけでいいの、ね、成昭さん♡ミサに…穴開けて♡」
「は…こえぇ……あ…♡ッあ…ズレたら…」
「端でもいいよ、シて、ね、」
「うあ……痛えぞ、なぁ…」
「知ってるよ、頑張って、」
「あ……イくぞ、はァ……ぐっ…!!」
痛みを求め狂気を帯びたミサの眼差しに煽られ、日野は決死の覚悟でピアッサーのトリガーを握って力を入れた。
「イっ…た……もー…成昭さん…」
「カチッ」と音がして終わったと思い日野は手を離したが、ピアッサーはそのままミサの耳たぶから宙ぶらりん、僅かに刺さっただけで貫通していない。
「は…開いてねぇの…?無理だ、ミサっ…俺…あ、」
ミサはすっかり力が抜けた男の手を持ち上げ再度ピアッサーを握らせ、
「ためらい傷は一番痛いんだから…男見せて、ね、」
と蕩けるような声を吐いて舌舐めずりをする。
「うわ、ミサ、やめ、」
そしてピストルの引き金を弾くようにミサは日野の手を上から握り、力を入れてバチン!と押し切った。
「んッ♡」
耳たぶから下半身へ衝撃と興奮は伝播しミサはソコをぎゅうと締め上げ、女体に穴を開けたショックと僅かな爽快感、そして物理的な圧力により日野は達する。
「うあッ!あ、あ!♡♡♡~~!!……あ、信じ、らんねぇ……は…こんなんで…イっちまった…」
「ふふッ♡…わ…いっぱい出たね…どぉ?女に穴開ける気持ち…」
「は……痛く、ねぇか…?」
手を開けばピアッサーは離れてシーツに落ち、ミサの耳には鈍い色のチタンのスタッドピアスが光っていた。
「大丈夫だよ、血も出てないでしょ?成昭さんが開けた穴だよ、貫通だよ♡」
「何言ってんだ…お前…どんどん増やすつもりじゃねぇだろうな…俺、ピアス開けた女って好きじゃねぇんだよ…」
「えぇ、そうなの?早く言ってよぉ…ふふ♡」
話しながらもミサはご満悦のようで、手鏡で具合を確認して慈しむようにそこを撫でる。
「お前…自傷癖とかじゃねぇだろうな?…マジで相手できねぇぞ」
「無いよ、嫌なら外すし…あ、成昭さんがピアス選んでくれたらそれずっと着けるよ」
「だから、ピアスした女が好きじゃねぇんだよ……ん…ミサ…んー…」
覆いかぶさってきたミサに口付けをして、顔を回して新しく付いた傷を確認、日野は首を伸ばしてピアスごと痛む耳たぶを喰んだ。
「ん♡いたい、しみる、」
「そうだろ……辞めちまえ…」
「化膿したら責任とってね?」
「引っこ抜けよ!馬鹿」
もちもちとした食感の間には僅かに鉄の味がした、日野は口を離しベッドへ頭を降ろし手で舌を拭う。
「ん…消毒液持ってるから…塗っとく」
「最初からそうしろよ……お前、訳わかんねぇな…そもそもがSじゃねぇだろ…一貫性がねぇっていうか…」
「本当はMになりたいのかも」
「Mの奴が平気で男のケツ掘るわけねぇだろ……そろそろ眼鏡返せよ」
痛みが欲しい、支配されたい、支配したい、痛みを与えたい、一貫性が無いのは日野にも言えることなのだが、ミサは敢えて言及はしなかった。
「(自分だって平気で掘られてる癖にね)」
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
清掃員と僕の密やかな情状
MisakiNonagase
恋愛
都心のオフィスビルで働く会社員の26歳・高城蓮(たかぎれん)。彼の無機質な日常に唯一の彩りを与えていたのは、夕方から現れる70歳の清掃員・山科和子だった。
青い作業服に身を包み、黙々と床を磨く彼女を、蓮は「気さくなおばあちゃん」だと思っていた。あの日、立ち飲み屋で私服姿の彼女と再会するまでは――。
肉じゃがの甘い湯気、溶けゆく氷の音、そして重ねた肌の温もり。
44歳の年齢差を超え、孤独を分かち合った二人が辿り着いた「愛の形」とは。これは、一人の青年が境界線の向こう側で教わった、残酷なまでに美しい人生の記録。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる