胸に手を置かれたら、朋也くんのことしか考えられないじゃん。ー無気力系後輩がグイグイ来るのは想定外でしたー

4…胸が高鳴る

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「なに、」

「…いえ…キレイすよ、可愛いです」

「何がだよぅ、笑わないで、小さいって言ってるじゃん、」

「だから、可愛いって言ってるんですよ」

　至近距離でそう囁いて、口付けて。

　その唇が、次は私の胸元へと降りて行く。

「え、」

「なるほど…まぁ小さいですよね、相対的に」

さらり酷いことを言い、私の反論を待たずに先端を味見する。

「ひあッ」

「……柔らかい…ほら、ぷにぷに」

「わか、った、」

「これまで確認した中で一番小さいですよ、それは確か。でもそれが何なんですかね…好きになった美紀さんの胸だから、可愛くてキレイだと思いますよ」

「あ、りがと、ア、噛、まらいれぇ」

　ふにふにと片手で揉んで、片方は齧って。

　仰向けだから更に肉が流れて残念なのに、朋也くんはそれを貪むさぼる。

　観察して、味わって、触感を確認して、やっぱり味わって。

　舌が絡むのにくすぐったくなくて、唾液の音がしてるのに下品じゃない。

　愛でられてる、そう感じる。


「ぷは…美紀さん、マジで…１回、先に抱いて良いすか」

　余裕の無さそうな顔が、セクシーで堪らない。

　無気力とか言ってたけど間違ってた、彼はこんなにも生気と精力に満ち溢れてる。

「い、良いよ」

「シャワーはその後で…１回じゃ済まないんで」

「…わ、若いね…」


　「歳は関係無いっすよ」、そう言って朋也くんは丸裸になる。

　着痩せするのか、脱げば細いと言うより厚みのある体だと思った。

「（おちんちんだ、わー！）」

「…気になります？大きさ、確認しときますか」

「わ、かんないよ、そんなの！」

「…また後で聞きますね」

「分かんないって…」