海の彼方のトティアス 〜船員さん、異世界へゆく。海に沈んだ世界で絆を育み生き抜く、普通の男の物語~

万年ぼんく

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第二章

第八八話 情熱? 温度差を感じます

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「よし。クリス。この辺で一区切りつけよう」
「はい……。楼の中に部屋を……。これは何のために……?」

 船楼の補強工事が終わり、楼内の一部を区画分けして壁と内扉を拵えたところで、お茶休憩のため厨房へ向かう。

「あれは脱衣所だ。日本の風呂は全裸で入る。プライバシーを守るために各所に壁と扉を設ける。……絶対に覗こうとするヤツがいるからな」
「全裸っ……! ホヅミさまの全裸……ぐへぇ……」

(最近のクリスはこうなる頻度が多い気がします)

 食堂から言い争う声が聞こえてきた。クリスがシュッと背中に隠れる。こういう所は相変わらずだ。

「絶対に! ダメだ!」
「一度寄港するだけだぁ。揚げ荷を済ませて、また戻ればいいだろぉ?」
「オレは、ナニがなんでも、クジラのナニを得るまでは陸には寄せん!」
「若手が病んでんだぁ。どうも、ナニがアレらしい……。早く上陸させてやりてぇ」
「ナ、ナニ? ナニがアレなのか? つまり、ナニが……。そうか……ナニが、その、気の毒にな……」

 ビクトリアとジョジョが向かい合って、ナニナニと連呼していた。

 ビクトリアの後ろには女性陣。ジョジョの後方には何人かの若手乗組員たちが控えている。

 穂積もおおよその事情は知っている。

 捕鯨会議から暫くは、いつもの如く乗組員から嫉妬をぶつけられていた。

 毎晩、ゼクシィが奉仕しているらしいと知った若手から反感を買い、EDをネタにされることもしばしばだった。

 しかし、日が経つにつれて、穂積に対するEDイジリは沈静化していき、代わりに船内の雰囲気が暗くなっていった。

 どうやら、何人かの若手がEDを発症したらしい。自分ではどうすることも出来ず、仕事にも身が入らなくなったという。

「オプシーなら遊郭もあるし、馴染みを囲ってるヤツもいるんだぁ。なんとかならんかぁ?」
「ふ~むぅ……。ん~……。少し待て……。あ~。その辺に座って待ってろ。チェスカ。茶を出してやれ。リンゴはいるか? ん? ミカンの方がいいか? チェスカ。どっちも人数分出してやれ」

 ビクトリアが真剣に悩み始めた。本気で心配していることが窺える。そして、ED男子にとても優しい。

「ちょっとだけ待ってろ。なぁに、すぐ戻るからな」

 女性陣を集めて厨房に入ってくる。

 EDについては、積極的に他者の意見を聞く姿勢が出来ているようで、自ら車座を作りED対策本部を立ち上げた。いつの間にかクリスも本部入りしている。

「さて、どうする?」
「「「どうでもいい」」」
「そ、そう言ってやるな。誰にでも起こり得ることだ……」
「放っておけばいいのよ」
「ロブは平気だし、他はどうでも」
「「「キンタマを手に入れる。それだけ……」」」

 キンタマ女子に慈悲は無いのだ。しかし、同じキンタマ女子でありながら、ビクトリアだけは違った。

「男性の性の悩みは難しい。非常にデリケートな問題だ。それに、アイツらが沈んでいては、キンタマ狩りにも支障が出る」
「「「それは困る」」」
「ダメよリア姉。キンタマを食べてもらうまでは入港できないかしら」
「もちろんだ。オプシーには行かない。だが『モグラ』まで混じってるんだぞ? 作戦の要だ」
「「「それは……」」」
「なんとかできんか?」

 七人のキンタマ女子が唸っている。中には忌々しそうに舌打ちしている者もいて、ビクトリアが「コラっ!」と注意していた。

「「「使えねーな。アイツら」」」
「コラぁ~……! 聞こえたらどうする……! デリケートなんだぞぅ……!」

 ビクトリアはEDを患った男性に対して、過剰に気を使うようになっていた。

(ビクトリア。ごめんね……はぁ)

 穂積は自分のお茶を持って食堂に入ると、ED男子の集まりに合流した。

 悲しげな瞳が交錯する。

「「「ホヅミ。ごめんな……」」」
「いいさ……」

 EDは茶をすする。


**********


 話がまとまったのか、女性陣が厨房から出てきた。皆一様に苦々しい表情を浮かべている。

 ビクトリアは苦しそうに微笑むと、ED男子に向かって優しく語りかけた。

「お前さんたち。今は辛いかもしれんが我慢してくれ」
「「「はい…………。はぁ~」」」
「お前さんらには、し、真実を話しておこうと思う。心して聞け!」
「「「はぁ……?」」」
「ク、クジラの……、くっ! し、新鮮なぁ、生のぉ~、キ、キ、キ…………」
「「「き……?」」」
「キンタマは! すごいらしいっ!」
「「「――っ」」」

 興味なさげだったED男子が一斉にビクトリアを見た。少し、瞳に希望がチラついている。

 キンタマを独占したい女性陣にとっては苦渋の決断。妥協の末の情報公開だった。

「せ、船長。それは、つまり……」
「クジラ狩りの、真の目的は……」
「その通りだ。我らはクジラを狩り、キンタマを手に入れ、EDを克服するのだぁ~!」
「「「せ、船長――っ!」」」
「しかもだ! クジラというドデカい宝の山を引っさげての入港だぞ! 港の女どもはお前さんらを見てどう思う? んん?」
「「「お、おおおおお――っ!」」」

 桟橋に並んで手を振る女の子たちの姿が浮かび、ED男子の脳内に黄色い歓声が響く。

「貨物船が一隻でクジラを曳航して入港するんだ! 目立つぞ~! 空前の好景気の火付け役だ! お前さんらはそれになる! もちろん、給金に危険手当をガッポリ上乗せして町に送り出してやろう! ――どうだっ!?」
「「「うぉおおおおおおおおお――っ!!」」」

 クジラを引っさげ入港すれば、ほとんど英雄。

 クジラの儲けがとんでもないのは周知の事実。その一部は自分の懐中に入る。

 クジラ肉を手土産に、飲み屋の酒を飲み尽くすも良し。遊女をたくさん侍らせて、朝まで豪遊するも良し。素人をナンパして、恋人をゲットするも良し。

 クジラ狩りの武勇伝があれば、どんな女もイチコロに違いない。そして、クジラのキンタマさえあれば、ナニも復活できるに違いないのだ。

「お前らはなんだ!?」
「「「クジラ漁師ですっ!」」」
「本船はなんだ!?」
「「「捕鯨船ですっ!」」」
「クジラを見つけたらどうする!?」
「「「キンタマむしり取るぅ!」」」

 ED男子は一時的に復活した。

(そんなことで治るなら、EDなんて病気は無い……)

 穂積は冷めたお茶を啜りながら、そう状態に入り、歓声を上げている男たちを黙って眺めつつ思う。

(クジラがメスだったら、彼らはどうなるんだろうな……)

 とてもではないが、指摘できる雰囲気ではなかったので、そっとしておくことにした。


**********


「うん。やはりAか」
「はい……。B素材は漏れてます……。この中では一番、強度を保てたので期待しましたが……」
「Cは……熱に弱いのか……」
「変形しちゃってます……。漏れてはないですが……」

 実験の結果から各素材の性質は大まかに把握できた。まだ、試作段階だが今後の発展に期待が持てる。

「それじゃあ、上甲板に掛かろう。まずは船外への排水溝だ」
「真水を捨てちゃうんですね……。勿体ない……です……」
「皮脂汚れなど様々な不純物を含んだ水と、ただの海水なら、どっちが楽に精製できる?」
「海水です……。なるほど……」
「塩結晶の増産で真水が余ってる。でも、みんな節水の癖が付いてるから……」
「わかりました……。木甲板を凹ませる感じですか……?」
「そうだな。手摺りに合わせて壁を立ち上げるから、四方をぐるっと凹ませる。オモテからトモに向かって傾斜を付けてくれ。既存のスカッパーを排水口として流用するから、そこが一番深くなるように頼む」
「了解です……! すっごい広いお風呂ですね……!」
「全面を風呂にはしないけどな。掃除と甲板流しを考えておかないと」

 木甲板の厚みを考慮して四方を凹ませ、排水溝を掘り進めていく。精製が速い。あっという間にできてしまった。

 試しに海水を流してみる。トリムやヒールで多少は変わるだろうが、スムーズに流れているようだ。

「素晴らしい! 完璧だな!」
「えへへ……。ホヅミさま……! 次、いきましょう……!」

 クリスはやる気満々だ。お風呂が楽しみで仕方がないのだろう。自分が下船しても管理できるものにしなければならない。

「クリス。ちょっと試してみたい。この木甲板をすべてE素材に変えた上で、表面だけをA素材でコーティングできるか?」
「こぉてぃんぐ……ですか……?」

 メモ帳に図を描き、クリスに見せながら説明する。

「木甲板の断面図だ。最終的に母材はE素材。上表面の……そうだなぁ、椰子擦りで削られることを考慮して……厚さ10mmの部分だけA素材にして結合させる。こんな感じだ」
「なるほどっ……! これなら強度と耐水性を両立できます……! さすがは、ホヅミさまです……! 天才……!」
「いや、俺は知ってるだけ。ホントに天才なのは、すぐに理解するクリスの方……」
「いきます……!」

(聞いちゃいない……。楽しそうだぁ)

 クリスは知的好奇心が強い。新たな気付きを得ると、興奮して突っ走ることがまれにある。

 上甲板全面が真紅に光って組成が変化していく。元々ある木甲板の継ぎ目もしっかり結合させ、排水溝も含めて全面A素材でコーティングされた。見た目は大理石のタイルのようだ。

「お~っ! すごいな! なんかピカピカしてる!」
「ちょっと手が足りない部分がありました……。コーティングの厚みが薄くてムラがあります……」
「十分だよ。さすがはクリスだ。Aは普通の木甲板より硬いから、そう簡単に擦り減らないはずだしな」
「ボクが下船したら補修出来ません……。残念……」
「へ? 下船?」
「ボクは絶対……! ホヅミさまと一緒に……!」

 クリスの決意は固いようだが、穂積には養う甲斐性が無いし、人攫いから守る力も無い。下手するとまた売られてしまう。

 そう言って、少し脅しを含ませて説得してみたが、

「そんな人は……噛みちぎってやります……。気持ち悪いけど……」
「ヒュンとした!」
「ホヅミさまのは別です……。心を込めて……えへへぇ……」
「……愛されてて嬉しいけどね。俺はEDだから……はぁ」
「ホヅミさま~……!」

 続いて、船首側と両舷の端に壁を立ち上げ、天蓋を設ける。これには上甲板の手摺りも資材として利用することにした。つまり、上甲板のすべてが浴場となるため、壁の外側に手摺りは不要。既存の外階段は撤去する。

「階段は無くしちゃう……?」
「脱衣所内に階段を新設する。浴場の出入口はその一つだけだ。他は全部潰す。必ず侵入しようとするヤツがいるからな!」
「わかりました……! 覗きはダメ絶対……!」
「そうだ! プライバシーは守られなければならない!」
「素材はどれを使いますか……?」
「軽さが第一。あとは、ある程度の強度と耐水性だな。目隠しと風除けが主な目的だから、B素材でいいだろう」
「軽さならD素材ですが……」
「Dは脆すぎる。かなり厚くしないと風圧で破損するかもしれん。Eは重いし、材料が勿体ない」

 風圧による抵抗を逸らすように、傾けた壁の図を描いて説明する。船楼内の補強フレームと結合させた柱を四隅に設け、船首・左舷・右舷の三方向を壁で囲む。壁の上部は内側に曲げてひさしを付ける。高さは食堂区画より少し高いくらいとし、ジョジョでものんびり身体を伸ばせるように配慮した設計だ。

「上と船尾側は塞がないんですか……?」
「空と海を眺めながら入る風呂は格別だぞぉ? こういう半分屋外にある風呂を露天風呂という」
「ろてんぶろ……。どんな漢字ですか……?」
「こういう字だけど……」

『露天風呂』

 メモ帳にゆっくりと書いて見せる。クリスは指でなぞって書き順まで確かめていた。

「『雨』に『路』……に『天』……。なるほど……。複雑に見えますけど、文字自体に意味……風景……? 覚えやすいです……」

 そんなことは教えていないし、文系ではないので詳しくはないが凄いことには違いない。

「クリスって、ホントに天才……」
「えへへ……」

 本物は、分野を選ばない。

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