海の彼方のトティアス 〜船員さん、異世界へゆく。海に沈んだ世界で絆を育み生き抜く、普通の男の物語~

万年ぼんく

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第五章

第二九七話 首長館地下にて

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 通りの篝火が消え、外を出歩く人も疎らな夜のとばりが透けて見える。

 玄関の自動扉が、シューンシューンと開いたり閉まったりを繰り返していた。

 職員と子供たちが寝静まった大使館。そのエントランスと玄関先を、ソワソワしながら行ったり来たり往復するウズメがいる。

「ウズメさん……。サコンさんは大丈夫だから……」
「クリス~! だって首長館の牢から脱獄だよ!? 親衛隊もいっぱい詰めてるのにぃ~!」
「親衛隊……? 大したことない……」
「ファンタスマゴリアがあればね! お姉ちゃんは持ってないから!」

 キサラとカンナは必要に迫られて自衛手段を持つことになった。クリスが羽衣サイズのファンタスマゴリアを伝授している最中だ。

 何せ、大使館の屋上にいるだけで恐喝紛いの勧誘を受けてしまうのだから仕方ない。

 彼女たちだけでなく、職員に身請けの誘いをしてくる貴族も後を立たず、買出し中に隷属魔堰を着けさせようとする悪漢まで現れたと報告があった。

 そういう事態に備えて精製魔法適性を持つ職員は急ピッチで錬成魔法を練習しているし、それ以外の適性者もジョジョズ・ブートキャンプに精を出している。

 くだんの悪漢はいつの間にか消えてしまったそうだが、大使館内で人権を無視する行為に及んだ者については永久に出入り禁止にしている。

 来館者記録簿のブラックリストはどんどん増えていた。

「サコンさんは精製魔法適性なんですか?」
「そうですよ。体術だけなら総師範より強いです。つまりアルロー最強ですよ。体術だけならね!」
「そんな稀有な人材を平民だからって、家の面子のために死なすとか……アウルムさんはバカなんですかね?」
「ホヅミサマ、私が帰化したからって首長の悪口言い含めるのやめてもらえます? 言いたくなっちゃうんで!」
「言っちゃっていいんじゃん?」

 サコンがファンタスマゴリアを会得したらどうなるのだろう。クリスのように着込むのは難しいとしても、かなりヤバい金棒かなぼうになるのではないか。

「どっちにしても間違いなく無事に脱出できます。バルトさんとリヒトさんが迎えに行く上に、ルーシーさんの手引きもありますから。あ、もちろんコレはオフレコ……内緒でお願いしますよ?」
「当たり前です。大使館は大丈夫なのか心底不安ですから」
「なのに帰化しちゃったんだ?」
「だってムカついたんだもん」

 普通、ムカついただけで国を捨てる人間はいない。

 その程度の気軽さで行われる帰化を受け付けていたら、速攻でホットラインに頼ることになるだろうが、その場合はおそらくルーシーが潰れる。

(少なくとも、ルーシーさんが足場を固めるまでは……)

 ノミやダニを退治中のアジュメイル屋敷で、一体どんな大掃除が行われているのか、恐ろしくて聞けそうにない。

 時刻は二一三〇時、まさか夜明けを待たず、最初のホットラインを使うことになろうとは思いもしなかった。


**********


 二時間後、サコンを連れてバルトとリヒトが戻ってきた。

「チェスカ!」
「はい! ……っ! 火傷が酷すぎます! フィーアさんを!」
「クリス! フィーアを!」
「はいっ……!」

 リヒトは身体があちこち焼け焦げており、半裸のバルトも衰弱が激しい。

「おれはいい……リヒトを頼む」
「黙ってな! 顔色が普通じゃないさね!」
「ホヅミさん! 担架です!」
「よし! すぐ医務室……いや、B2へ運べ!」
「わかりました」

 サコンはガタガタ震えて腰が抜けていた。ウズメの問いかけにも上手く応じられないようだ。

「リ、リヒト……っ! 隊長がいて何故!?」
「にいさん! 何事ですこれは!?」
「メリッサ丁度いい、手伝え。サコンさんに怪我が無いか確認しろ」

 待合のベンチに横になったバルトは脂汗を掻き、顔色は悪く、白髪もかなり増えていた。

(魔力欠乏か!)

 迂闊だった。自分の周りに元気なレギオン持ちが大勢いるせいで、その魔力搾取の恐ろしさを甘く見ていたのだ。

「すみません、バルトさん。無理をさせました」
「大使……それより警戒しろ。顔は見られていないが、レギオンの治癒がバレた可能性がある」
「わかりました。安静にしてください」
「……すまん」

 バルトはスイッチが切れたように眠りに落ちた。

 セントルーサ島内で腕の立つレギオン持ちなど、大使館にしかいない。バレたとするなら、すぐにでも攻められる可能性がある。

「にいさん。サコンさんに外傷はありません。ですが、おそらく殺気に当てられてます」
「ホヅミ。この気配の中で抜け切らない殺気なんて、ただ事じゃないわさ」

 セーラが言う気配とは『消える領域』のことだ。

 自分には分からない独特の気配があり、何故か落ち着くらしいが、それ自体はただ在るだけで何もしないのだとか。

「甲板長が表を警戒していますが、バルトさんがやられるほどの強者です。にいさん、これはそういう事でしょうか?」

 リヒトの火傷は熱量魔法攻撃によるものだろう。

 さらに、元異端審問官であるバルトが魔力欠乏に陥るほどのレギオン活性。それを誘発する深手を負わされたということは――。

 第九席ノインは熱量・運動の二聖。

(……よりによって、このタイミングかよ)

 こちらは一斉送信やら、異端者の保護やら、色々と喧嘩を売るようなことをやらかしているが、フィーアの定時連絡では特に気になることは言われていない。

(まぁ、『今から攻めます』とは言わんわな)

 事態は急を要すると判断して、非常事態マニュアルに則り動くことにした。

「メリッサ。マニュアル通り、緊急避難を開始しろ」
「はい! 総員B2へ緊急避難! 情報共有に努めます!」

 メリッサが受付の机裏にある警報用思兼を操作すると、大使館内の全フロアに非常ベルが鳴る。

『ジリリリリリリリリリリリリリリリリリ……!』

 大使館職員や子供たちに至るまで、この警報が鳴ったら直ちに階段で一階に全員集合することに決めてある。

「たいしー、何だよコレ」
「パンチ。非常事態だ。小さい子を見てやってくれ」
「……わかった」

 何度か実施した避難訓練の成果もあって、眠い目を擦りながらテクテク歩く子供たちが職員に連れられて降りてくる。

 真っ先に駆け降りてきたパンチはこういう空気を知っているのだろう。

(何人か……いや、ほとんどの子が泣くか。パンチは大丈夫だろうから、面倒は見てくれる)

 職員も含めて地下二階を見た者はほとんどいない。

 徐々に慣らしていくつもりだったので、そういう意味でまだ早いのだが、地下三階は大改装中で危険だし、地下四階の非常備蓄は空だった。

 こうなってしまっては仕方ないが、首長館近くで襲われたのなら騒ぎになっているかもしれない。

 避難誘導をメリッサに一任して通信室へ向かった。

「もしもし、ルーシーさんですか?」
『申し訳ありません。わたくしが甘かったです』
「……とりあえず、サコンさんは無事です。殺気に当てられているようですが怪我はありません」
『それなら幸いですわ。警備は手薄でしたが、思わぬ伏兵がおりました』

 すぐに謝罪したルーシーの声音に、途轍もなく嫌な予感がぎる。リヒトの酷い火傷が目に浮かび、そうであってくれるなと願いつつ問うた。

「……伏兵ですか? こう言っては何ですが、親衛隊にウチの警備員二人を相手に出来る人間が居るとは思えません」
『ですから、申し訳ありませんと申し上げております。見立てが甘かった……いえ、思った以上に見込み違いでした』
「……」
『サコンの脱獄に気付き、攻撃したのはビクトリア様とゼーク様のお二人です』
「はぁ――――」

 長い溜息が出た。

 ビクトリアは何となく分かっていた。

 出会った頃の何でも消炭にする彼女が、アイルへの想いすら失えば、ただの強者になるのも頷ける。

 だが、ゼクシィも加担したとは一体どういう事か。

「ビクトリアはいいです。ゼクシィは何故?」
『悩んでおられたのは知っていましたし、最近は活力がございませんでした。おそらく、ビクトリア様に迎合したのではないかと思われます』
「……もっと干渉すべきだったんでしょうか?」
『お姉様が健在の時には目覚ましい働きを見せていたのですが、指針を失えばこのざまです。見るに堪えませんわ』

 つまりゼクシィは、ビクトリアの後を追う人なのだ。今まではずっとビクトリアがいた。ダミダ島まで探しに来てくれた時も、離れてはいてもビクトリアはいた。

「……そちらはどうですか? 被害は?」
『人的被害はございません。よき臣下をお持ちですわね』
「ありがとうございます」

 バルトとリヒトは反撃しなかった。

 頼んだ通りに、無血でサコンを救い出し、静かに引こうとしたのだろう。

 燃え上がる煉獄を抑え込んで、ゆっくりと息をする。

 吸って、吐いて、吸って、吐いて。

 ルーシーは黙って待ってくれた。

「何故、バレたんですか? バルトさんの隠密能力は超一流ですよ? イーナン・イーシュタルの懐刀だった人です」
『そんな御仁が何故……まぁ、いいでしょう。実は偶然なのです。お二人が地下を訪れたのは、まったく別の目的があったのですわ』

 ビクトリアとゼクシィは、鑑定の間に用があったらしい。

 教会に黙って、首長館地下の遺跡に入り、ヘクサ・オルターに触れた。

『オプシーの商人組合はご覧になりましたわよね? あそこは中庭に遺跡の入り口が露出していますが、首長館は違います』

 アルロー諸島の歴史は戦乱無くして語れない。

 遥か昔、ジュメイルは遺跡に盛土をして地中に隠した。

 以降、時の権力者はその上に居城を建てるようになった。

 首長館もそうした中の一つであり、地下には遺跡入り口への順路と、地下牢の通路が合流する三叉路がある。

『そこで鉢合わせたらしいのです。運悪く』
「不意の遭遇戦ですか。ビクトリアならやるでしょう」
『左様です。サコンもまとめて消炭になさろうとしたとか。まったく、嘆かわしいことです。王道を見失い、優雅さにも欠ける首長の焼き回しなど、見るべき部分はございませんわ』

 そして、今はどうしているかと言うと、二人ともヘコんでいるらしい。

 ゼクシィが殺気をぶちかまし、リヒトとサコンが死に掛けたところを、逃げ場のない地下でビクトリアの『火弾』が連射された。

 二人も瀕死の人間を抱えて凌ぎ続けるバルトに剛を煮やしたビクトリアは、ゼクシィに前衛を任せて『圧縮火球』を準備しつつ、『火弾』による援護射撃を続けた。

 義姉妹の息の合ったコンビネーションにバルトは釘付けにされ、ゼクシィが離れた瞬間にトドメの一撃が放たれた。

 バルトは救出対象であるサコンを丸ごと強化し、自分はリヒトの盾になった。

 右手を犠牲にして『圧縮火球』を受け、腕は肩まで消し飛び、右半身は大火傷。爆炎の煽りを受けたリヒトも重度の火傷を負った。

『身内ながら、なんと野蛮な。さすがにお二人ともお強くてあらせられますわ。本来なら、これで脱獄失敗です』
「そこでバルトさんがレギオンで復活して、俺の関与に気付き、やる気を無くしたと?」
『本当ぅ~にお強い。お強いだけですが。バルトといいましたか? わたくしにくださいな』
「それはご本人に聞いてください。転職を望むのなら自主退職に応じます」
『おほほほっ……失礼いたしました。冗談でございます』

 しかし、何故、今さら魔力容量を鑑定したかったのだろう。彼女たちの考えていることが分からない。

 それについては、ルーシーにも分からないという。

「まぁ、事情は了解しました。アウルムさんへのフォローはお任せしても?」
『承りました。お姉様方も面倒なことをしてくださいましたわ……』
「マズいことでも? 地下での騒動なら隠し通せるのでは?」
『大掃除の真っ最中でございました。退治しようとしていたのは、教会の間者です』
「まさか、教会に喧嘩を売ろうと?」
『いえいえ、誰がそうなのかわかりませんの。ですから、屋敷の方で敵役を用意して、炙り出すための下準備をしていたのですが……下手をすると逆に弱味を握られてしまったかもしれませんわね』

 ルーシーは言う。別に排除しなくてもいい。知ってさえいれば、いくらでもやりようはあると。

『上手く使わせていただくつもりでしたのに、残念ですわ』
「二人分の鑑定料、ちゃんと払った方がいいですよ?」
『お二人とも、高くつきそうですわ。もうお歳ですからね。お~ほほほほほっ……失礼いたしました』
「二人には、言わない方がいいですよ?」
『どういたしましょう? 面白そうですわね』

 ルーシーはホットラインになり得る。

 そう確信した一夜だった。

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