海の彼方のトティアス 〜船員さん、異世界へゆく。海に沈んだ世界で絆を育み生き抜く、普通の男の物語~

万年ぼんく

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第七章

第四三五話 魔堰だよ。だよね!?

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 大使館地下の秘密会議室――、ゼクシィが緊急招集した裏女子会緊急臨時会議に出席可能な会員たちが集まっていた。

 チェスカ、キサラ、カンナ、イザベラ、サコンの五人にゼクシィを加えた六人の女が円卓を囲む。

 ゼクシィとチェスカ以外の四人は羽衣のような真白のナノ粒子を纏っていた。それぞれに練度と運用が異なるため大きさや形状は様々だが、クリス直伝の『ファンタスマゴリア Ver. AC』だ。

「リコリスが無事に生まれた時に予想はしてましたけど、遂に来たかって感じ」
「ニイタカさんは大丈夫でしょうか? VLFSsのクリスさんには一報しておきましたが」
「サコンさんの心配は魔力的な意味じゃないわね?」
「ええ、ゼクシィ先生。もしそうならスサノース教が流行った時点で……」

 ゼクシィとの闘女や組手を通してPTSDを乗り越えたサコンは初等教育を担当している。大使館の教育大臣に任じられ、アルローの教育政策を担当していた経験を活かし、学校・保育所長のイザベラと連帯して内外で活躍していた。

「精力じゃなかったんですね。分配元が違っただけですか」
「信者たちの中でもミサの常連だった海兵は異常に強くなってるって噂かしら」

 異端者であるはずのリズが魔法を行使したことにより、穂積経由で得られた魔力は人から人へ供給されるという説が真実味を帯び、まず懸念されたのは供給元の魔力欠乏。

 しかし、魔女→穂積→クリス→スサノース教信者の流れもあるはず。それでも問題にならなかったということは、その点は心配無いと考えていい。

「クリスさまの影響が一番大きいですよね」
「ウズメの魔法は明らかに強くなってます。クリスさんからの供給なのは間違いないと……私は複雑ですが」

 ウズメは自衛職員としてVLFSsにいるが、平時はクリスの下で働いている。「愛しのクリスは私が護る!」と同性愛を公言して憚らなくなった妹に、姉サコンは頭を抱えるしかなかった。

 そうして鼠算式に裾野を広げる魔力供給のすべてが元を辿れば一人に集約されるのだから、魔力が足し算できるモノならば、穂積は常時膨大な魔力を垂れ流していることになる。

「そんなのあり得ないかしら。やはり魔力欠乏はヘクサ・オルターの無理な契約が原因だわ」
「ゼクシィ先生やビクトリア様が魔力欠乏に陥ったのは何故ですか?」
「ゼクシィがバカだったのよ……。ちゃんとホヅミンを見ずに、アジュメイル家に拘った。ホヅミンが地下二階を隠したのも当然かしら……」

 サコンの懸念は、穂積の魔力欠乏とは別の、より現実的な問題についてだった。魔力の供給元となる穂積と強引にパスを繋ごうとする人間が出てきた場合、或いは、その事実が公になってしまった場合である。

 ゼクシィもその恐怖から子供たちに口止めしたが、世の中に魔力容量0の人間が溢れれば原因を探す者が大勢出てくる。いつまでも秘匿しておけないだろう。

「うーん……パスって何なんですかね? スノー様の文伝には『呑まれる』ってありましたけど」

 パスを繋ぐためには、呑まれる必要がある。スノーがどういう意味合いでその言葉を用いたのか、どこまで理解していたのかは分からない。

「私はホヅミ様をお慕いしてます」
「キサラ。そりゃ、私もそうだけど……愛とは違う気がするんだよねぇ……」
「元は同じ魔女の魔力よ。鑑定魔堰を愛している人間なんかいるわけないかしら」

 呑まれることは愛することと同義では無い。魔力容量0を記録した人間の中にはトムやイーロなど、男性もいる。

「気持ち悪いでげす。サブイボでし」
「あり得ないよね……もしそうなら抹殺しなきゃ」

 あの二人が自分たちと同じ感情を抱いているわけがない。友情とか信頼とか、そうした繋がりはあるのだろうが、それならジョジョが0にならない理由も無い。

「たぶんですけど……私たちはニイタカさんとヘクサ・オルターの間で揺れてる状態なのでは?」
「どっちにより強く呑まれるかってこと? なるほど。綱引き状態ってことか」
「ジョジョは魔法も変だし、筋肉も変だし、もう歳だし。今さら誰かに呑まれる感じはしないかしら」

 魔力欠乏は無くとも、非常に不安定で曖昧な状態だ。それはきっと穂積と誰かの間に限った話ではない。

「打算で呑まれることはできないわね」
「感覚的にはその通りです。ホヅミ様を愛するが故に、呑まれなくなることもあるかと思います」
「あっ! イザベラさん! それ当たってるかも!」
「ホヅミンがヘクサ・オルターを殴って魔力を拒絶したみたいにね」
「そうですね。もし、ニイタカさんがダメな人になったら……」
「「「あ~。たしかに」」」

 何らかの形で愛せるとは思うが、呑まれることはなくなるような気がする。そうならないように支えるのは当然だが、たとえダメ人間になったとしても、それはそれで。

「でもレギオン持ちには死活問題ですよ? ゼクシィ先生、チェスカ姉さん、イザベラさんは死にます。ハインさんとレギオン職員も。クリスは生涯呑まれっぱなしな気がするから除外で」
「キサラ……あんた、クリス様が居ないと結構言うねぇ」
「とにかくヤバいですよ! 大使館の上役はレギオン持ちばっかじゃないですか!」
「キサラ姉さん。レギオンはどうやってパス繋いでるでげす?」
「…………え?」

 レギオンは宿主の魔力を搾取して稼働する魔堰だ。

「ねぇ……ちょっと待って。魔堰への魔力チャージ。アレは何かしら?」
「チャージポートからチャージできるじゃないですか」
「そういうことじゃなくて、大前提を忘れてたわ」

 魔力は人の身に宿るモノ。たとえ借り物であったとしても、魔法は人にしか使えない。

「魔堰は人でげすか?」
「…………」
「いや……いやいやいや。それは無いって先生。魔堰に聖痕は浮かばないし……怖すぎるでしょ……? やめて?」
「ホヅミンが魔女から聞いてる。魔堰を発明したのは女神だ……自分の血肉を材料に使ったらしい」
「「「「…………」」」」
「レギオンは女神のお肉でげす?」
「いやいや……いやいやいやいや! ダメ! それはダメ!」
「レギオンは極小の魔堰群……赤黒い……液体だ……明らかに他とは違う」
「赤黒い……そうなの? アンプルの中身ってそうなの!?」

 レギオン奴隷として真っ当にレギオンを打たれたイザベラがコクコク頷く。

「女神の……体細胞…………なのか?」
「なんちゅうもん取り込んだ私!?」

 『新訳 女神聖典』には、こうある。

 女神は今も生きている――。


**********


「――という予想を立てた先生が、レギオンの生理研究を始めちゃったんですけど……クリス様はどう思います?」
『合理的……。生体魔法で再生できても……材料の供給がボトルネック……。毎回削るのは痛いし……』

 一万年以上の年月が経過した現在でも発掘され続けるほど大量の魔堰。その全てに必要な材料を一人分の人体から供給するなど、馬鹿馬鹿しいにも程がある。

「ホヅミ様は、元はベビーパウダーとか言ってませんでした?」
『たぶん魔女が嘘ついた……。勝手に増える性質が材料の大量量産のためなら自然……でしょ……?』
「それが私たちの体の中で泳ぎ回ってるんですよ!? 怖くないの!?」
『ホヅミさまがいるから……えへへ……』

 キサラの見立ては間違いない。何がどうなろうとクリスのパスが揺らぐことはないだろう。

 対してチェスカは不安だった。お腹の子供にも怪しげな女神の一部が流れていると考えたら恐ろしい。

 ホヅミ様は魔女が復活したら、皆のレギオンを概念魔法で除去してくれると言っていたが、裏女子会に抱き込んだくらいで言うことを聞くだろうか。

『子供が心配……?』
「はは……わかりますか?」

 クリスに向かって弱音を吐き、愚痴を聞いてもらう日が来るとは思わなかった。

 毎日毎日、憔悴し切って、申し訳なさから時間をずらして食堂に来ていた頃の、小さくか弱い少女はどこにもいない。

 彼と出会ってどんどん変わり、今も変わり続けている彼女はどこか一貫している。変わらぬその想いが前に進ませ続けている。

『大丈夫……ホヅミさまを信じて……』
「はい……クリス様」

 ありがとう。

 そう言おうとして、続けられた台詞にズッコケタ。

『どうせみんなホヅミさまと一緒に死ぬんだから……』
「クリス様!? 子供! 子供を忘れないで!?」
『ボクはいっぱい産むだけ……。短い命でも……好きに生きればいい……』
「子供は私たちより長く生きる。そうでなければならないって、ホヅミ様が言ってましたよ?」
『む……そうだった……。焼結素材でレギオンを濾過できるか試してみる……透析って言うらしい……』
「はは……ひひひひっ! まぁ、頑張りますか!」

 さすがはクリス。何が一貫しているのかはイマイチ分からないが、その強さは本物だ。

(まいったね……こりゃまた大勢呑まれちゃうんじゃ?)

 チェスカは定時連絡を終えて、通信魔堰を切った。

 ズッコケタ時の感覚は、ホヅミ様がハル姐さんの小指を放り出した時に近いものがあった。


**********


『――ということがわかったんだけど……ナツ姉さん? 聞いてる?』

 教皇執務室に隣接した通信室で、ナツは頭を抱えていた。

 フィーアに樹海へ連れていかれ、不死だという男を紹介されて、変な座位で座らされたと思ったら、あとはただ座り続けるだけ。

 始めは濃い植物の匂いや虫の囀りが煩わしく、草葉がガサガサ鳴るたびに獣を警戒していたが、男があまりにも穏やかに座っているものだから気が抜けてしまい、やがてささくれていた気持ちが静かになった。

 毎日通って休み休み続けてみると、徐々に苛立ちが収まり、取り止めのない思考に忙殺されていた頭の中がすっきりした。乾燥した空気が嫌だったので守役の詰所に泊めてもらうようになり、よく眠れるようになった。

「なのに、昨日ホヅミさんが戻ってきたの。そうしたら大中小の問題を山ほどこさえて来てるじゃない。メリッサさんもリヒトさんも子作りしか考えてないし……裏女子会は失敗だったかも」
『ナツ姉さん……なんかあったでしょ?』

 これだけ愚痴れば当然かもしれないが、アキには見透かされているようだ。まさかこんな風になるとは思わず、早まった自覚はある。

「ホヅミさん。帝城に改弐で横付けしてルーシー様たちを奪って来ちゃったの」
『……あらら~。もう詰んだんじゃない?』
「私たちとは全然関係ないんだけど、第四皇子の私兵が追撃に出た飛行魔堰を墜して鹵獲して合流しちゃったの」
『……確実にグルだと思われてるよねぇ』
「私は教皇から女神の試練を受けろって言われてるし、この後は関係者全員で会議だし、ホヅミさんは皇帝を完全に敵認定してるし、ルーシー様はクミズの肩を持つし……あの女は相変わらず何となく殺しにくるし」
『……ナツ姉さん。他にもあるんじゃない? もっと大事がさ?』

 やはり見透かされている。私の個人的な欲がハル姐さん直伝の手練手管を封じてしまった。これはアキにしか相談できそうにない。

「…………妊娠した」
『ホヅミ様は? 何か言ってた?』
「おめでとうって……あと、ありがとうって」
『ひひっ! ナツ姉さん! 二人目欲しくなったでしょ?』
「全部捨て置いて……二人で逃げたくなった」

 それから、アキにあれこれ愚痴って、どうにもならない手管のスジをすべて口に出してみると、やっぱり無手で降参するしかないことがハッキリと見えた。

『ナツ姉さん。私からも報告しとく』
「どうしたの改まって?」
『実は私も孕んでるんだ。出発前に、タイミング合わせて、コンドームに穴開けて、ガッツリ禁じ手連発してね』

 稼ぎは少なくともアキは私より上手うわてだ。アガリを自分に持ってくる術を心得ていて、その事に躊躇がない。

「ふふっ。おめでとう」
『ありがとう! 初期はキツイけどすぐ治まるから! んじゃね!』

 あっさりと通信が切れた。

「まったく……わちきにもおめでとうって言いなんし」

 自分勝手な妹分だが、おかげで少し元気が出た。

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