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ーーそれか、苦しまないよう一撃で仕留めてくださいまし!
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「クリオラシュさま……、はやく哀れなアンバーに、お慈悲をくださぁい♡」
ーーそれか、苦しまないよう一撃で仕留めてくださいまし!
鼻にかかった不愉快な声は、確かに自分の声である。
そしてその後に続いた気持ちも紛れもない自分の本心である。
アンバーは自らクリオラシュに乗り上げる形で体重を預けていた。ともすれば、昨日と全く似通った体勢である。
「アンバーはどうしたい?」
クリオラシュはアンバーの髪を一房取り、そっと口付けた。
決して見目麗しくない、しかし、その仕草は洗練されており、とても優雅でアンバーはじっと見入ってしまう。
慈愛に満ちている瞳は、穏やかにアンバーを眺めている。
もう片方の手は、柔らかくアンバーの胸を撫で上げる。
「ここを、きゅう♡って摘んでほしい?」
「それとも、ピチャピチャ♡ って舐めてほしい?」
ピクピクと震えるアンバーに気づかないようにクリオラシュは言葉を続けた。
「どうやったら気持ち良くなるかな?」
「お口をくちゅくちゅ♡しながら、アンバーの秘密の場所を撫で撫でしてあげたら嬉しいのかな」
ぶわわ、とさらに顔が赤くなるのがわかる。
もう後には引けないのだ。
アンバーはじわ、と涙が滲むのを自覚しながら、クリオラシュの節くれた指に触れた。
「あの、……ほんとはこんなのダメってわかってるんです。
私は公爵家の長女で……、こんなはしたない真似したら家の品を堕としてしまうし、両親にだって……、でも……、が、我慢できな、ん、ぅう」
アンバーの言葉が終わるか終わらないかの間にクリオラシュはアンバーに口付けた。
ちゅ、ちゆ♡と優しく啄み、クリオラシュは微笑んだ。
「アンバーが苦しかったり怖かったりすることは、絶対しないから安心して」
優しく頭を撫でられ、こてん、と額がくっついた。
「アンバーは僕だけを見てて。他の嫌なことや心配は今だけ、ぜーんぶ忘れちゃおう」
なぜだか、クリオラシュの言葉に安心する。根拠など何一つもないのに、アンバーはおとなしく身を任せた。
「怖がり屋さんのアンバーが、怖いのぜーんぶ忘れて、気持ちいい♡になるためにはどうしようか?」
上目遣いでクリオラシュを見遣るアンバーは、捨てられた子猫のように落ち着かない様子であった。哀れな子猫をそうっと抱き抱えたクリオラシュはアンバーを安心させるよう微笑んだ。
「まずはよしよし♡ってしてあげようね」
なでなで、なでなで。
「よしよし」
片方の手で頭をぽんぽんとされながら、もう片方の手はやわやわと胸を揉みしだく。
「アンバーは偉い子だね。恥ずかしくて、言いにくいことを頑張って教えてくれたね」
「ふ、」
敏感になっていた乳首を掠めるように、円を描くように、じわりじわりと胸を撫で上げられた。
核心には至らず、だんだんとその手が下に降りていく。
下腹部をそろりと撫で上げられ、アンバーの腰が跳ねる。
「我慢できないほど辛かったのに、ちゃんと我慢できて偉かったね」
なでなで、なでなで。
頭を撫で上げる手は止まらない。安心感と、下腹部から下に伸ばされた手に官能を呼び覚まされる。
「頑張ったいい子にはご褒美あげようね」
ちゅぷ♡
「ふ、う♡」
秘芯を撫で上げられ、こちゅこちゅ♡と擦られる。
既にトロトロになっていたそこはしとどに濡れ、男の指を受け入れた。待ち侘びていた快楽にアンバーは思わず甘い吐息を漏らす。
「いい子、いい子」
にゅちち♡ にゅろろ♡
にゅこ、にゅこ、にゅこ♡
「ひう♡ あ ぁ あ♡」
「いい子のアンバー、気持ちいい?頑張ったご褒美、気持ちいい?」
ガクガクと腰を震わせアンバーは小さく頷く。
「よかった。いい子のアンバーはここを撫で撫でしてもらうのが好きなんだね。ほら、たくさん愛液が出てきてびしょびしょだ。嬉しい嬉しい、って下のお口も言ってるよ」
そうっと耳元で囁かれる刺激すら脳を痺れさせる快楽となってアンバーを襲う。
「ね、アンバー、気持ちいい、気持ちいいね」
「あ、は…♡ きもちいい、です…♡」
度重なる甘い言葉や刺激に、どろり、とアンバーの本心がとろけ落ちたのは、仕様のないことである。
「よかった。アンバーが気持ち良くなって僕も嬉しい。次はどうしようか?チューしながらヨシヨシする?それともぎゅーって抱きしめながらちゅくちゅくする?」
秘唇をなぞり円を描くようにぬろぬろ♡と触れられる。
どちらも魅力的なお誘いではあったが、自然とアンバーの腕はクリオラシュに伸びた。
「ぎゅーって抱きしめてほしい、です」
「アンバーは甘えん坊さんだね、かわいいね」
見た目からは気づかなかったであろう、筋肉質の腕に抱かれる。
「ずーっと寂しかったけど、我慢して、いい子だったね」
きっと昨日から悶々としながらも耐えたことを褒められている、のだと思う。
そんなクリオラシュの言葉に、なぜかアンバーは王妃教育に心を病んだ日々を思い浮かべていた。
彼はこうしてアンバーのお願いを受け入れてくれる。
はしたないお願いはもちろん役得であろうが、前日も、その前の日も、アンバーが望むことは出来うる限り叶えてくれた気がした。それはまるで大切に包み込まれているようで。
日々の王妃教育に追われていた頃はこんなふう寄り添ってくれる存在などいなかった。
友人を作る暇もなく、両親と顔を合わせる時間すら食事の時間を除いて存在しなかった。
婚約者に決まる前は家族で明るく穏やかな食卓を過ごしていたが、時間に追われる日々は、そんな時間を奪っていった。
生きるために食事を摂り、日によってはストレスですぐに吐き戻した。食事を受け付けなかった日もある。
婚約解消をされた日からは、家族と食事すらも別にしていた。
仕事で登城する父、社交で情報を得る母。高位貴族としての役割を果たす両親と比較し、婚約者に見放されお役目を失った自分の不甲斐なさを責め立てられるのが怖かった。
優しい両親はそんなことをしない、とわかっていた。それでも尚、怖かった。自分で自分に失望していた。
いつのまにか思考の渦にハマってしまったアンバーをクリオラシュは静かに見下ろし豊かな身体で、柔らかく包み込み続けた。
小さな嗚咽が我慢できずに落ちた。
華奢な背をとんとん、とさすりながら、どこか独り言のようにクリオラシュは呟いた。
「たくさん頑張ったよね」
「たくさん、苦しかったよね」
「一人だけで頑張って耐えたんだよね」
「しんどかったよね」
その声かけは、まるでクリオラシュも同じような経験をしたかのように身近なもので、アンバーの傷ついた心に染み入った。
「でも、もう大丈夫。これからのアンバーには、きっと、素敵なことがたくさん待っているからね」
まるで確信したような響きに、アンバーは思わず顔を上げた。
目があったクリオラシュは穏やかに微笑み、アンバーの額に口付ける。ぽわわ、と頬を染めるアンバーに、顔を離したクリオラシュはやや悪戯っぽく笑った。
「それに、私もいるから、ね」
ちゅこここ♡
「っ!ひぅあ♡ それ、いま、だめ♡♡♡!!」
信じられないタイミングで秘芯を捏ね上げられ、忘れかけていたはずの快感が蘇る。
「おねだり、せっかくしてくれたのに、お預けしちゃってごめんね」
にゅろろ♡ ぬちぬち♡ にゅくにゅく♡
「あっ♡ やぁ♡ ♡♡」
緩やかなストロークで優しく愛撫されかく、っと腰から力が抜ける。
くちゅ♡ きゅーっ♡ きゅぅう♡ ぎゅうぅう♡♡
「あ、ぁ あ ぁ♡♡♡♡♡♡♡」
甘く溶けそうなほどの快楽に押し上げられ、アンバーは顎をのけぞらせる。
「お利口さんなアンバーが、エッチになっちゃうところ、見せて」
ふ、と柔らかい笑み混じりに、ひどく恥ずかしい言葉をかけられたアンバーは。
「ひぁ ぁ あ♡♡♡ っーーー♡♡♡!!」
切ない声を上げ、高みに上り詰めた。
ーーそれか、苦しまないよう一撃で仕留めてくださいまし!
鼻にかかった不愉快な声は、確かに自分の声である。
そしてその後に続いた気持ちも紛れもない自分の本心である。
アンバーは自らクリオラシュに乗り上げる形で体重を預けていた。ともすれば、昨日と全く似通った体勢である。
「アンバーはどうしたい?」
クリオラシュはアンバーの髪を一房取り、そっと口付けた。
決して見目麗しくない、しかし、その仕草は洗練されており、とても優雅でアンバーはじっと見入ってしまう。
慈愛に満ちている瞳は、穏やかにアンバーを眺めている。
もう片方の手は、柔らかくアンバーの胸を撫で上げる。
「ここを、きゅう♡って摘んでほしい?」
「それとも、ピチャピチャ♡ って舐めてほしい?」
ピクピクと震えるアンバーに気づかないようにクリオラシュは言葉を続けた。
「どうやったら気持ち良くなるかな?」
「お口をくちゅくちゅ♡しながら、アンバーの秘密の場所を撫で撫でしてあげたら嬉しいのかな」
ぶわわ、とさらに顔が赤くなるのがわかる。
もう後には引けないのだ。
アンバーはじわ、と涙が滲むのを自覚しながら、クリオラシュの節くれた指に触れた。
「あの、……ほんとはこんなのダメってわかってるんです。
私は公爵家の長女で……、こんなはしたない真似したら家の品を堕としてしまうし、両親にだって……、でも……、が、我慢できな、ん、ぅう」
アンバーの言葉が終わるか終わらないかの間にクリオラシュはアンバーに口付けた。
ちゅ、ちゆ♡と優しく啄み、クリオラシュは微笑んだ。
「アンバーが苦しかったり怖かったりすることは、絶対しないから安心して」
優しく頭を撫でられ、こてん、と額がくっついた。
「アンバーは僕だけを見てて。他の嫌なことや心配は今だけ、ぜーんぶ忘れちゃおう」
なぜだか、クリオラシュの言葉に安心する。根拠など何一つもないのに、アンバーはおとなしく身を任せた。
「怖がり屋さんのアンバーが、怖いのぜーんぶ忘れて、気持ちいい♡になるためにはどうしようか?」
上目遣いでクリオラシュを見遣るアンバーは、捨てられた子猫のように落ち着かない様子であった。哀れな子猫をそうっと抱き抱えたクリオラシュはアンバーを安心させるよう微笑んだ。
「まずはよしよし♡ってしてあげようね」
なでなで、なでなで。
「よしよし」
片方の手で頭をぽんぽんとされながら、もう片方の手はやわやわと胸を揉みしだく。
「アンバーは偉い子だね。恥ずかしくて、言いにくいことを頑張って教えてくれたね」
「ふ、」
敏感になっていた乳首を掠めるように、円を描くように、じわりじわりと胸を撫で上げられた。
核心には至らず、だんだんとその手が下に降りていく。
下腹部をそろりと撫で上げられ、アンバーの腰が跳ねる。
「我慢できないほど辛かったのに、ちゃんと我慢できて偉かったね」
なでなで、なでなで。
頭を撫で上げる手は止まらない。安心感と、下腹部から下に伸ばされた手に官能を呼び覚まされる。
「頑張ったいい子にはご褒美あげようね」
ちゅぷ♡
「ふ、う♡」
秘芯を撫で上げられ、こちゅこちゅ♡と擦られる。
既にトロトロになっていたそこはしとどに濡れ、男の指を受け入れた。待ち侘びていた快楽にアンバーは思わず甘い吐息を漏らす。
「いい子、いい子」
にゅちち♡ にゅろろ♡
にゅこ、にゅこ、にゅこ♡
「ひう♡ あ ぁ あ♡」
「いい子のアンバー、気持ちいい?頑張ったご褒美、気持ちいい?」
ガクガクと腰を震わせアンバーは小さく頷く。
「よかった。いい子のアンバーはここを撫で撫でしてもらうのが好きなんだね。ほら、たくさん愛液が出てきてびしょびしょだ。嬉しい嬉しい、って下のお口も言ってるよ」
そうっと耳元で囁かれる刺激すら脳を痺れさせる快楽となってアンバーを襲う。
「ね、アンバー、気持ちいい、気持ちいいね」
「あ、は…♡ きもちいい、です…♡」
度重なる甘い言葉や刺激に、どろり、とアンバーの本心がとろけ落ちたのは、仕様のないことである。
「よかった。アンバーが気持ち良くなって僕も嬉しい。次はどうしようか?チューしながらヨシヨシする?それともぎゅーって抱きしめながらちゅくちゅくする?」
秘唇をなぞり円を描くようにぬろぬろ♡と触れられる。
どちらも魅力的なお誘いではあったが、自然とアンバーの腕はクリオラシュに伸びた。
「ぎゅーって抱きしめてほしい、です」
「アンバーは甘えん坊さんだね、かわいいね」
見た目からは気づかなかったであろう、筋肉質の腕に抱かれる。
「ずーっと寂しかったけど、我慢して、いい子だったね」
きっと昨日から悶々としながらも耐えたことを褒められている、のだと思う。
そんなクリオラシュの言葉に、なぜかアンバーは王妃教育に心を病んだ日々を思い浮かべていた。
彼はこうしてアンバーのお願いを受け入れてくれる。
はしたないお願いはもちろん役得であろうが、前日も、その前の日も、アンバーが望むことは出来うる限り叶えてくれた気がした。それはまるで大切に包み込まれているようで。
日々の王妃教育に追われていた頃はこんなふう寄り添ってくれる存在などいなかった。
友人を作る暇もなく、両親と顔を合わせる時間すら食事の時間を除いて存在しなかった。
婚約者に決まる前は家族で明るく穏やかな食卓を過ごしていたが、時間に追われる日々は、そんな時間を奪っていった。
生きるために食事を摂り、日によってはストレスですぐに吐き戻した。食事を受け付けなかった日もある。
婚約解消をされた日からは、家族と食事すらも別にしていた。
仕事で登城する父、社交で情報を得る母。高位貴族としての役割を果たす両親と比較し、婚約者に見放されお役目を失った自分の不甲斐なさを責め立てられるのが怖かった。
優しい両親はそんなことをしない、とわかっていた。それでも尚、怖かった。自分で自分に失望していた。
いつのまにか思考の渦にハマってしまったアンバーをクリオラシュは静かに見下ろし豊かな身体で、柔らかく包み込み続けた。
小さな嗚咽が我慢できずに落ちた。
華奢な背をとんとん、とさすりながら、どこか独り言のようにクリオラシュは呟いた。
「たくさん頑張ったよね」
「たくさん、苦しかったよね」
「一人だけで頑張って耐えたんだよね」
「しんどかったよね」
その声かけは、まるでクリオラシュも同じような経験をしたかのように身近なもので、アンバーの傷ついた心に染み入った。
「でも、もう大丈夫。これからのアンバーには、きっと、素敵なことがたくさん待っているからね」
まるで確信したような響きに、アンバーは思わず顔を上げた。
目があったクリオラシュは穏やかに微笑み、アンバーの額に口付ける。ぽわわ、と頬を染めるアンバーに、顔を離したクリオラシュはやや悪戯っぽく笑った。
「それに、私もいるから、ね」
ちゅこここ♡
「っ!ひぅあ♡ それ、いま、だめ♡♡♡!!」
信じられないタイミングで秘芯を捏ね上げられ、忘れかけていたはずの快感が蘇る。
「おねだり、せっかくしてくれたのに、お預けしちゃってごめんね」
にゅろろ♡ ぬちぬち♡ にゅくにゅく♡
「あっ♡ やぁ♡ ♡♡」
緩やかなストロークで優しく愛撫されかく、っと腰から力が抜ける。
くちゅ♡ きゅーっ♡ きゅぅう♡ ぎゅうぅう♡♡
「あ、ぁ あ ぁ♡♡♡♡♡♡♡」
甘く溶けそうなほどの快楽に押し上げられ、アンバーは顎をのけぞらせる。
「お利口さんなアンバーが、エッチになっちゃうところ、見せて」
ふ、と柔らかい笑み混じりに、ひどく恥ずかしい言葉をかけられたアンバーは。
「ひぁ ぁ あ♡♡♡ っーーー♡♡♡!!」
切ない声を上げ、高みに上り詰めた。
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