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第二章 スライムヴェノム編

第17話 ゴブリン乱獲

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 昨日はあんな事になったにも関わらず…スッキリとした気分で目覚めた(笑)

『マスターおはようございます。昨晩はその…勝手な事をして申し訳ありません。』
『ううん、魔力を動かすと魔力総量も増える事を踏まえての行動だもんね。でも…寝てる時は余り激しいのは止めてね?』
『はい、声が漏れない程度で行う事を約束します。』
『うん、お願いね。しゃあ、複数のゴブリンを見つけて倒せるか試しに行くよ!』

 〚並列思考〛も反省してるので、特に咎める様な事はしなかったの。〚並列思考〛が渡しが寝てる間も魔力を動かして、魔力総量を増やす事は効率が良いからね!私の為にしてくれてるのは嬉しい事だよね♪それに、恥ずかしいけど嫌では無いんだよね…(笑)

 気持ちを切り替えてゴブリンを探す。拠点からある程度離れてからゴブリンに変化して、『誰か~、助けて~!』と叫んでみると、〚臭感知スメルサーチ〛が反応する。ゴブリンが3体近付いて来るみたいなので、いつでも魔法を発動出来る状態で待ち受ける。

 複数戦闘を考えて、刃ではなく複数の矢で攻撃するの。単体なら狙いを定めるのも簡単だけど、複数となると難しいので、大量の矢を放てばどれか当たるだろう作戦にしてみたの(笑)

「どうした!森狼フォレストウルフに襲撃されたのか?」

 ゴブリン達がやって来た。仲間意識はある程度高い様で、心配して駆け付けてくれたの。

『否、やって来たのは雄ゴブリンで、雌を助ければ繁殖行為が出来る為だと思われます。』
『…そっち目的なのか!』

 そんな奴らなら殺っちゃうよ♪油断させて一気に殲滅させるんだからね!

「ここだよ、何とか逃げ切ったけど、足を痛めたから助けて!」
森狼フォレストウルフは居ないのか?それは好都合だ…たっぷり楽しませて貰うぜ♪」
「うん♪逝かせてあげる!〚風の矢ウインドアロー〛!」

 20本の矢、これが私の魔力操作の限界だけど、ゴブリン目掛けて屋が襲う。

『シュン、シュン、シュンッ』
『ザクッ…ザクッ…ザクッ!』

「お前…」
「逝ってらっしゃい♪〚刺突スピア〛!」

 思ったと通りだ。ゴブリン体に複数の矢が命中して、動けなくなった所へ止めを刺した。

 その後は誘き寄せ作戦で、ゴブリンを乱獲しまくったの。
 これで外周から少し中に入れるね♪
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