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第四章 スライムヴァンピール編

第51話 ルカとの約束

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 岩場から町へ戻る途中は、エリカはアニエラからの質問攻めにあい『ウンザリ』してたの。

「アニー、何を聞かれても説明のしようがないんだよ。ハルカの舌先が触れただけで『イク』としか言いようがないんだよ。帰ってハルカに舐められたら判るから待っときな!」
「む~、仕方ないな~」
「あははっ、もう町に着くし、ルカさんに精算してもらったら家に帰るから楽しみだね♪」
「うんうん♪私はエリカと違ってハルカと一緒に楽しむもんね~(笑)」
「言ってくれるね!絶対に耐えれないからね。もう本当に凄いんだから……」

 なんて話をしてると町に到着したので、門兵に挨拶をしてから町へ入って、そのまま冒険者協会へ向かったの。
 協会の建物へ入ると、私達に気付いたルカさんが手を振って出迎えてくれた。

「ハルカさん、おかえりなさい♪」
「ルカさん、ただいま~♪岩蜥蜴ロックリザード討伐したから解体場でいいかな?」
「はい、案内しますね」

 ルカさんの案内で解体場へ向かうと、協会長との会談の事で説明を受けたの。

「あの、協会長との会談なんですけど、明日で大丈夫でしょうか?」
「はい、お昼から少し用事があるので、朝の早めに協会へ来ますね」
「ありがとうございます」

 ルカさんも、協会長から色々と言われてたんだね。私の返事を聞くと『ほっ』とした表情をしていた。
 
 解体場へ着くとルカさんは少し広目の場所をしていくれた。私が多くの岩蜥蜴ロックリザードを持ってると判ってくれてるからだね。機転が利く優秀な受付なのに、専属ハンターが私達だけっていうのが納得し難いね。

「ゴンズさ~ん、ハルカさんが岩蜥蜴ロックリザードを持っていたんだけど、ここで大丈夫だよね?」
「おぅ、そこで構わねぇ。すぐ行くから出してもらってくれ!」
「判りました。ハルカさんここで大丈夫です」
「OK!」

 私は〘無限収納〙から岩蜥蜴ロックリザードを20体出してゴンズの確認を待つ。

「詮索はしないが、その魔法鞄マジックバッグの容量が増えてるな(汗)よし、トカゲ20体を確認したぜ!」
「エリカが田舎で1番容量の大きい物を持ってきてくれたんだです」
「すげぇ~田舎だな(汗)」
「そこは秘密です(笑)」

 解体場から受付へ戻ると、1人の男がエリカによって股間を砕かれていた……本当に早く町中で噂にならないと、『玉砕き』の被害者がどんどん増えちゃうね(笑)

「今日の討伐代金は金貨40枚と前回の素材と食材の買取りが金貨150枚になります」
「確認しました。ありがとうございます」
「ハルカさん、明日の朝の件はよろしくお願いしますね」
「はい!」

 ルカさんと明日の約束をしてから、私達は家へと帰っていったの。

 そして、夜のお楽しみ時間を迎えたのでアニエラに試したら、エリカと同じように一瞬で気を失っなゃった(笑)
 後でアニエラから話を聞くと舐められた瞬間に『イク』としか言い表せないとか……
 ただ、アニエラはこれからも挑戦して、いつかは2人で楽しみ合いたいらしいので、是非とも耐えれるようになって欲しいと思った。
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