165 / 166
学園編
第75話 セレン班、討伐開始
しおりを挟む
森林での討伐訓練が始まったの。
学園から詳細な地図を渡されて、3つのチェックポイントを目指して移動する。全てのポイントを通過してゴールすると、次回の討伐訓練は難易度が高い場所へ向かえるんだって。
「さぁ、セレン班は出発するわよ!各自の役割は判ってるわね?」
「「OK!」」
私達の作戦は3つのチェックポイントを早く通過して、余った時間は感知を覚える訓練に回すの。そんな訳で、セレン様が周囲を感知しながら森林を進んで行く、私もサポートをして危険な時は口を出すんだけどね。
「2時の方向にオークが3体、壁役の出番よ!残りは隙をついて各個撃破するわよ」
「「OK!」」
セレン様の的確な指示で魔物を討伐していって、討伐部位を回収してから先へ進む。壁役の2人も初めての魔物相手に冷静に対処できていた。
順調に1つ目のポイントを通過して、次のポイントへ向かっていると、私の【気配感知】が反応する。セレン様はまだ気付いてないみたい。かなり強い魔物の反応なので、私はみんなに知らせる事にしたの。
「11時の方向、1km先に【地竜】が居るみたいなの。みんなにはまだ対処できない。私は倒せるから、離れた場所から見てみる?」
「滅多に見れない討伐なら見ておきたいわ!」
「了解!このポイントならよく見えるから、みんなはそこへ移動して待っててね。私は地竜を殺っちゃうから!」
みんなは見晴らしの良いポイントへ、私は地竜の居る場所へ向かったの。みんながポイントに着いたのを確認して、私は地竜の前へと姿を現して戦闘開始する。
私は双槍を構えて地竜へ〚十字斬り〛を放つ。強固な鱗に十字の傷を付けて血飛沫が舞う。かなりのダメージを与えたけど、岩のような尻尾を振り回して反撃をしてきた。私は〚未来視〛で攻撃を予測してたので軽く躱して、双槍に炎を纏わせ超高温にした槍で尻尾を斬り飛ばした。
「ギャオオオオー!」
尻尾を失った地竜は地面が震えるような叫び声をあげる。私は大きな口に向かって氷魔法の〚氷砲〛を撃って頭を吹き飛ばしたところで戦いは終わった。
私が地竜を討伐したのを確認したみんながやって来ると、討伐部位の単角はセレン様が回収して、鱗や魔石はスレイン様の魔法鞄へ回収してもらったの。
色々言いたそうだったけど、セレン様が討伐中だから雑談はせずに先へ進むと言ったので、野営の時に色々と話す事になったの。
そして、日が傾き始める頃には2つ目のチェックポイントを通過すると、少し先を確認してたカンテラが野営に適してる場所を見つけたので、討伐初日は終了して野営をすることにした。
学園から詳細な地図を渡されて、3つのチェックポイントを目指して移動する。全てのポイントを通過してゴールすると、次回の討伐訓練は難易度が高い場所へ向かえるんだって。
「さぁ、セレン班は出発するわよ!各自の役割は判ってるわね?」
「「OK!」」
私達の作戦は3つのチェックポイントを早く通過して、余った時間は感知を覚える訓練に回すの。そんな訳で、セレン様が周囲を感知しながら森林を進んで行く、私もサポートをして危険な時は口を出すんだけどね。
「2時の方向にオークが3体、壁役の出番よ!残りは隙をついて各個撃破するわよ」
「「OK!」」
セレン様の的確な指示で魔物を討伐していって、討伐部位を回収してから先へ進む。壁役の2人も初めての魔物相手に冷静に対処できていた。
順調に1つ目のポイントを通過して、次のポイントへ向かっていると、私の【気配感知】が反応する。セレン様はまだ気付いてないみたい。かなり強い魔物の反応なので、私はみんなに知らせる事にしたの。
「11時の方向、1km先に【地竜】が居るみたいなの。みんなにはまだ対処できない。私は倒せるから、離れた場所から見てみる?」
「滅多に見れない討伐なら見ておきたいわ!」
「了解!このポイントならよく見えるから、みんなはそこへ移動して待っててね。私は地竜を殺っちゃうから!」
みんなは見晴らしの良いポイントへ、私は地竜の居る場所へ向かったの。みんながポイントに着いたのを確認して、私は地竜の前へと姿を現して戦闘開始する。
私は双槍を構えて地竜へ〚十字斬り〛を放つ。強固な鱗に十字の傷を付けて血飛沫が舞う。かなりのダメージを与えたけど、岩のような尻尾を振り回して反撃をしてきた。私は〚未来視〛で攻撃を予測してたので軽く躱して、双槍に炎を纏わせ超高温にした槍で尻尾を斬り飛ばした。
「ギャオオオオー!」
尻尾を失った地竜は地面が震えるような叫び声をあげる。私は大きな口に向かって氷魔法の〚氷砲〛を撃って頭を吹き飛ばしたところで戦いは終わった。
私が地竜を討伐したのを確認したみんながやって来ると、討伐部位の単角はセレン様が回収して、鱗や魔石はスレイン様の魔法鞄へ回収してもらったの。
色々言いたそうだったけど、セレン様が討伐中だから雑談はせずに先へ進むと言ったので、野営の時に色々と話す事になったの。
そして、日が傾き始める頃には2つ目のチェックポイントを通過すると、少し先を確認してたカンテラが野営に適してる場所を見つけたので、討伐初日は終了して野営をすることにした。
65
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる