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第三章 覚醒編
第44話 同じ穴のむじな②
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▽ギレンside▽
裏ギルド長からの紹介で面白い仕事を依頼された。なんでも男爵家の奥方からの暗殺依頼で、依頼を受けるのなら、こちらの望むものを与えてくれるというものだった。
裏ギルド長が言うには、その奥方は極上の女らしい。貴族の女を抱くチャンスなんて滅多にない。ましてや極上の女ともなれば一生に一度のチャンスだ。俺は「話を聞く」と返事をすると、すぐに場所の連絡が来て会うことになった。
指定の場所に着き待っていると、時間通りに奥方が現れた。その容姿は嘘偽りのない『極上の女』で、立ち姿を眺めるだけで反応するほどだ。俺が見惚れていると、奥方は上から目線で話しかけてきた。
「私の可愛い息子をキズモノにしたバカ女を殺して欲しいの。ただ殺すだけではダメよ? 生きるのが嫌だと思うほどの苦痛を与えるの。あなたならできるのでしょう?」
「それは相手にもよるな、嬲り殺しにするには圧倒的な力の差が必要になるんだ。相手はどんな奴なんだ?」
「伯爵家の小娘で、学園では騎士課程に通っているみたいね。それで依頼は受けてくれるのかしら?」
学園の騎士課程に通っているだけでは情報不足で、俺が返答に困っていると、奥方は着ていたドレスを少しずらす。
「!?」
ドレスから奥方の見事なまでの双丘が、ギリギリ見えないところで止まる。俺の視線を嘲笑うように、薄っすらと笑みを浮かべながら問いかけられる。
「私の依頼を受けてくれるのなら、報酬を前払いしてあげるわよ? さぁ、あなたは依頼を受けてくれるかしら?」
今まで見たこともない極上の女に、妖艶な笑みを浮かべながら頼まれたのだ。俺の理性は吹っ飛んでしまい、何度も首を縦に振りながら「はい」と答えた。
『シュッ、パサッ……』
一糸纏わぬ奥方を見て「本当にガキを産んだ女なのか?」と思いながら、すぐにでも抱きたいという衝動に駆られながらも、全身が硬直して動けなかった。
「あら? 意外とうぶなのね? 口約束だけでは安心できないから、この契約印を使わせてもらうわね」
「わ、判った」
俺は、特殊な効力が付与されたアイテムで、契約印を左胸に刻まれる。全裸の女が目の前に居るのに、手を動かすこともできず固まっていると、奥方が妖艶な笑みを浮かべながら耳元で囁いた。
「さぁ、前払いを与えてあげるわよ」
そう言ったあとは、奥方にリードされながら夜が明けるまで、極上の女と交わりあったのだった……。
(奥方のためならば契約印なんてなくても、どんな仕事でも遂行するぜ)
俺は準備を整え崖へ向かうと、ミルド共生国へ人探しへ向かうパーティーに出会い、途中まで行動を共にすることにした。
この時点で同じ人物を探しているとは思わなかったし、あんな結果になるとは想像もつかなかった……。
裏ギルド長からの紹介で面白い仕事を依頼された。なんでも男爵家の奥方からの暗殺依頼で、依頼を受けるのなら、こちらの望むものを与えてくれるというものだった。
裏ギルド長が言うには、その奥方は極上の女らしい。貴族の女を抱くチャンスなんて滅多にない。ましてや極上の女ともなれば一生に一度のチャンスだ。俺は「話を聞く」と返事をすると、すぐに場所の連絡が来て会うことになった。
指定の場所に着き待っていると、時間通りに奥方が現れた。その容姿は嘘偽りのない『極上の女』で、立ち姿を眺めるだけで反応するほどだ。俺が見惚れていると、奥方は上から目線で話しかけてきた。
「私の可愛い息子をキズモノにしたバカ女を殺して欲しいの。ただ殺すだけではダメよ? 生きるのが嫌だと思うほどの苦痛を与えるの。あなたならできるのでしょう?」
「それは相手にもよるな、嬲り殺しにするには圧倒的な力の差が必要になるんだ。相手はどんな奴なんだ?」
「伯爵家の小娘で、学園では騎士課程に通っているみたいね。それで依頼は受けてくれるのかしら?」
学園の騎士課程に通っているだけでは情報不足で、俺が返答に困っていると、奥方は着ていたドレスを少しずらす。
「!?」
ドレスから奥方の見事なまでの双丘が、ギリギリ見えないところで止まる。俺の視線を嘲笑うように、薄っすらと笑みを浮かべながら問いかけられる。
「私の依頼を受けてくれるのなら、報酬を前払いしてあげるわよ? さぁ、あなたは依頼を受けてくれるかしら?」
今まで見たこともない極上の女に、妖艶な笑みを浮かべながら頼まれたのだ。俺の理性は吹っ飛んでしまい、何度も首を縦に振りながら「はい」と答えた。
『シュッ、パサッ……』
一糸纏わぬ奥方を見て「本当にガキを産んだ女なのか?」と思いながら、すぐにでも抱きたいという衝動に駆られながらも、全身が硬直して動けなかった。
「あら? 意外とうぶなのね? 口約束だけでは安心できないから、この契約印を使わせてもらうわね」
「わ、判った」
俺は、特殊な効力が付与されたアイテムで、契約印を左胸に刻まれる。全裸の女が目の前に居るのに、手を動かすこともできず固まっていると、奥方が妖艶な笑みを浮かべながら耳元で囁いた。
「さぁ、前払いを与えてあげるわよ」
そう言ったあとは、奥方にリードされながら夜が明けるまで、極上の女と交わりあったのだった……。
(奥方のためならば契約印なんてなくても、どんな仕事でも遂行するぜ)
俺は準備を整え崖へ向かうと、ミルド共生国へ人探しへ向かうパーティーに出会い、途中まで行動を共にすることにした。
この時点で同じ人物を探しているとは思わなかったし、あんな結果になるとは想像もつかなかった……。
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