スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~

深田くれと

文字の大きさ
72 / 105
連載

月夜の下で

「いい攻めだった。動きも申し分ない」
「ありがとうございます!」
「少し休憩にしよう」

 持っていた盾を地面に放り投げたサルコスに、薄水色の髪を揺らした女性が頭を下げた。鼻筋のとおった美しい顔立ちにみずみずしいピンク色の唇――シーラは額の汗をぬぐって剣を月光にさらす。
 練習用として与えられた剣に刃こぼれはない。フェイト家のガーディアン候補ともなれば、与えられる練習用の武器も破格のものだ。

「それにしても、サルコスさんは体力がすごいですね」

 シーラは感嘆の声を上げた。二十になったばかりのシーラの夜間稽古につきあった上、日中はフェイト家の家兵の訓練も見ているらしい。
 引退も近い年齢であるのに、最後まで体力切れは見られなかった。

「俺はシーラと違って攻めずに守っているだけだからだ」

 大したことじゃないと片手を振ったが、シーラはそうは思わない。剣を振るう人間に対し、動きを予測しながら盾を操ることは長時間できるものではない。

「慣れれば、ある程度の勘が働くようになる」

 サルコスは苦笑いしながらシーラを見る。何を考えていたか、顔に出ていたらしい。

「稽古はアズリーお嬢様が帰るまでという約束だったが、だいぶ長引いたようだな」
「こんなに遅いのは久しぶりじゃないでしょうか」
「余程、話が弾んだらしい」

 サルコスが遠方を見やった。
 ちょうどアズリーを含めた五人が正門を通って敷地に入ってきたところだった。先頭には黒貴重のシックな服に身を包む家兵のバレット。アズリーの周囲を固める数人の中でも、槍にオリジナル魔法を併用して戦う彼は特に強い。
 フェイト家に見初められてから一年ほどだが、模擬戦ではまだ一度も勝てていない相手だ。戦闘中に熱くなる癖が無ければ、ガーディアン候補の一人になれたそうだ。
 と、周囲を囲まれていたアズリーがサルコスとシーラに気づいたようだ。
 濃緑のドレスから伸びた白く細い腕が月夜の下で勢いよく振られた。

「……まずいな」

 サルコスが怖がるように小さな声でつぶやいた。
シーラが不思議に思って聞く。

「どういう意味ですか?」
「シーラには、お嬢様がどう見える?」
「どうって言われましても……とてもお元気そうで、嬉しそうです」
「そう見えるなら、まだ観察力が足らん。あれは、パーティで精一杯我慢してきたから、今から怒りをぶちまけるぞ、という顔だ」
「考えすぎでは?」
「……来たぞ」

 サルコスが一歩、二歩とさりげなく下がる。
 自然とシーラが先頭になったところに、アズリーがドレスだということを忘れたような走り方で近づいてきた。ほほ笑んでいると思った顔には、確かに青筋が立っていた。
 さすがの観察力だ。シーラは内心で感心しながら、深呼吸したアズリーの言葉を待つ。
 そして――

「最悪のパーティだった」

 上がった顔には影が張り付いていた。そう錯覚するほど陰鬱だった。
 だいぶ酔っているのか、目は充血し呂律が怪しい。ゆだった顔から酒気が漂っているかのようだ。

「いつも嫌だけど、今日はほんと最悪」
「な、なにがお嫌だったのですか?」

 いつもの優しいアズリーではない。据わった目が怖い。少し前に勤めていたザイトランの店でもお目にかかれないような表情だ。しかも、彼女は元高位の冒険者。魔法で攻撃してくるのではと思わず身構えた。

「パーティだと……いつも男性に言い寄られるの。あっ、私が美人とかじゃないの」
「……はあ」
「みんな言うの。『お父上は私の憧れです』って。『将軍はお元気ですか』って」

 寂しそうに視線を落としたアズリーは、シーラの腕をつうっと人差し指で撫でる。手首まで降りて、また肘に戻った。
 相当酔っている。
 シーラは助けを求めて首を回すが、サルコスは息を潜めて無言で首を振った。姿が薄くなっているようにすら見える。
 まさかスキルを使っているのではと疑ってしまう。

「アースロンド将軍は、誰もが憧れるお方ですから」
「別にそれはいいの」

 アズリーの即答。
 当たり障りの無い言葉を選んだシーラはぽかんと口を開けた。
 これは、厄介なタイプの酔っ払いだ、と経験豊富な彼女は確信した。
 聞いて欲しいくせに、なかなか素直には言い出さない。サルコスが後ろに下がった理由がよくわかった。同時に、さっきまで抱いていた尊敬の気持ちが、がらがらと崩れた。
 シーラは生贄にされたのだ。
 そのことを露ほども知らないアズリーが彼女にしなだれた。同じ身長なのに、視線が下から上がってくる。瞳に熱が混じっている。

「今日はね、女性ばっかり。みーんな綺麗でかわいい子。高い宝石や、香水をつけた子が、こぞって年上の私を囲むの」
「なぜ……でしょう?」
「なぜだと思う?」

 アズリーが瞳を潤ませて、酒臭い息を吐いてシーラの胸に聞いた。
 ――分かるわけがない。
 耐え兼ねて勢いよく首を回した。そして白けた。サルコスがさらに距離を取っている。こうなることを知っていて撤退するつもりだろうか。
 頼りにならない師弟関係だなとあきれ果てていると、酔っ払いが押し倒す勢いで詰め寄った。

「みーんな言うの! 『竜伐ってすごいことですわ』『国の歴史にも残る偉業ですね』って」
「なるほど」
「声を揃えて『今度サナトさんもパーティに連れてきてくださいね』って!」
「そう……ですか……」
「私だって、そうなったらどんなにうれしいか!」

 シーラは、そうっと視線を外した。ここから先は聞いても記憶には残さないと決めた。
 そんな忠臣の思いやりに気づかず、アズリーが感極まったように肩を掴んで揺さぶる。元冒険者はさすがに力が強い。がくがくと首が揺れた。
 木になったつもりで目をつむっていると、主の苛立ちがピークになってきたのか声量が上がる。

「でも、サナトさん、ぜんっぜん連絡くれないし、学園で問題起きたら、手を貸すって言ってるのに、少しも頼ってこないし! 顔だって見に来ないの! 決闘でイース家を退けたとか、すごい魔法使えるとか――そんなのとっくに私は分かってるの!」
「それは……まあ、妹のエティルの話ではあの方もお忙しいと――」
「そのうえ、『竜伐』ってなに!? 竜って二人で倒せるわけ!? 魔法効かないし、剣も通らないのに!?」
「たぶん、無理でしょうね……」
「あの人、ぜぇったい嘘ついてる!」
「それは……」
「大魔法使いからもらったんじゃなくて、あの人がそうなのよ! ぜぇーったい! 意味深な態度もぜーぇんぶ演技!」

 完全に呂律がおかしい。言っていることもシーラには意味不明だ。
 だから、放っておこう。
 酔っ払いの言うことは真に受けてはいけない。ここまで酔っているからには、きっと翌朝には自分の家の敷地内で叫んだことも忘れているだろう。
 アズリーの体が糸が切れたように崩れ落ちた。
 慌てて両脇に手を通して支える。そして、ようやく近づいて来たサルコスに恨みがましい瞳を向けた。

「これもガーディアンの仕事のうちでしょうか?」

 少しばかり嫌みをぶつけたが、サルコスは悪びれることなく頷いた。

「良い主人だろ? 酒に酔って素が出てもこの程度だ。俺なら酒場が静まり返るくらいのことは言っている。自由の身から重圧を背負って頑張っているんだ。たまには許してやってくれ」
「いい話にしてまとめようとしていませんか?」
「そんなつもりはまったくない。本当にそう思っているだけだ。シーラは、今のを見てガーディアンを辞めたくなったか?」
「さすがにそれはないです」
「良かった。お嬢様の望みが叶えば、とは思うが、こればかりはな……勲章と家名持ちとなると、俺の力ではもうどうにも。目のつけどころは悪くなかったが、遅きに失した。どんな手を使っても、彼を内に引き込んでおくべきだった」

 サルコスはやるせなさそうに頭を掻いた。
 フェイト家に入ることになればサナトは確実に家名を捨てさせられるだろう。ヒイラギとフェイトでは重みがまったく違う。
 しかし、それはさらにサナトの不満を買うだろう。

「お嬢様、しっかりしてください」

 シーラはアズリーを抱きかかえた。夜風は気持ちいいが、主人の体を冷やすのは良くない。サルコスの「代わろうか」という言葉に首を振って断る。
 これはガーディアンの仕事だ。

「サナトさん……か」

 シーラは店での出会いを思い出しながら歩き出した。

『これからの冒険者生活にシーラさんの今までの努力を少しでも分けていただこうかと』

 冗談めかしていたが、あの時の手を握る動作は真剣そのものだった。まさか、『竜伐』を成功させるほどの冒険者だとは思いもよらなかった。
 けれど、出会えてよかった。

『サナトさんは強くなれずに諦めたことはなかったのですか?』
『毎日諦めましたよ。けれど、次の日にはまた剣を振っていました。自分は強くなれないと認めるのが怖かったのかもしれません』

 今も鮮明に会話を覚えている。
 シーラはあの言葉とザイトランが死んで自由になったタイミングで、剣を再び手にしたのだ。
 妹のエティルが、レベルが見えるという異能を活かしてギルドで働き始めたというのも後押しだった。
 自分が守るべき身内は旅立った。あとは、好きなように生きれば良い。
 そうして挑んだ、王国内の合同訓練の場で、サルコスの目に留まったのだ。

「まだまだだが、光るものがある」
 サルコスは本当に厳しかった。これ以上いないと思っていた父と比肩するほど、容赦なくシーラを鍛えた。
 けれど、そのかいあって、短時間でフェイト家の家兵であるバレットに肩を並べるほどに成長した。
 時折、バレットから、好意を寄せるような視線を向けられるようになったのも、その頃だ。店で培った人の視線に敏感というのも意外と役立つ。
 だが、まだ早い。
 シーラは、腕の中で小さな寝言を言ったアズリーに視線を落としてほほ笑んだ。

「私は強くなります。いずれは竜を倒せるほどに」

 それは、未来に希望を抱く者の決意の言葉だった。
感想 65

あなたにおすすめの小説

異世界召喚されたら無能と言われ追い出されました。~この世界は俺にとってイージーモードでした~

WING
ファンタジー
 1~8巻好評発売中です!  ※2022年7月12日に本編は完結しました。  ◇ ◇ ◇  ある日突然、クラスまるごと異世界に勇者召喚された高校生、結城晴人。  ステータスを確認したところ、勇者に与えられる特典のギフトどころか、勇者の称号すらも無いことが判明する。  晴人たちを召喚した王女は「無能がいては足手纏いになる」と、彼のことを追い出してしまった。  しかも街を出て早々、王女が差し向けた騎士によって、晴人は殺されかける。  胸を刺され意識を失った彼は、気がつくと神様の前にいた。  そしてギフトを与え忘れたお詫びとして、望むスキルを作れるスキルをはじめとしたチート能力を手に入れるのであった──  ハードモードな異世界生活も、やりすぎなくらいスキルを作って一発逆転イージーモード!?  前代未聞の難易度激甘ファンタジー、開幕!

没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます

六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。 彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。 優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。 それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。 その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。 しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。 ※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。 詳細は近況ボードをご覧ください。

転生したら世界一の御曹司だった〜巨乳エルフメイド10人と美少女騎士に溺愛されています〜

まさき
ファンタジー
異世界転生した最強の金持ち嫡男、 専属エルフメイドと美少女騎士に囲まれて至福のハーレム生活   現代日本で「地味だが実は超大富豪」という特殊な人生を送っていた青年は、ある日事故で命を落とす。   しかし目を覚ますと、そこは魔法と様々な種族が存在する異世界だった。   彼は大陸一の富を誇る名門貴族―― ヴァン・バレンティン家の嫡男カイルとして転生していたのだ。   カイルに与えられたのは ・世界一とも言える圧倒的な財力 ・財力に比例して増大する規格外の魔力   そして何より彼を驚かせたのは――   彼に仕える十人の専属メイド全員が、巨乳美少女だったことである。   献身的なエルフのメイド長リリア。 護衛騎士でありながら隙あらば誘惑してくる女騎士シルヴィア。   さらに個性豊かな巨乳メイドたち。   カイルは持ち前の財力で彼女たちの願いを叶え、最高級の装備や生活を与えていく。   すると彼女たちの忠誠心と愛情はどんどん加速していき――   「カイル様……今日は私が、お世話をさせてください」   領地を狙う貴族を金と魔力で圧倒し、 時にはメイドたちの愛が暴走して甘すぎる時間に巻き込まれながらも、   最強の御曹司カイルは 世界一幸せなハーレムを築いていく。 最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ応援をお願いいたします。

間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。 間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。 多分不具合だとおもう。 召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。 そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます ◇ 四巻が販売されました! 今日から四巻の範囲がレンタルとなります 書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます 追加場面もあります よろしくお願いします! 一応191話で終わりとなります 最後まで見ていただきありがとうございました コミカライズもスタートしています 毎月最初の金曜日に更新です お楽しみください!

異世界転移「スキル無!」~授かったユニークスキルは「なし」ではなく触れたモノを「無」に帰す最強スキルだったようです~

夢・風魔
ファンタジー
林間学校の最中に召喚(誘拐?)された鈴村翔は「スキルが無い役立たずはいらない」と金髪縦ロール女に言われ、その場に取り残された。 しかしそのスキル鑑定は間違っていた。スキルが無いのではなく、転移特典で授かったのは『無』というスキルだったのだ。 とにかく生き残るために行動を起こした翔は、モンスターに襲われていた双子のエルフ姉妹を助ける。 エルフの里へと案内された翔は、林間学校で用意したキャンプ用品一式を使って彼らの食生活を改革することに。 スキル『無』で時々無双。双子の美少女エルフや木に宿る幼女精霊に囲まれ、翔の異世界生活冒険譚は始まった。 *小説家になろう・カクヨムでも投稿しております(完結済み

異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました

黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。 彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。 戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。 現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと! 「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」 ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。 絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。 伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進! 迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る! これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー! 美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。 人生、逆転できないことなんて何もない!

えっ、能力なしでパーティ追放された俺が全属性魔法使い!? ~最強のオールラウンダー目指して謙虚に頑張ります~

たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
コミカライズ10/19(水)開始! 2024/2/21小説本編完結! 旧題:えっ能力なしでパーティー追放された俺が全属性能力者!? 最強のオールラウンダーに成り上がりますが、本人は至って謙虚です ※ 書籍化に伴い、一部範囲のみの公開に切り替えられています。 ※ 書籍化に伴う変更点については、近況ボードを確認ください。 生まれつき、一人一人に魔法属性が付与され、一定の年齢になると使うことができるようになる世界。  伝説の冒険者の息子、タイラー・ソリス(17歳)は、なぜか無属性。 勤勉で真面目な彼はなぜか報われておらず、魔法を使用することができなかった。  代わりに、父親から教わった戦術や、体術を駆使して、パーティーの中でも重要な役割を担っていたが…………。 リーダーからは無能だと疎まれ、パーティーを追放されてしまう。  ダンジョンの中、モンスターを前にして見捨てられたタイラー。ピンチに陥る中で、その血に流れる伝説の冒険者の能力がついに覚醒する。  タイラーは、全属性の魔法をつかいこなせる最強のオールラウンダーだったのだ! その能力のあまりの高さから、あらわれるのが、人より少し遅いだけだった。  タイラーは、その圧倒的な力で、危機を回避。  そこから敵を次々になぎ倒し、最強の冒険者への道を、駆け足で登り出す。  なにせ、初の強モンスターを倒した時点では、まだレベル1だったのだ。 レベルが上がれば最強無双することは約束されていた。 いつか彼は血をも超えていくーー。  さらには、天下一の美女たちに、これでもかと愛されまくることになり、モフモフにゃんにゃんの桃色デイズ。  一方、タイラーを追放したパーティーメンバーはというと。 彼を失ったことにより、チームは瓦解。元々大した力もないのに、タイラーのおかげで過大評価されていたパーティーリーダーは、どんどんと落ちぶれていく。 コメントやお気に入りなど、大変励みになっています。お気軽にお寄せくださいませ! ・12/27〜29 HOTランキング 2位 記録、維持 ・12/28 ハイファンランキング 3位

学校ごと異世界に召喚された俺、拾ったスキルが強すぎたので無双します

名無し
ファンタジー
 毎日のようにいじめを受けていた主人公の如月優斗は、ある日自分の学校が異世界へ転移したことを知る。召喚主によれば、生徒たちの中から救世主を探しているそうで、スマホを通してスキルをタダで配るのだという。それがきっかけで神スキルを得た如月は、あっという間に最強の男へと進化していく。