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31.最悪な終わり方
しおりを挟む「もしもし?」
私が電話に出ると、駿二はゆっくり話し出した。
「ごめん。やっぱり俺ら別れよう。2回も傷つけることになって、本当にごめん。」
「…考えはもう変わらない?」
「うん。」
「私がまだ好きだって言っても?」
「うん。」
「この前信じていいって言ったばっかのくせに…」
「ごめん。」
「嘘つき。」
「うん。」
「うんとごめんしか言えないの?」
「ごめん。」
「もう私と話すのすらめんどくさいと思ってるでしょ?ごめんね、めんどくさくて。バイバイ。」
半ばやけくそで私は電話を切った。
駿二はわかりやすい。
口数が極端に少ないことが、私への気持ちがもうないことを表していた。
最悪な終わり方。
なんでこんなことになったんだろう?
私はどこがいけなかったんだろう?
次の日に卒アルの写真撮影があることも忘れて、私は泣いた。
日付が替わると駿二の誕生日になった。
作りかけていたおめでとうメールを開いて、送れないことにまた泣いた。
次の日はもちろん目が腫れていて、朝から冷やして学校に行った。
それで多少は引いたけど、どう見ても目は変。
もちろんその顔はしっかりと卒アルに残っている。
今思い出してもバカだったと思うし、残念でしかない。
それからの私はとにかく学校を楽しむことにした。
今まで恋愛ばかりで見えてなかったことも多かったと思う。
幸い7月の終わりくらいから体育祭の準備も始まって、勉強と同時進行で忙しかった。
クラスでも話す人が増えていった。
すると、次の出逢いがやってくる。
おかしなもので、求めていない時に限って現れるんですよね…
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