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謎の美女?
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「おはよう月城君?元気かな」
後ろを振り返ると秋津会長が楽しそうに俺を見ていた。
「…おはようございます会長」
「あれどうしたの?元気ないね?」
「なんでもありません会長こそ、こんな所迄来て暇なんですか?」
嫌みを言うと
「いやいや?これでも忙しいんだよ?でも月城君は特別だからね!武部先生直々の約束だからちゃんと責任を持ってやらないとと思ってね!それで最近どうかな月城君?」
「何も無いですよ…」
これは本当の事だ。
秋津会長は俺を見て
「んー?何も無いの?最近大人しいそうだから、どうしたのかなと思ったんだけど…そうか残念」
残念とは何だと思ったのかが我慢し
「それじゃあ」
と言うと秋津会長は
「うーん、しょうがないまたね?」
と言い行ってしまった。
何なんだあの人?と思ってると後ろから
「おはようハル?どうしたの?」
「うわ!」
ビックリした。
「いきなり話かけるな!聖ビックリするだろうが!」
「何その反応…何かあった?」
聖に詰め寄られ俺は、ため息を着きながらさっきあった事を言うと
「秋津会長ねぇ…何か言われた?」
聖は何か考えながら
「いや?最近大人しいとか言われた」
「まぁそうだよね、今まで好き放題喧嘩してたのがピタリと大人しくなったもんねー?それは疑われるか」
「へー?最近喧嘩してないのか月城?」
影山が興味津々と聞いて来た。
聖が嫌な顔をしながら
「いきなり会話に入って来くるの止めてくれるかな影山君」
「それはすまん、で?何で喧嘩しなくなったんだ?」
全然コイツ懲りてないなと思ってると聖がズイと俺の前に立ち
「ハルだっていつまでも馬鹿みたいに喧嘩してる訳じゃないよ。いい加減ハルだって大人になったんだよ!ね!ハル?」
聖の言葉に多少の引っ掛かりを覚えたが面倒くさくなって
「ああ…」
大人の行動をした。
すると影山が
「へー?大人ね?この数日で大人にねぇ?何があったんだろうな?」
影山の探る様な目に変に勘が良いなコイツと思ってると
「ふうん?…まぁでも喧嘩しなくなったのは良いことだよな?」
「そうだよ!」
「てっきり芹沢と月城2人何かあって喧嘩している場合じゃなくなったのかと思ったんだが?そうじゃないのか?」
思わず俺は聖の顔を見ると聖は俺と同じ顔をしていた。
それを影山はニヤリとして
「成る程な」
と自分の席に戻って行った。
それを聖が苦々しい顔で
「あいつ本当に勘が鋭くて嫌になる…ハル気を付けてよ?」
「俺かよ!」
すると教室の後ろから
「おー!」
聖と振り返ると数人の男共が騒いでいた。
何だ?と思って近付くと一冊の本を囲んで騒いでいた。
「ハルあれって…」
聖の言葉に嫌な汗が背中を伝った。
それを見ていた奴が俺に気がつき
「お!月城も見るか?」
「いや、俺は別に…少し気になっただけ」
「!やっぱり!月城も気になるよな!」
他の奴らも一気に食い付いて来た。
「そうだよな!月城もやっぱり男だもんな!見るか!」
「おい!これ俺の何だから綺麗に見ろよ!」
「いいじゃんか!」
とクラスの男共が一冊の雑誌に食い付いてる俺はそれを見て
「これ、そんなに良いのか?」
すると一斉に
「良いにきまってるだろ!こんなに綺麗なんだぞ!」
「そうだ!」
皆頷いてる聖も覗き込み
「えー何々?正体不明の美女っだって…」
「…知ってたのか聖?」
「ううん?」
胡乱な目で聖を見ると首を振る聖に
俺は自分の席に着いて頭を抱えた。
それを影山がじっと見ていたが気が付かなかった。
授業が終わり聖と2人急いで丹下のマンションに行き
「おい!」
インターホンもせず勢い良くドアを開けると丹下はソファで優雅にコーヒーを飲みながら
「おかえりー!」
と返した。
ちなみにこの部屋には鍵が一切掛かってない
俺達が出入りするよになって、ふと聖が
「丹下さんが一度も鍵閉めてるの見た事ないんですけど…どうなってるんですか?このマンションのセキュリティは…鍵は?」
と丹下に聞くと
「鍵は掛かってないから、いつでも来て大丈夫だよ!」
と言われ聖が
「無用心ですよ!」
と怒ると丹下は遠い目で
「別に盗まれる様な物は、ここには無いしお金が掛かってるカメラの機材はちゃんとした所に置いてあるし、それにこのマンション外から見て人が住んでるようには見えないし、もし泥棒が入って来ても4階迄階段だよ?君達やる?私だったらやらないよ」
確かに…4階まで、この階段を登るのは本当に大変だ。
最近は慣れて来たと言っても辛い…聖もそう思ったのか、それ以上言うのを止めた。それに
「君達の部屋の鍵はこれ」
と鍵を渡されて
「何で僕達の部屋には鍵が?」
「うん?流石に君達はちゃんとしないとまずいでしょ?一応女の子なんだし満月の日があるから用心に越した事はないでしょ?」
それを真剣な顔で言われ微妙な気持ちになったのは云う迄もない
防犯意識が高いのか低いのか良くわからない男だ。
「こんばんは」
と聖が帰りに寄ったコンビニの袋から雑誌をテーブルに置いて
「これ」
丹下が雑誌を見て、ああと頷き
「綺麗に撮れてただろう?」
と満足に笑った。
俺は文句を言おうと、すると目の前にドンと
「まぁまぁ、ハルこれでも飲んで落ち着きなよ」
と聖がコンビニで買った飲み物を置いて
「これが落ち着いていられるか!丹下これ聞いてないぞ!」
と丹下に食って掛かると
「うん?あれ言ってなかったけ?」
「聞いてないぞ!」
「そうだっけ?ごめん!この写真撮った後知り合いに、これ見られてさーどうしても雑誌に掲載したいって煩くてさー」
「はぁ!」
「もう、ちょっと落ち着きなよハル」
聖に睨まれ、しぶしぶソファに座ると聖も座り
「それに別に名前が出ている訳じゃないんだし、それにモデルやる事はハルも了承した訳だろ?グチグチ言わない」
「元々の元凶は聖だろが!」
「え?そうだったけ?うーん?そうだっけ?あ思い出したよ!確かハルが百合さんの…ぐ!」
慌てて聖の口に手を当てて
「黙れ!」
「えー?折角思い出そうとしたのに?」
「え?何?何の話?私も聞きたい!」
「うるせー!何でもない!」
丹下を睨むと残念そうな顔をした。
これ以上この話をしても俺に良いことがないのを、聖は知っててやってやがる!
「それでハル?」
「もう、いい!」
ふてくされて丹下のコーヒを奪って飲むと
「大丈夫だよハル、これがハルだなんて全然分からないしこの事は僕達しか知らない秘密ないんだし、これをバラそうなんて思わないですよね?丹下さん」
「ああ、私も自分がかわいいし、ハル君がこのモデルだなんてバラす事は無いからこれからもモデルをして欲しいな」
俺はだらしなくソファにもたれて
「悪かったよ!これ見て狼狽ちまった」
ボソリと言うと聖も
「僕もビックリしたよ」
「ごめん、今度からはちゃんと言うから!」
と丹下がもし訳なさそうな顔で謝っていた。
俺はホッと息を吐いてチラッと窓から外を見た。
後ろを振り返ると秋津会長が楽しそうに俺を見ていた。
「…おはようございます会長」
「あれどうしたの?元気ないね?」
「なんでもありません会長こそ、こんな所迄来て暇なんですか?」
嫌みを言うと
「いやいや?これでも忙しいんだよ?でも月城君は特別だからね!武部先生直々の約束だからちゃんと責任を持ってやらないとと思ってね!それで最近どうかな月城君?」
「何も無いですよ…」
これは本当の事だ。
秋津会長は俺を見て
「んー?何も無いの?最近大人しいそうだから、どうしたのかなと思ったんだけど…そうか残念」
残念とは何だと思ったのかが我慢し
「それじゃあ」
と言うと秋津会長は
「うーん、しょうがないまたね?」
と言い行ってしまった。
何なんだあの人?と思ってると後ろから
「おはようハル?どうしたの?」
「うわ!」
ビックリした。
「いきなり話かけるな!聖ビックリするだろうが!」
「何その反応…何かあった?」
聖に詰め寄られ俺は、ため息を着きながらさっきあった事を言うと
「秋津会長ねぇ…何か言われた?」
聖は何か考えながら
「いや?最近大人しいとか言われた」
「まぁそうだよね、今まで好き放題喧嘩してたのがピタリと大人しくなったもんねー?それは疑われるか」
「へー?最近喧嘩してないのか月城?」
影山が興味津々と聞いて来た。
聖が嫌な顔をしながら
「いきなり会話に入って来くるの止めてくれるかな影山君」
「それはすまん、で?何で喧嘩しなくなったんだ?」
全然コイツ懲りてないなと思ってると聖がズイと俺の前に立ち
「ハルだっていつまでも馬鹿みたいに喧嘩してる訳じゃないよ。いい加減ハルだって大人になったんだよ!ね!ハル?」
聖の言葉に多少の引っ掛かりを覚えたが面倒くさくなって
「ああ…」
大人の行動をした。
すると影山が
「へー?大人ね?この数日で大人にねぇ?何があったんだろうな?」
影山の探る様な目に変に勘が良いなコイツと思ってると
「ふうん?…まぁでも喧嘩しなくなったのは良いことだよな?」
「そうだよ!」
「てっきり芹沢と月城2人何かあって喧嘩している場合じゃなくなったのかと思ったんだが?そうじゃないのか?」
思わず俺は聖の顔を見ると聖は俺と同じ顔をしていた。
それを影山はニヤリとして
「成る程な」
と自分の席に戻って行った。
それを聖が苦々しい顔で
「あいつ本当に勘が鋭くて嫌になる…ハル気を付けてよ?」
「俺かよ!」
すると教室の後ろから
「おー!」
聖と振り返ると数人の男共が騒いでいた。
何だ?と思って近付くと一冊の本を囲んで騒いでいた。
「ハルあれって…」
聖の言葉に嫌な汗が背中を伝った。
それを見ていた奴が俺に気がつき
「お!月城も見るか?」
「いや、俺は別に…少し気になっただけ」
「!やっぱり!月城も気になるよな!」
他の奴らも一気に食い付いて来た。
「そうだよな!月城もやっぱり男だもんな!見るか!」
「おい!これ俺の何だから綺麗に見ろよ!」
「いいじゃんか!」
とクラスの男共が一冊の雑誌に食い付いてる俺はそれを見て
「これ、そんなに良いのか?」
すると一斉に
「良いにきまってるだろ!こんなに綺麗なんだぞ!」
「そうだ!」
皆頷いてる聖も覗き込み
「えー何々?正体不明の美女っだって…」
「…知ってたのか聖?」
「ううん?」
胡乱な目で聖を見ると首を振る聖に
俺は自分の席に着いて頭を抱えた。
それを影山がじっと見ていたが気が付かなかった。
授業が終わり聖と2人急いで丹下のマンションに行き
「おい!」
インターホンもせず勢い良くドアを開けると丹下はソファで優雅にコーヒーを飲みながら
「おかえりー!」
と返した。
ちなみにこの部屋には鍵が一切掛かってない
俺達が出入りするよになって、ふと聖が
「丹下さんが一度も鍵閉めてるの見た事ないんですけど…どうなってるんですか?このマンションのセキュリティは…鍵は?」
と丹下に聞くと
「鍵は掛かってないから、いつでも来て大丈夫だよ!」
と言われ聖が
「無用心ですよ!」
と怒ると丹下は遠い目で
「別に盗まれる様な物は、ここには無いしお金が掛かってるカメラの機材はちゃんとした所に置いてあるし、それにこのマンション外から見て人が住んでるようには見えないし、もし泥棒が入って来ても4階迄階段だよ?君達やる?私だったらやらないよ」
確かに…4階まで、この階段を登るのは本当に大変だ。
最近は慣れて来たと言っても辛い…聖もそう思ったのか、それ以上言うのを止めた。それに
「君達の部屋の鍵はこれ」
と鍵を渡されて
「何で僕達の部屋には鍵が?」
「うん?流石に君達はちゃんとしないとまずいでしょ?一応女の子なんだし満月の日があるから用心に越した事はないでしょ?」
それを真剣な顔で言われ微妙な気持ちになったのは云う迄もない
防犯意識が高いのか低いのか良くわからない男だ。
「こんばんは」
と聖が帰りに寄ったコンビニの袋から雑誌をテーブルに置いて
「これ」
丹下が雑誌を見て、ああと頷き
「綺麗に撮れてただろう?」
と満足に笑った。
俺は文句を言おうと、すると目の前にドンと
「まぁまぁ、ハルこれでも飲んで落ち着きなよ」
と聖がコンビニで買った飲み物を置いて
「これが落ち着いていられるか!丹下これ聞いてないぞ!」
と丹下に食って掛かると
「うん?あれ言ってなかったけ?」
「聞いてないぞ!」
「そうだっけ?ごめん!この写真撮った後知り合いに、これ見られてさーどうしても雑誌に掲載したいって煩くてさー」
「はぁ!」
「もう、ちょっと落ち着きなよハル」
聖に睨まれ、しぶしぶソファに座ると聖も座り
「それに別に名前が出ている訳じゃないんだし、それにモデルやる事はハルも了承した訳だろ?グチグチ言わない」
「元々の元凶は聖だろが!」
「え?そうだったけ?うーん?そうだっけ?あ思い出したよ!確かハルが百合さんの…ぐ!」
慌てて聖の口に手を当てて
「黙れ!」
「えー?折角思い出そうとしたのに?」
「え?何?何の話?私も聞きたい!」
「うるせー!何でもない!」
丹下を睨むと残念そうな顔をした。
これ以上この話をしても俺に良いことがないのを、聖は知っててやってやがる!
「それでハル?」
「もう、いい!」
ふてくされて丹下のコーヒを奪って飲むと
「大丈夫だよハル、これがハルだなんて全然分からないしこの事は僕達しか知らない秘密ないんだし、これをバラそうなんて思わないですよね?丹下さん」
「ああ、私も自分がかわいいし、ハル君がこのモデルだなんてバラす事は無いからこれからもモデルをして欲しいな」
俺はだらしなくソファにもたれて
「悪かったよ!これ見て狼狽ちまった」
ボソリと言うと聖も
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