とあるウシのマイスペック研究日誌

ミドルマインドな人生を

新年の始まりは、異様な興奮に包まれる。

例えば、新年の抱負。

年を新たにすると「今年こそは〇〇する！」と決意する人は多いのではないかと思う。

それは、もしかしたらダイエットかもしれない。

あるいは、貯金かもしれない。

資格ゲット、結婚、転職などもあるだろう。

世の多くの人は、新年に目標を立てるんじゃないだろうか。

しかし、目標を達成できるときもあれば、途中で挫折してしまうときもある。

「勢い」というのは、ガソリンでもあるが、ガス欠すると途端に走れなくなる。

おれもまた、同じだ。

『今月はYouTubeで〇〇シリーズやります！』と意気込んで取り組むと、かなりの確率で失速する。

アイデアが思いついた瞬間、そして走り出した瞬間は、勢いがある。

なので「これはいける！」と思ってしまう。

でも、毎日やるのは自分にとってハイペース過ぎて重荷になり、また、宣言した手前やり通さなくてはと自責する。

結果として、心が途中でポキっと折れて断念する。

この日誌もまた、途中で断念するかもしれない。

なぜならば、新年の「勢い」のもと異様な興奮でスタートさせているからだ。

しかし、「勢い」が必ずしも悪いものかというと、そうではないと思う。

善悪論ではないけれど、何も行動せずにいるよりはマシなのではなかろうかと思ってしまう。

行動に移さなければ、何も始まらない。

しかし、「勢い」だけで行動すると、途中でポキっと折れてしまう。

『マイペースにやる』というのが出来ればいいんだけども、今のおれには難しい。

マイペースにやろうとするほど「マイペースにやらなければならない」と強迫観念を覚えてしまうからだ。

ハイマインドで突っ走ると、失速して折れてしまう。

ローマインドで何もせずにいると、宙ぶらりんな人生で終わってしまう。

ハイでもローでもない、ミドルマインドな自分になれたら、人生もっと楽しくなるかもしれない。

ミドルマインドこそ、おそらく『マイペースに生きる』なんだと思う。