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長続きしない病
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おれはどうにも飽きっぽく、長続きしない。
これは、病気どうこうではなく、生まれ持った性格なんだと思う。
アルファポリスにも、過去に二作品小説を投稿した。
「とあるウシのマイスペック研究日誌」と「スライムスピーカーとうつ病の私」だ。
正直、この2本については、もう更新することがないと思う。
なぜなら、設定の時点で詰んだからだ。
アイデアというのは、思いついた瞬間は嬉しいし楽しい。
しかも、それらのアイデアがまだ世に出てないとなると、なおさらだ。
だけど、突飛すぎるアイデアというのは、実現させようとするとなかなか骨が折れる。
というのも、話の整合性があわないからだ。
マイスペックの方でいうと、その能力に開花したとして、その後どうするの?と言われると詰む。
スライムスピーカーでいうと、なぜスライムなの?と聞かれると詰む。
両者ともに、最初から設定が脱線しすぎてダメだったのだ。
じゃあ、本作はどうなんだろう?と考えた。
本作は「うつ病のウシの日常を書くだけ」という、それだけの話だ。
誰の役にも立たないし、読まなくても誰も死ぬことはない。
ただ単なる、書き手の発散の場とも言える。
でも、小説なんて……というよりコンテンツなんて、それでいいのだと思う。
作り手がやりたいことをして、受け手が見るかどうかを決める。面白いとおもうかそうでないかを決める。
シンプルな話なのだ。
しかし、おれはついつい「受け手を楽しませなければいけない。ストーリー構成をちゃんとしないといけない」と思ってしまっていた。役に立つものでないといけないと思っていた。
だけど、それだと『焦らない。追い詰めない。マイペース』という思想から外れてしまう。
ストレス発散のためにやり始めたことに対して、ストレスを感じてしまうという悪循環になってしまう。
なので、本作は書き手であるおれの書きたいように書いて、ネタがなくなったり意欲がなくなったら、その時はそれで仕方ないのかなと思う。
アニメや漫画を見ると「ああー、これくらいだったら、おれでも書けそう」とか勘違いしてしまう。
しかし、実際に書こうとすると、自分には無理だということがハッキリとわかる。
小説も同じ。
「こういう設定書きてー、まだ世にないアイデアだし、サクッと書くか!」というノリでやると、失敗してしまう。
実体験ずみだ。
自分には、何か隠された特別な力があるんじゃないか。
世に出てないだけで、すごい力があるんじゃないか。
うつ病になったからこそ目覚める、すごい個性があるんじゃないかと思ってしまう。
でも、現実にはそんなものはなくて。
あるのは今の自分だけ。それだけなのだ。
◆
昨日は夜更かしをした。
寝つきは悪くなかったし、お酒とかも飲んでなかった。
なのに、おねしょをしてしまった。
それも、盛大にびしょびしょのやつをだ。
今からその下着とかズボンとかを洗わなくてはならない。
そう。
自分は特に何かの才能に優れた存在なのではなく、アラサーにもなっておねしょするウシでしかなかったのだ。
これは、病気どうこうではなく、生まれ持った性格なんだと思う。
アルファポリスにも、過去に二作品小説を投稿した。
「とあるウシのマイスペック研究日誌」と「スライムスピーカーとうつ病の私」だ。
正直、この2本については、もう更新することがないと思う。
なぜなら、設定の時点で詰んだからだ。
アイデアというのは、思いついた瞬間は嬉しいし楽しい。
しかも、それらのアイデアがまだ世に出てないとなると、なおさらだ。
だけど、突飛すぎるアイデアというのは、実現させようとするとなかなか骨が折れる。
というのも、話の整合性があわないからだ。
マイスペックの方でいうと、その能力に開花したとして、その後どうするの?と言われると詰む。
スライムスピーカーでいうと、なぜスライムなの?と聞かれると詰む。
両者ともに、最初から設定が脱線しすぎてダメだったのだ。
じゃあ、本作はどうなんだろう?と考えた。
本作は「うつ病のウシの日常を書くだけ」という、それだけの話だ。
誰の役にも立たないし、読まなくても誰も死ぬことはない。
ただ単なる、書き手の発散の場とも言える。
でも、小説なんて……というよりコンテンツなんて、それでいいのだと思う。
作り手がやりたいことをして、受け手が見るかどうかを決める。面白いとおもうかそうでないかを決める。
シンプルな話なのだ。
しかし、おれはついつい「受け手を楽しませなければいけない。ストーリー構成をちゃんとしないといけない」と思ってしまっていた。役に立つものでないといけないと思っていた。
だけど、それだと『焦らない。追い詰めない。マイペース』という思想から外れてしまう。
ストレス発散のためにやり始めたことに対して、ストレスを感じてしまうという悪循環になってしまう。
なので、本作は書き手であるおれの書きたいように書いて、ネタがなくなったり意欲がなくなったら、その時はそれで仕方ないのかなと思う。
アニメや漫画を見ると「ああー、これくらいだったら、おれでも書けそう」とか勘違いしてしまう。
しかし、実際に書こうとすると、自分には無理だということがハッキリとわかる。
小説も同じ。
「こういう設定書きてー、まだ世にないアイデアだし、サクッと書くか!」というノリでやると、失敗してしまう。
実体験ずみだ。
自分には、何か隠された特別な力があるんじゃないか。
世に出てないだけで、すごい力があるんじゃないか。
うつ病になったからこそ目覚める、すごい個性があるんじゃないかと思ってしまう。
でも、現実にはそんなものはなくて。
あるのは今の自分だけ。それだけなのだ。
◆
昨日は夜更かしをした。
寝つきは悪くなかったし、お酒とかも飲んでなかった。
なのに、おねしょをしてしまった。
それも、盛大にびしょびしょのやつをだ。
今からその下着とかズボンとかを洗わなくてはならない。
そう。
自分は特に何かの才能に優れた存在なのではなく、アラサーにもなっておねしょするウシでしかなかったのだ。
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