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父編
祭りはまだ終わらない ✤✤✤(三人称→ロゼ視点)
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S責め注意、最後下品注意
***
ズブブ……と挿入される大きなものに、ロゼの目の奥でバチバチと快楽の火花が散った。
「い、イくぅっ……! イくぅうううっ!」
ロゼは声を我慢しているのも忘れて大きく喘いだ。アークの動きは緩慢でまだ激しいものではなかったが、挿入されただけでロゼは果てた。アークはエラばった凶器で膣肉を抉るように動き、真綿で首を絞めるようにジワジワとロゼを責め立てた。
「あーーーっ! ひぁぁあーーっ!」
すぐにイってしまうロゼは身体と膣をビクビクと震わせながら何度も達し、ぷしゃあっと潮をアークの身体に掛けまくった。
「ひぃあぁぁっ……! ひぎぃぁああ……!」
動きを本格化させてゴツゴツと最奥を叩く度にロゼが激しく喘ぐものだから、アークはレオハルトに眠りの魔法を掛けて、騒音で息子が目覚めないようにした。
元々寝ていたレオハルトは、アークの魔法によって夢も見ない深い眠りへ落ちたため、スケベな寝言も止んだ。
絶頂地獄に陥ったロゼは狂ったように何度も達して気絶しかけるが、アークは未だに一度も吐精していない。長年中出しを極力避けていたアークは、おそるべき遅漏体質を獲得していた。
「アー、ちゃ……っ! 好きっ! 好きぃっ! 一緒にイこうよぉぉぉっ! 中に出してぇぇっ!」
「断る」
「やぁぁっ! 酷いっ! でも好きっ! 酷いアーちゃんが大好きぃぃっ!」
「もっと酷くしてやる」
「いやぁぁぁっ! イくっ! イくっ! イクイクイクッ! ひぐぅゔぅぅっっ!!」
ロゼはアークの怒涛の責めを受けて気をやった。愛妻の絶頂気絶を見届けたアークはその後もしばらく抽送を続けた後、陰茎を蜜壺から抜き、ロゼの腹と胸に白濁液をぶち撒けた。
行為後、アークは魔法でロゼの身体や衣服、ソファに付いた精液を全て消し去ると、レオハルトが眠っているのとは別の寝台まで、意識のないロゼを運んだ。
アークは再び正常位から始め、他にもロゼの身体を横向きやうつ伏せにするなど、様々な体位で交わり、美しい妻の完璧な身体を何度も犯して満喫した。
********
ロゼがハッと目を覚ました時、まだ時刻は真夜中だったようで、カーテンから漏れる月明かりが部屋の中をうっすらと照らしていた。
ロゼが寝ていた大きな寝台には、裸で隣に無防備に眠る最愛の鬼畜男アークがいる。部屋にもう一つある寝台では、アークとの愛の結晶レオハルトが、スピスピと小さな寝息を立てて可愛らしく寝入っていた。
ロゼは寝る前の記憶を辿った。覚えているのはソファの上でヤられまくって気絶した所までだった。
性交の名残はお互いが裸であることぐらいしかなく、悪鬼の如く責められた身体の痛みや疲労も、アークがロゼに回復魔法でも使ったようで何も感じず、ロゼが粗相して濡らしてしまった衣類なども、何事もなかったかのように、そんな匂いはしなかった。
しかし、寝台までロゼを運んだ後にアークがイロイロとヤっていたのだろうことは、ロゼは長年の付き合いから確信していた。
アークは事後はいつも精液を再利用されないように早々に片付けてしまうのだが、ロゼはそれが悲しい。
「アーちゃん……」
ロゼは誘うようにアークの乳首を舐めてカリカリと引っ掻いてみたが、熟睡しているようで起きない。
ヤりきったのだろうアークは、実に清々しい気分で眠りに就いたに違いない。
対するロゼは悶々としていて、好き勝手に自分だけ楽しんで寝てしまったアークに沸々と怒りが湧いた。
(そっちが意識がない所を容赦なく襲ってくるなら、こっちだってやり返してやるわよおおおおおおっ!)
しかし、このまま襲い掛かった所で流石にアークも途中で目覚めて気付くだろうし、また先程のように完全敗北することは目に見えていた。
涙するロゼの脳裏に、昼間の光景が蘇る。
『アーちゃん、近くの村には変わった祭りがあるそうよ。私達も――――』
――――私達も、今夜は子作りハッスル精子搾り取り祭りね!
その時、ロゼの破廉恥発言を察知したアークが、寸前で沈黙の魔法をかけたために最後までは言えなかったが、ロゼは本当はそう主張したかった。
(いいえ! 祭りは! まだ終わらないわ!)
ロゼは床に落ちていた服を着込むと、部屋を飛び出した。
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ズブブ……と挿入される大きなものに、ロゼの目の奥でバチバチと快楽の火花が散った。
「い、イくぅっ……! イくぅうううっ!」
ロゼは声を我慢しているのも忘れて大きく喘いだ。アークの動きは緩慢でまだ激しいものではなかったが、挿入されただけでロゼは果てた。アークはエラばった凶器で膣肉を抉るように動き、真綿で首を絞めるようにジワジワとロゼを責め立てた。
「あーーーっ! ひぁぁあーーっ!」
すぐにイってしまうロゼは身体と膣をビクビクと震わせながら何度も達し、ぷしゃあっと潮をアークの身体に掛けまくった。
「ひぃあぁぁっ……! ひぎぃぁああ……!」
動きを本格化させてゴツゴツと最奥を叩く度にロゼが激しく喘ぐものだから、アークはレオハルトに眠りの魔法を掛けて、騒音で息子が目覚めないようにした。
元々寝ていたレオハルトは、アークの魔法によって夢も見ない深い眠りへ落ちたため、スケベな寝言も止んだ。
絶頂地獄に陥ったロゼは狂ったように何度も達して気絶しかけるが、アークは未だに一度も吐精していない。長年中出しを極力避けていたアークは、おそるべき遅漏体質を獲得していた。
「アー、ちゃ……っ! 好きっ! 好きぃっ! 一緒にイこうよぉぉぉっ! 中に出してぇぇっ!」
「断る」
「やぁぁっ! 酷いっ! でも好きっ! 酷いアーちゃんが大好きぃぃっ!」
「もっと酷くしてやる」
「いやぁぁぁっ! イくっ! イくっ! イクイクイクッ! ひぐぅゔぅぅっっ!!」
ロゼはアークの怒涛の責めを受けて気をやった。愛妻の絶頂気絶を見届けたアークはその後もしばらく抽送を続けた後、陰茎を蜜壺から抜き、ロゼの腹と胸に白濁液をぶち撒けた。
行為後、アークは魔法でロゼの身体や衣服、ソファに付いた精液を全て消し去ると、レオハルトが眠っているのとは別の寝台まで、意識のないロゼを運んだ。
アークは再び正常位から始め、他にもロゼの身体を横向きやうつ伏せにするなど、様々な体位で交わり、美しい妻の完璧な身体を何度も犯して満喫した。
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ロゼがハッと目を覚ました時、まだ時刻は真夜中だったようで、カーテンから漏れる月明かりが部屋の中をうっすらと照らしていた。
ロゼが寝ていた大きな寝台には、裸で隣に無防備に眠る最愛の鬼畜男アークがいる。部屋にもう一つある寝台では、アークとの愛の結晶レオハルトが、スピスピと小さな寝息を立てて可愛らしく寝入っていた。
ロゼは寝る前の記憶を辿った。覚えているのはソファの上でヤられまくって気絶した所までだった。
性交の名残はお互いが裸であることぐらいしかなく、悪鬼の如く責められた身体の痛みや疲労も、アークがロゼに回復魔法でも使ったようで何も感じず、ロゼが粗相して濡らしてしまった衣類なども、何事もなかったかのように、そんな匂いはしなかった。
しかし、寝台までロゼを運んだ後にアークがイロイロとヤっていたのだろうことは、ロゼは長年の付き合いから確信していた。
アークは事後はいつも精液を再利用されないように早々に片付けてしまうのだが、ロゼはそれが悲しい。
「アーちゃん……」
ロゼは誘うようにアークの乳首を舐めてカリカリと引っ掻いてみたが、熟睡しているようで起きない。
ヤりきったのだろうアークは、実に清々しい気分で眠りに就いたに違いない。
対するロゼは悶々としていて、好き勝手に自分だけ楽しんで寝てしまったアークに沸々と怒りが湧いた。
(そっちが意識がない所を容赦なく襲ってくるなら、こっちだってやり返してやるわよおおおおおおっ!)
しかし、このまま襲い掛かった所で流石にアークも途中で目覚めて気付くだろうし、また先程のように完全敗北することは目に見えていた。
涙するロゼの脳裏に、昼間の光景が蘇る。
『アーちゃん、近くの村には変わった祭りがあるそうよ。私達も――――』
――――私達も、今夜は子作りハッスル精子搾り取り祭りね!
その時、ロゼの破廉恥発言を察知したアークが、寸前で沈黙の魔法をかけたために最後までは言えなかったが、ロゼは本当はそう主張したかった。
(いいえ! 祭りは! まだ終わらないわ!)
ロゼは床に落ちていた服を着込むと、部屋を飛び出した。
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