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リュージュバッドエンド 輪廻の輪は正しく巡らない
2 解呪 ✤✤✤
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――――ああぁぁぁぁ……
ヴィクトリアは自分が喉の奥から出す劈くような叫び声をどこか他人事のように聞いていた。
ヴィクトリアは長い絶頂から降りてくる最中で、快感に翻弄されて何もわからない状態だったが、身体の中心部に走る重苦しい痛みによって快楽の渦から引き戻され、視界に映る様子と密着するリュージュの肌の感触から、リュージュと性器を繋げたことを知った。
その瞬間ヴィクトリアの目からぶわっと涙が溢れ、頭の中では自然と黒髪の青年の姿が思い浮かんでいた。
番以外に聖域を開け渡してしまった途方もない苦しみと、身を引き裂かれるような悲しみと後悔が身の内に押し寄せてくる。
けれどそれと同時に、女の部分を男根で満たされる初めての快感と、ずっと好きだったリュージに選ばれて愛されている喜びを感じ、今まで欠けていた部分が満たされて、自分自身のこれまでの全てが報われて認められたような幸せな思いも抱いていた。
(ずっと私はこんな風に、たった一人の誰かに愛されたかった)
頭の中でガラスが割れるような音が響いた直後に、カチカチカチという音を聞いた。
絶叫が止み、ヴィクトリアの声が甘い喘ぎに変わる。ヴィクトリアの変化を感じ取ったのか、最奥を突いたまま彼女の身体を抱きしめてじっとしていたリュージュが、ゆっくりと腰を動かし始めた。
「あっ…… ん……っ はんっ…… あんっ…… リュー、ジュ……」
「ヴィクトリア…… 大丈夫か?」
破瓜の血の匂いが広がり、心配したらしきリュージュから吐息まじりの色っぽい声で問われて、ヴィクトリアは涙を滲ませながらこくこくと頷く。
「リュージュ…… 愛してる……」
気持ちを伝えると、リュージュが嬉しそうに微笑んだ。
「『呪い』が解けたんだな、良かった……」
結合しながらリュージュがヴィクトリアを力強く抱きしめてくるから、ヴィクトリアも嬉し涙を溢しながらリュージュの身体に手を伸ばした。
「あっ……! ああ……! あんっ! あんっ!」
交わりによって弾けるような堪らない感覚を抱いているのはリュージュも同じようで、最初は優しかった抽送が段々と早められて激しくなっていく。
ヴィクトリアは初めて膣奥まで押し広げられている痛みはあったが、番になったリュージュの陰茎に膣壁を擦られる感触が気持ち良かった。
ヴィクトリアが喘ぎ乱れる様子に、リュージュの突きも遠慮がなくなっていく。肌と肌のぶつかる音が激しくなって、その刺激が膣内に響いて快感が増幅され、ヴィクトリアは嬌声を強めた。
「あっ……! ああっ! あんっ! あんっ! はあっ……! ああっ……!」
「ヴィクトリア、イくのか? イけ!」
普段は優しいリュージュも性交中はやや強引になるようで、ヴィクトリアを煽る言葉を口にながら、破瓜の赤い血が纏わり付く淫茎を何度も出し挿れして、初めて男を受け入れるヴィクトリアの穴を容赦なく責め立てた。
リュージュは一度膣内に射精した後、硬さを保ったままの陰茎を完全には抜かずにヴィクトリアの膣に沈み込ませる。
ヴィクトリアはリュージュに揺らされ続けて翻弄されまくっていたが、激しい交わりになかなか絶頂の波を掴みきれずに、イけそうでイけなかった。
達しきれないヴィクトリアの様子を見たリュージュは、律動を続けながら彼女の膨れた淫芽に片手を伸ばし、指先で捉えて小刻みな振動を加え始める。
「ひぁぁぁっ! あっ! あっ! あぁぁぁっ!」
新たな感覚によって絶頂の波に乗ったヴィクトリアが自分を解放すると、うねる膣の締め付け具合に射精感が高められたリュージュもまた、気持ち良さそうな声で呻きながら子種をヴィクトリアの胎に吐き出した。
「もう駄目……! 眠いの……! 眠らせて……っ!」
外は白み始めているが、二人は未だに交わっていた。
ヴィクトリアは床に膝を突き、上体はソファに預けるようにしながら後背位でリュージュに貫かれていたが、体力はもうとっくに限界を超えていて、眠くて眠くて死にそうだった。
「寝てていいよ」と言われるが、リュージュの陰茎が気持ち良すぎて感じてしまい、眠りに落ちることが出来ない。
「ごめん、これで最後だから……」
その言葉を聞くのは何度目だろうか。「これで最後」と言いながら、出しても出してもリュージュの息子は元気なままで、ちっとも終わらない。
ヴィクトリアの下半身はリュージュの精液と自分の愛液によって大変なことになっていた。
リュージュも初めての性交の心地良さにハマってしまったようで、自制しようとしても、ヴィクトリアと繋がりたい感覚と腰が止まらないらしい。
「イクっ! イクっ! あ~~~~っ!!」
リュージュの執拗な突き上げと迫り上がる絶頂感に呑まれたヴィクトリアは、盛大に叫んだ直後に気絶し、ようやく眠ることができた。
ヴィクトリアは自分が喉の奥から出す劈くような叫び声をどこか他人事のように聞いていた。
ヴィクトリアは長い絶頂から降りてくる最中で、快感に翻弄されて何もわからない状態だったが、身体の中心部に走る重苦しい痛みによって快楽の渦から引き戻され、視界に映る様子と密着するリュージュの肌の感触から、リュージュと性器を繋げたことを知った。
その瞬間ヴィクトリアの目からぶわっと涙が溢れ、頭の中では自然と黒髪の青年の姿が思い浮かんでいた。
番以外に聖域を開け渡してしまった途方もない苦しみと、身を引き裂かれるような悲しみと後悔が身の内に押し寄せてくる。
けれどそれと同時に、女の部分を男根で満たされる初めての快感と、ずっと好きだったリュージに選ばれて愛されている喜びを感じ、今まで欠けていた部分が満たされて、自分自身のこれまでの全てが報われて認められたような幸せな思いも抱いていた。
(ずっと私はこんな風に、たった一人の誰かに愛されたかった)
頭の中でガラスが割れるような音が響いた直後に、カチカチカチという音を聞いた。
絶叫が止み、ヴィクトリアの声が甘い喘ぎに変わる。ヴィクトリアの変化を感じ取ったのか、最奥を突いたまま彼女の身体を抱きしめてじっとしていたリュージュが、ゆっくりと腰を動かし始めた。
「あっ…… ん……っ はんっ…… あんっ…… リュー、ジュ……」
「ヴィクトリア…… 大丈夫か?」
破瓜の血の匂いが広がり、心配したらしきリュージュから吐息まじりの色っぽい声で問われて、ヴィクトリアは涙を滲ませながらこくこくと頷く。
「リュージュ…… 愛してる……」
気持ちを伝えると、リュージュが嬉しそうに微笑んだ。
「『呪い』が解けたんだな、良かった……」
結合しながらリュージュがヴィクトリアを力強く抱きしめてくるから、ヴィクトリアも嬉し涙を溢しながらリュージュの身体に手を伸ばした。
「あっ……! ああ……! あんっ! あんっ!」
交わりによって弾けるような堪らない感覚を抱いているのはリュージュも同じようで、最初は優しかった抽送が段々と早められて激しくなっていく。
ヴィクトリアは初めて膣奥まで押し広げられている痛みはあったが、番になったリュージュの陰茎に膣壁を擦られる感触が気持ち良かった。
ヴィクトリアが喘ぎ乱れる様子に、リュージュの突きも遠慮がなくなっていく。肌と肌のぶつかる音が激しくなって、その刺激が膣内に響いて快感が増幅され、ヴィクトリアは嬌声を強めた。
「あっ……! ああっ! あんっ! あんっ! はあっ……! ああっ……!」
「ヴィクトリア、イくのか? イけ!」
普段は優しいリュージュも性交中はやや強引になるようで、ヴィクトリアを煽る言葉を口にながら、破瓜の赤い血が纏わり付く淫茎を何度も出し挿れして、初めて男を受け入れるヴィクトリアの穴を容赦なく責め立てた。
リュージュは一度膣内に射精した後、硬さを保ったままの陰茎を完全には抜かずにヴィクトリアの膣に沈み込ませる。
ヴィクトリアはリュージュに揺らされ続けて翻弄されまくっていたが、激しい交わりになかなか絶頂の波を掴みきれずに、イけそうでイけなかった。
達しきれないヴィクトリアの様子を見たリュージュは、律動を続けながら彼女の膨れた淫芽に片手を伸ばし、指先で捉えて小刻みな振動を加え始める。
「ひぁぁぁっ! あっ! あっ! あぁぁぁっ!」
新たな感覚によって絶頂の波に乗ったヴィクトリアが自分を解放すると、うねる膣の締め付け具合に射精感が高められたリュージュもまた、気持ち良さそうな声で呻きながら子種をヴィクトリアの胎に吐き出した。
「もう駄目……! 眠いの……! 眠らせて……っ!」
外は白み始めているが、二人は未だに交わっていた。
ヴィクトリアは床に膝を突き、上体はソファに預けるようにしながら後背位でリュージュに貫かれていたが、体力はもうとっくに限界を超えていて、眠くて眠くて死にそうだった。
「寝てていいよ」と言われるが、リュージュの陰茎が気持ち良すぎて感じてしまい、眠りに落ちることが出来ない。
「ごめん、これで最後だから……」
その言葉を聞くのは何度目だろうか。「これで最後」と言いながら、出しても出してもリュージュの息子は元気なままで、ちっとも終わらない。
ヴィクトリアの下半身はリュージュの精液と自分の愛液によって大変なことになっていた。
リュージュも初めての性交の心地良さにハマってしまったようで、自制しようとしても、ヴィクトリアと繋がりたい感覚と腰が止まらないらしい。
「イクっ! イクっ! あ~~~~っ!!」
リュージュの執拗な突き上げと迫り上がる絶頂感に呑まれたヴィクトリアは、盛大に叫んだ直後に気絶し、ようやく眠ることができた。
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