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学園4年目
すでに夏の予定は決定 ※微々
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5侯爵との部活の後、寮に帰って殿下とのひととき。
ベッドでゴロゴロしながら、何となくさっき出た話をしてみる。
「…夏にシャラパールだと?
お前はすでに予定が詰まっているだろう」
「そうなんです、でもデューイ君のコンサートもあるし…今年はちょっと難しいかなって」
夏休みの最後、とはいえ、夏休みの全部を使って練習と打ち合わせをしないと…不安だ。
「なんせ、デューイ君のフルートが古代魔法の魔道具になっちゃったのを隠すためにやるんで…」
「ああ、そうだったか…しかし、魔道具の楽器を演奏する会、ということにはするんだな?」
「そうですね、地方を回っていたときに見つけたのを皆様にお披露目、というテイです」
正確には、デューイ君の演奏する楽器が魔道具化してしまうことを隠したいんだけどね。
「そういえば、踊り手の練習をカイトに任せたと聞いたが」
「ええ、あのクリスマスの時に見た「魔法を巻き取る」っていうのが出来たらと思って」
各種の効果に合わせて、ダンサーさんのブレスレットやアンクレットから火が出たり水が出たりする感じにできたら面白いんだけど…。
ただ、ダンサーさんは全く魔法が使えないから、どうなるか…なんだよね。
「全く魔法に縁がないところから、この3か月ほどでどこまで出来るか…楽しみだな」
「そうですね、意外とカイト君って教えるのうまいんで、もしかしたら間に合うかも」
いっそカイト君にもダンサーになってもらうか…ケンタウレア先生の許可が出るかだよな。
「踊り手の今後の働き先も考えてやらねばならんだろう?どうする気だ」
「そのままパフォーマンス集団になって各地で興行して、それで食っていければ一番いいんですけど」
ダンサーさんの経歴を聞くに、ずっとダンスしかしてなかったみたいだから…
でも、歌くらい歌えたらまた変わるかもしれないな。
歌も練習してもらうか…声楽の学生さんに頼んでみよう。
「あの歳からアイドルってのもなあ…あっ」
「どうした」
「歓楽街に劇場を作って、そこで定期公演をしたら…ファンがついて、その子が働いてるお店も儲かったりしませんかね」
「…何だそれは」
うん、いわゆる地下アイドルを作ろう大作戦だ。
あの芸能誌を作ってた人たちに、ノウハウを生かしてアイドル専門誌をやってもらうのもありかも。
雑誌自体廃刊になっちゃったからな…まだ関係者は王都の某所に匿われているし。
「ダンピエラ男爵にちょっと提案してみます」
「ああ、そうだな。
ところで、夏の予定だが…俺は多少することがあって王都へ戻らねばならん」
「そうなんですか?」
「だからお前と、デューイの公演会の関係者たち全員にも王都に来てもらうことにした」
「あ、そうなんですか」
ちょうどいい。
色々やりたい事を片付ける機会にしよう。
「…何だ、文句は無いのか?」
「いや、俺も実家でやりたいことがあるし…ついでに薬学の教授と助手さんも誘ってみようかな」
「…随分薬学に肩入れしているな」
「いや、単に実家のハーブティーのレシピ編纂も、やりたい事に入ってますから」
ユーフォルビア家がいつ無くなってもいいように、色々準備しとかなくちゃ。
ため込んでる情報をいつでも公開できるように…。
「では、夏休みはお前と王宮で過ごす…ということで良いな」
「そうですね、みんなにも言っておきます」
「うむ…」ちゅ。
「!?」ちゅっ。
「殿下?」
「…アル、だろ」かぷ、はむはむ。
「ひゃっ…ちょ、うん…!」
俺の胸に顔をうずめて甘えてくるアル。
…脈絡がなさすぎない?どうしたの?
「最近触れ合いが少ない。不満だ」
「え、そんなことなっ…ん、ん…!」
俺に反論する隙を与えてくれないアル。
も、寝てるとき俺に悪戯してるの、知ってるんだから、ぁ、
おかげで毎朝パンツ洗うはめに…ぃっ!
「可愛い…」
「ちょっ、どこ見て言ってるんですかっ?」
「…さあ?どこだと思う?」
「うぐ…っ」
質問に質問で返すのズルくない!?
あ、もう!や、あ!!
ベッドでゴロゴロしながら、何となくさっき出た話をしてみる。
「…夏にシャラパールだと?
お前はすでに予定が詰まっているだろう」
「そうなんです、でもデューイ君のコンサートもあるし…今年はちょっと難しいかなって」
夏休みの最後、とはいえ、夏休みの全部を使って練習と打ち合わせをしないと…不安だ。
「なんせ、デューイ君のフルートが古代魔法の魔道具になっちゃったのを隠すためにやるんで…」
「ああ、そうだったか…しかし、魔道具の楽器を演奏する会、ということにはするんだな?」
「そうですね、地方を回っていたときに見つけたのを皆様にお披露目、というテイです」
正確には、デューイ君の演奏する楽器が魔道具化してしまうことを隠したいんだけどね。
「そういえば、踊り手の練習をカイトに任せたと聞いたが」
「ええ、あのクリスマスの時に見た「魔法を巻き取る」っていうのが出来たらと思って」
各種の効果に合わせて、ダンサーさんのブレスレットやアンクレットから火が出たり水が出たりする感じにできたら面白いんだけど…。
ただ、ダンサーさんは全く魔法が使えないから、どうなるか…なんだよね。
「全く魔法に縁がないところから、この3か月ほどでどこまで出来るか…楽しみだな」
「そうですね、意外とカイト君って教えるのうまいんで、もしかしたら間に合うかも」
いっそカイト君にもダンサーになってもらうか…ケンタウレア先生の許可が出るかだよな。
「踊り手の今後の働き先も考えてやらねばならんだろう?どうする気だ」
「そのままパフォーマンス集団になって各地で興行して、それで食っていければ一番いいんですけど」
ダンサーさんの経歴を聞くに、ずっとダンスしかしてなかったみたいだから…
でも、歌くらい歌えたらまた変わるかもしれないな。
歌も練習してもらうか…声楽の学生さんに頼んでみよう。
「あの歳からアイドルってのもなあ…あっ」
「どうした」
「歓楽街に劇場を作って、そこで定期公演をしたら…ファンがついて、その子が働いてるお店も儲かったりしませんかね」
「…何だそれは」
うん、いわゆる地下アイドルを作ろう大作戦だ。
あの芸能誌を作ってた人たちに、ノウハウを生かしてアイドル専門誌をやってもらうのもありかも。
雑誌自体廃刊になっちゃったからな…まだ関係者は王都の某所に匿われているし。
「ダンピエラ男爵にちょっと提案してみます」
「ああ、そうだな。
ところで、夏の予定だが…俺は多少することがあって王都へ戻らねばならん」
「そうなんですか?」
「だからお前と、デューイの公演会の関係者たち全員にも王都に来てもらうことにした」
「あ、そうなんですか」
ちょうどいい。
色々やりたい事を片付ける機会にしよう。
「…何だ、文句は無いのか?」
「いや、俺も実家でやりたいことがあるし…ついでに薬学の教授と助手さんも誘ってみようかな」
「…随分薬学に肩入れしているな」
「いや、単に実家のハーブティーのレシピ編纂も、やりたい事に入ってますから」
ユーフォルビア家がいつ無くなってもいいように、色々準備しとかなくちゃ。
ため込んでる情報をいつでも公開できるように…。
「では、夏休みはお前と王宮で過ごす…ということで良いな」
「そうですね、みんなにも言っておきます」
「うむ…」ちゅ。
「!?」ちゅっ。
「殿下?」
「…アル、だろ」かぷ、はむはむ。
「ひゃっ…ちょ、うん…!」
俺の胸に顔をうずめて甘えてくるアル。
…脈絡がなさすぎない?どうしたの?
「最近触れ合いが少ない。不満だ」
「え、そんなことなっ…ん、ん…!」
俺に反論する隙を与えてくれないアル。
も、寝てるとき俺に悪戯してるの、知ってるんだから、ぁ、
おかげで毎朝パンツ洗うはめに…ぃっ!
「可愛い…」
「ちょっ、どこ見て言ってるんですかっ?」
「…さあ?どこだと思う?」
「うぐ…っ」
質問に質問で返すのズルくない!?
あ、もう!や、あ!!
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