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学園4年目
決戦!超巨大ミミズ 2
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そっと魔道具を置いて起動。
俺を抱えて所定の位置まで走る殿下。
ケンタウレア一門、
魔法使いと剣士の一団、
シャラパールの精鋭部隊、
彼らに手を挙げてよろしく、と告げる。
そして所定の位置に着く。
まだ、何も起こらない。
盾を構えたビスカリア教授。
結界を張るべく待機するクリビアさん、ヒソップ教授、先生、ヘザー先輩。
その後ろに回る…最後衛に、ヘヴィさんの姿が見える。
「ルース!こっちだ」
「ネリネ教授!お待たせしました」
「デューイ!こっちはいつでもOKだ!」
「分かりました、では、宜しくお願いします」
「はい」「うん」「任せろ」
フルートで優しく3つの音が流れる。
土の詠唱がまずは始まり、そして火…水。
蒸気で動く心臓…流れ出す魔力を包み込むように身体…。
意識がフ…と遠くの地点へ移動する。
魔道具を置いてきた場所から、意識が立ち上がる。
もうひとつの体が、できていく……。
突然の地鳴り。
ゴ…ゴゴ…とうねる地面。
人が飲み込まれた穴から…
「来たぞ!アリとクモ…トカゲもだ!!」
「後衛へ行かせるな!叩き潰せ!」
まるで図ったように多くの魔物が出てきて、まっすぐケンタウレア一門のほうへ向かっていく。
魔法使いが後ろから撃ってくる魔法を身にまとい…前へ出る!
「ハアッ!」ドンっ!
「セイ!ヤ!」バシュン!ゴッ!
「ふっ!ハアッ!!」ビュン!シュンッ!!
3人は怒涛の勢いで出てくる魔物を蹴散らしている。
魔法使いたちは彼らに当たることも構わずぶっ放せるとあってガンガン飛ばす。
それすら掻い潜ってくる魔物を剣士たちが屠る。
もう少し、もう少しで…完成…!
と、同時に、集落の真ん中あたりがぐぐ…っと盛り上がる。建物がゆっくりと倒壊していったその後に、盛り上がった部分が一気に陥没し、見た事のない大きさの巨大ミミズが、頭を、出した!
…っしゃ!こっちも完成じゃあ!
「そこじゃおどれぇえ!!」
ガッ!っと掴んでぇ!!
「出てこんかいぃ!!」
ズバーンと、ひっこ、抜く…!
かっ、くっそ、何絡まって来とんねん!
「ワレコラ、おとなしく、でて、こんかい!!」
引きずり込もうったってさせへんで!!
「オッラア!!大人しくせえ!!ワレ!!」
くそが!コラ!人様に勝てると!思うなよ!!
「うりゃ!!このっ!このっ!喰らえぇ!!」
・・・・・・
「すごい、ゴーレム、めちゃ動いてるぞ!!」
「すっげえ!!でもルースの変な動きとはリンクしてないみたいっすね!?」
「イメージで操ってるからだろ!!見事な肉弾戦だ!!」
サブでついているワルドとマグノリアは大興奮。
もちろん結界組もその雄姿にくぎ付けだ。
デューイが言う。
「歌、続けて!ゴーレムの形をキープするんです!」
3人は頷き、必死になって歌う。
身体から魔力が少しづつ減っていくのが分かる。
それでもゴーレムが巨大サンドワームを全部、地上に引きずり出すまでは終われない!!
その時、聞きなれない言葉がルースから聞こえ、後ろへ倒れた。
「ジャーーマンスーーープレックス!!」
後ろへ倒れたと思ったら、地面に転がってまたも奇声?を上げる。
「このままシメあげたらぁああ!ぎー!!」
・・・・・・
そして前衛、中盤は出てきた魔物をあらかた倒し、体制を整える。
見張り台の2倍以上ありそうな大きさの砂の巨人が、恐ろしいほどでかいサンドワームと戦っている。
「…頑張れ!」
「頑張れ!ゴーレム!!」
「負けるなゴーレム!!」
シャラパールの精鋭たちから応援の声が上がる。
「頑張れ!」「頑張れ!」「頑張れ!」「頑張れ!」「頑張れ!」「頑張れ!」「頑張れ!」「頑張れ!」
その声に応える様にゴーレムはサンドワームを締め上げ、弱らせようと殴ったり踏んづけたり…。
だがそれもどうやら限界が近いようだ。
「ああ!」
ズズン…と、軍が展開している方とは逆側にゴーレムがサンドワームに抱き着いたまま倒れる。
だが、そのおかげで、ついにサンドワームの全身が外へ引きずり出された!
「…行くぞ!俺たちの出番だ!!」
水魔法と風魔法のエキスパートが飛び出していく。
「エル!まだ行けますか!」
「当然でしょ、ジョン!守備お願いね!
カート、私が皮を斬る!君は触手を焼け!」
「分かりました!!」
「行くよ!ウィンドカッター!!」
前衛が巨大サンドワームに総攻撃を仕掛ける。
「まず1つ!!」
「はい!水蒸気爆発!!」
「よし、こっちもやるぞ!カイト!」
「はい!ウインドカッタァァーー!!」
「よし見えた!火拳!ブレイズ!!」
「水拳!ウォーター!!」
「ウィン、俺らも行くぞ!!」
「分かった!
…天より振りおり、この地に満ちる清浄と恵みの精霊よ、この器をあなたのものと成し、その力をこの剣に顕現せしめよ…水魔法剣!」
「この地駆ける自由の精霊よ!この器を持って、あなたの力を顕現し、我らに示せ!風魔法剣!!」
アレク・トルセンチームは巨大サンドワームの穴から出てきた大小の魔物を蹴散らしまくる。
「っらあ!しゃあ!」
「は!セイ!!とりゃあ!!」
まだゴーレムはサンドワームをがっちりと抱えたまま離さない。
「いまのうちにできるだけやる!!援護だ!!」
「はい!!」
中盤も魔物を蹴散らしながら、半分…シャラパールの精鋭たちが前衛を追って前へ出る。
残ったローズ近衛騎士団は、後衛のために、お得意の魔法剣も使って次々出てくる魔物を屠る。
ゴーレムはまだ頑張っている。
俺たちも負けてたまるか…
異様な興奮が戦場を包む。
遠くから体が軽くなるような、軽快なフルートの音が聞こえる。
「行くぞ!!」
「おおーー!!」
俺を抱えて所定の位置まで走る殿下。
ケンタウレア一門、
魔法使いと剣士の一団、
シャラパールの精鋭部隊、
彼らに手を挙げてよろしく、と告げる。
そして所定の位置に着く。
まだ、何も起こらない。
盾を構えたビスカリア教授。
結界を張るべく待機するクリビアさん、ヒソップ教授、先生、ヘザー先輩。
その後ろに回る…最後衛に、ヘヴィさんの姿が見える。
「ルース!こっちだ」
「ネリネ教授!お待たせしました」
「デューイ!こっちはいつでもOKだ!」
「分かりました、では、宜しくお願いします」
「はい」「うん」「任せろ」
フルートで優しく3つの音が流れる。
土の詠唱がまずは始まり、そして火…水。
蒸気で動く心臓…流れ出す魔力を包み込むように身体…。
意識がフ…と遠くの地点へ移動する。
魔道具を置いてきた場所から、意識が立ち上がる。
もうひとつの体が、できていく……。
突然の地鳴り。
ゴ…ゴゴ…とうねる地面。
人が飲み込まれた穴から…
「来たぞ!アリとクモ…トカゲもだ!!」
「後衛へ行かせるな!叩き潰せ!」
まるで図ったように多くの魔物が出てきて、まっすぐケンタウレア一門のほうへ向かっていく。
魔法使いが後ろから撃ってくる魔法を身にまとい…前へ出る!
「ハアッ!」ドンっ!
「セイ!ヤ!」バシュン!ゴッ!
「ふっ!ハアッ!!」ビュン!シュンッ!!
3人は怒涛の勢いで出てくる魔物を蹴散らしている。
魔法使いたちは彼らに当たることも構わずぶっ放せるとあってガンガン飛ばす。
それすら掻い潜ってくる魔物を剣士たちが屠る。
もう少し、もう少しで…完成…!
と、同時に、集落の真ん中あたりがぐぐ…っと盛り上がる。建物がゆっくりと倒壊していったその後に、盛り上がった部分が一気に陥没し、見た事のない大きさの巨大ミミズが、頭を、出した!
…っしゃ!こっちも完成じゃあ!
「そこじゃおどれぇえ!!」
ガッ!っと掴んでぇ!!
「出てこんかいぃ!!」
ズバーンと、ひっこ、抜く…!
かっ、くっそ、何絡まって来とんねん!
「ワレコラ、おとなしく、でて、こんかい!!」
引きずり込もうったってさせへんで!!
「オッラア!!大人しくせえ!!ワレ!!」
くそが!コラ!人様に勝てると!思うなよ!!
「うりゃ!!このっ!このっ!喰らえぇ!!」
・・・・・・
「すごい、ゴーレム、めちゃ動いてるぞ!!」
「すっげえ!!でもルースの変な動きとはリンクしてないみたいっすね!?」
「イメージで操ってるからだろ!!見事な肉弾戦だ!!」
サブでついているワルドとマグノリアは大興奮。
もちろん結界組もその雄姿にくぎ付けだ。
デューイが言う。
「歌、続けて!ゴーレムの形をキープするんです!」
3人は頷き、必死になって歌う。
身体から魔力が少しづつ減っていくのが分かる。
それでもゴーレムが巨大サンドワームを全部、地上に引きずり出すまでは終われない!!
その時、聞きなれない言葉がルースから聞こえ、後ろへ倒れた。
「ジャーーマンスーーープレックス!!」
後ろへ倒れたと思ったら、地面に転がってまたも奇声?を上げる。
「このままシメあげたらぁああ!ぎー!!」
・・・・・・
そして前衛、中盤は出てきた魔物をあらかた倒し、体制を整える。
見張り台の2倍以上ありそうな大きさの砂の巨人が、恐ろしいほどでかいサンドワームと戦っている。
「…頑張れ!」
「頑張れ!ゴーレム!!」
「負けるなゴーレム!!」
シャラパールの精鋭たちから応援の声が上がる。
「頑張れ!」「頑張れ!」「頑張れ!」「頑張れ!」「頑張れ!」「頑張れ!」「頑張れ!」「頑張れ!」
その声に応える様にゴーレムはサンドワームを締め上げ、弱らせようと殴ったり踏んづけたり…。
だがそれもどうやら限界が近いようだ。
「ああ!」
ズズン…と、軍が展開している方とは逆側にゴーレムがサンドワームに抱き着いたまま倒れる。
だが、そのおかげで、ついにサンドワームの全身が外へ引きずり出された!
「…行くぞ!俺たちの出番だ!!」
水魔法と風魔法のエキスパートが飛び出していく。
「エル!まだ行けますか!」
「当然でしょ、ジョン!守備お願いね!
カート、私が皮を斬る!君は触手を焼け!」
「分かりました!!」
「行くよ!ウィンドカッター!!」
前衛が巨大サンドワームに総攻撃を仕掛ける。
「まず1つ!!」
「はい!水蒸気爆発!!」
「よし、こっちもやるぞ!カイト!」
「はい!ウインドカッタァァーー!!」
「よし見えた!火拳!ブレイズ!!」
「水拳!ウォーター!!」
「ウィン、俺らも行くぞ!!」
「分かった!
…天より振りおり、この地に満ちる清浄と恵みの精霊よ、この器をあなたのものと成し、その力をこの剣に顕現せしめよ…水魔法剣!」
「この地駆ける自由の精霊よ!この器を持って、あなたの力を顕現し、我らに示せ!風魔法剣!!」
アレク・トルセンチームは巨大サンドワームの穴から出てきた大小の魔物を蹴散らしまくる。
「っらあ!しゃあ!」
「は!セイ!!とりゃあ!!」
まだゴーレムはサンドワームをがっちりと抱えたまま離さない。
「いまのうちにできるだけやる!!援護だ!!」
「はい!!」
中盤も魔物を蹴散らしながら、半分…シャラパールの精鋭たちが前衛を追って前へ出る。
残ったローズ近衛騎士団は、後衛のために、お得意の魔法剣も使って次々出てくる魔物を屠る。
ゴーレムはまだ頑張っている。
俺たちも負けてたまるか…
異様な興奮が戦場を包む。
遠くから体が軽くなるような、軽快なフルートの音が聞こえる。
「行くぞ!!」
「おおーー!!」
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