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ざまぁしやがれください!
婚約者が急にエロい ※微
セジュールと噴水で一芝居打ってから、1ヶ月が過ぎた。
あれ以来派手な演出の虐めが考えつかなくて、ちょっと小突いたりする程度の芝居ばかりだ。
台本もネタが無くなってきたので、今までのをローテーションで回している。
ただ、セジュールの友達の女の子が良い感じに動いてくれるので、何だか板について…きたりはしないな。
板についてきたのは毎朝の物理無効魔法だけだ。
「はあ…」
早く婚約破棄だ!ってならないかなぁ…
もういい加減疲れてきちゃった。
***
今日は休日。
セジュールの飛び級祝いをするというので、家は朝から大忙しだ。
みんなの邪魔になるので虐め作戦も今日はお休みすることにして、俺は朝から街へ行くことにした。
セジュールへのプレゼントを買うのだ。
「万年筆…は、入学式のとき買ったし、時計…は、お金が足りないし、うーん」
困った事に、俺にはこういうセンスが無い。
可愛い小瓶にいつもの飴玉を詰めるのもな…前に「もう飴玉で喜ぶ歳でもない」って言われちゃったし。
「こういうのは、贈り物のセンスがいい人に聞くのが早いよな」
贈り物のセンスがいい人…
で、セジュールの事を良く知ってて、となると…
「そうだ、ダリル様に聞いてみよう」
ついでに作戦の進捗確認も出来るしな、うん。
よし、となったら、早速…っと、ここらへんに、あ、あったあった。
「ぱぱーん!魔法のお手紙~!」
宛名を書いて窓の外へ出すと、シュッと相手のところまで飛んで行くんだ。
早く連絡取りたい時はこれが便利!
欲を言えばメールみたいに1秒以内に送りたいんだけどな…俺の発想じゃこれが今のとこ精一杯。
「えーと『セジュールの飛び級祝いを買いに行くのですが、何を買えば良いと思いますか?』っと、これで良し」
この程度の文章にペンを出すのも面倒なので、直接インクを操って文章を書き、返信できるように魔法のお手紙セットを同封して窓の外へそれを出す。
「頼んだよ、お手紙!」
すると、手紙はシュパっと打ちあがる様に空へ上がり、一直線に王宮へと飛んで行った。
「よし、今のうちに準備しよう」
貴族として外出するんじゃないから、綿のシャツにチノパン、先の丸い革靴に帆布のリュックサック、スリ対策に財布は首から下げてシャツの下。
もしもの時のお金は革靴の底に仕込んで…
「髪型、どうすっかな…」
いつもは耳の下で適当に括ってるけど、ちょっと上で括ってキャスケットの中に入れちゃおう。
街にはロン毛の奴なんかいないからな…
「んと、うーん…こうか?あれ…」
うーん、久々だと上手くいかないな。
…そうやって俺が髪の毛と格闘していると、ドアがノックされて執事のエバンズが入ってきた。
「ロンバード様、ダリル殿下がお越しで…
何ですか、その格好は!!」
「えっ!?ダリル様、来ちゃったの!?」
返信用のお手紙セットも入れておいたのに?
あと、来るにしたって早すぎない?
何で?
俺は分からないことが多すぎて焦るばかりだ。
「はい、ロンバード様がご連絡なさったのでしょう?…どういうおつもりでかは、知りませんが」
そんな俺にエバンスは冷たい声で言う。
仕方が無い。
俺が何度も家出騒動を起こして迷惑をかけているから、使用人の皆は俺が外出着を着ているのすら嫌がるんだ。
ましてやお忍びスタイルだなんて…逆鱗。
「いや、街に出てセジュールのプレゼント買おうと思って…ほら、みんな忙しいだろ、だから俺の事はほっといて良いから!昼飯もいらないし」
「…ダリル様もお越しだと言うのに?」
エバンスは騙されない、とばかりに俺を睨む。
俺は言う。
「あのさ、セジュールのお祝いをする日に家出なんかしないだろ、普通」
「ロンバード様の『普通』を信用しろと?」
「いやしなさいよそこは」
何とか誤解を解こうともたついていると、部屋の入口から良く知った声が聞こえた。
「ロンバード、お早う」
「ダリル様!」
どうやら待ちきれずに上がってきたらしいダリル様。
その格好は完璧な王子様ルック…俺の服装との差がすごい。
ため息をつくエバンスに、ダリル様はまるで約束があったかのように言った。
「外出の準備は出来ているようだな。ならば早速出掛けるとしよう。
エバンス、戻りは午後、宴の前に、必ず」
「はっ、畏まりまして御座います」
…さすが王子様、信用が違う。
「さあ行こうロンバード」
ダリル様はさっと俺の腰に手を回して抱き寄せ、俺の耳元で囁いた。
「久し振りの逢瀬だ、本当なら明日の朝まで帰したくないがな」
そして俺の耳朶をぺろりと舐めてから優しく噛んだ。
「ひゃ…」
「ふふ、感じた?」
「かっ…かん、じ………ませんっ!」
「それは残念」
ダリル様はそう言うと、堂々と俺の唇にキスして…
んー!んんーー!!
「もっ、殿下…っ!」
それから息も絶え絶えな俺に、不敵な笑みを浮かべて、囁く。
「続きは馬車の中で…な」
「ご、ご遠慮、します」
「おやおや、そんなつれない事を言うなんて…。
ロンバードの貞操は誰のものなのか、この体に教え込まないといけないな?」
「ふわぁ!?」
そういうとダリル様は俺を左肩に担ぎ上げ、右手で俺の尻を撫でながら歩きだした。
「ちょ、降ろ…降ろして、ひゃ、あっ」
「それは無理だな、この尻がもっと触れと言っているから」
は…ぁ!?
ケツが喋るとか、そんな言い訳…
うひゃあ…!
あれ以来派手な演出の虐めが考えつかなくて、ちょっと小突いたりする程度の芝居ばかりだ。
台本もネタが無くなってきたので、今までのをローテーションで回している。
ただ、セジュールの友達の女の子が良い感じに動いてくれるので、何だか板について…きたりはしないな。
板についてきたのは毎朝の物理無効魔法だけだ。
「はあ…」
早く婚約破棄だ!ってならないかなぁ…
もういい加減疲れてきちゃった。
***
今日は休日。
セジュールの飛び級祝いをするというので、家は朝から大忙しだ。
みんなの邪魔になるので虐め作戦も今日はお休みすることにして、俺は朝から街へ行くことにした。
セジュールへのプレゼントを買うのだ。
「万年筆…は、入学式のとき買ったし、時計…は、お金が足りないし、うーん」
困った事に、俺にはこういうセンスが無い。
可愛い小瓶にいつもの飴玉を詰めるのもな…前に「もう飴玉で喜ぶ歳でもない」って言われちゃったし。
「こういうのは、贈り物のセンスがいい人に聞くのが早いよな」
贈り物のセンスがいい人…
で、セジュールの事を良く知ってて、となると…
「そうだ、ダリル様に聞いてみよう」
ついでに作戦の進捗確認も出来るしな、うん。
よし、となったら、早速…っと、ここらへんに、あ、あったあった。
「ぱぱーん!魔法のお手紙~!」
宛名を書いて窓の外へ出すと、シュッと相手のところまで飛んで行くんだ。
早く連絡取りたい時はこれが便利!
欲を言えばメールみたいに1秒以内に送りたいんだけどな…俺の発想じゃこれが今のとこ精一杯。
「えーと『セジュールの飛び級祝いを買いに行くのですが、何を買えば良いと思いますか?』っと、これで良し」
この程度の文章にペンを出すのも面倒なので、直接インクを操って文章を書き、返信できるように魔法のお手紙セットを同封して窓の外へそれを出す。
「頼んだよ、お手紙!」
すると、手紙はシュパっと打ちあがる様に空へ上がり、一直線に王宮へと飛んで行った。
「よし、今のうちに準備しよう」
貴族として外出するんじゃないから、綿のシャツにチノパン、先の丸い革靴に帆布のリュックサック、スリ対策に財布は首から下げてシャツの下。
もしもの時のお金は革靴の底に仕込んで…
「髪型、どうすっかな…」
いつもは耳の下で適当に括ってるけど、ちょっと上で括ってキャスケットの中に入れちゃおう。
街にはロン毛の奴なんかいないからな…
「んと、うーん…こうか?あれ…」
うーん、久々だと上手くいかないな。
…そうやって俺が髪の毛と格闘していると、ドアがノックされて執事のエバンズが入ってきた。
「ロンバード様、ダリル殿下がお越しで…
何ですか、その格好は!!」
「えっ!?ダリル様、来ちゃったの!?」
返信用のお手紙セットも入れておいたのに?
あと、来るにしたって早すぎない?
何で?
俺は分からないことが多すぎて焦るばかりだ。
「はい、ロンバード様がご連絡なさったのでしょう?…どういうおつもりでかは、知りませんが」
そんな俺にエバンスは冷たい声で言う。
仕方が無い。
俺が何度も家出騒動を起こして迷惑をかけているから、使用人の皆は俺が外出着を着ているのすら嫌がるんだ。
ましてやお忍びスタイルだなんて…逆鱗。
「いや、街に出てセジュールのプレゼント買おうと思って…ほら、みんな忙しいだろ、だから俺の事はほっといて良いから!昼飯もいらないし」
「…ダリル様もお越しだと言うのに?」
エバンスは騙されない、とばかりに俺を睨む。
俺は言う。
「あのさ、セジュールのお祝いをする日に家出なんかしないだろ、普通」
「ロンバード様の『普通』を信用しろと?」
「いやしなさいよそこは」
何とか誤解を解こうともたついていると、部屋の入口から良く知った声が聞こえた。
「ロンバード、お早う」
「ダリル様!」
どうやら待ちきれずに上がってきたらしいダリル様。
その格好は完璧な王子様ルック…俺の服装との差がすごい。
ため息をつくエバンスに、ダリル様はまるで約束があったかのように言った。
「外出の準備は出来ているようだな。ならば早速出掛けるとしよう。
エバンス、戻りは午後、宴の前に、必ず」
「はっ、畏まりまして御座います」
…さすが王子様、信用が違う。
「さあ行こうロンバード」
ダリル様はさっと俺の腰に手を回して抱き寄せ、俺の耳元で囁いた。
「久し振りの逢瀬だ、本当なら明日の朝まで帰したくないがな」
そして俺の耳朶をぺろりと舐めてから優しく噛んだ。
「ひゃ…」
「ふふ、感じた?」
「かっ…かん、じ………ませんっ!」
「それは残念」
ダリル様はそう言うと、堂々と俺の唇にキスして…
んー!んんーー!!
「もっ、殿下…っ!」
それから息も絶え絶えな俺に、不敵な笑みを浮かべて、囁く。
「続きは馬車の中で…な」
「ご、ご遠慮、します」
「おやおや、そんなつれない事を言うなんて…。
ロンバードの貞操は誰のものなのか、この体に教え込まないといけないな?」
「ふわぁ!?」
そういうとダリル様は俺を左肩に担ぎ上げ、右手で俺の尻を撫でながら歩きだした。
「ちょ、降ろ…降ろして、ひゃ、あっ」
「それは無理だな、この尻がもっと触れと言っているから」
は…ぁ!?
ケツが喋るとか、そんな言い訳…
うひゃあ…!
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