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雑用係です、パシリの方が良いですか?2
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「どうして出灰に、生徒会の仕事を手伝わせているんだ?」
「うら……いえ、特待生とは言え、生徒会室に一般生徒を入れるのは禁止されていますよ?」
俺を確保してきた紅河さんと紫苑さんが、口々にかー君達を問い詰めた。
それにしても、紫苑さん。うら……めしや、とかじゃないだろうから「羨ましい」って言いかけたんだろうな。本当、デレると本音がダダ漏れになる人だよな。
「解ってますけど……そもそも、ランキング形式に無理があるんですよ。どうして、選挙制にしないんですか?」
数年に一度って、確立高すぎるだろ。負担がでかいって解ってるのに、何でもっと早く対策を取らなかったんだ?
そりゃあ、選挙もある意味、人気投票だけど……少なくとも立候補にすれば、やりたくない人間にはさせないんでリスクは減ると思う。
俺がそう言うと、紅河さん達だけじゃなく生徒会メンバー全員が黙った。えっ、何か俺変なこと言ってるか?
「……立候補にすると、下心のある奴が入ってくるだろう?」
「同感です」
「やっ!」
紅河さん、紫苑さん、そして緑野が顔をしかめて言う。なるほど。親衛隊とかが入ってくるのを、心配……って言うか警戒してる訳か、でもなぁ?
「今まで、生徒会役員同士でつき合ったことってないんですか?」
「「「っ!?」」」
俺の質問に、三人だけじゃなくかー君達も黙る。その表情を見る限り……あったみたいだな。
まぁ、紅河さん達も仲良いし? 恋愛に発展する可能性も、ゼロじゃないよな。
「生徒会同士が恋心で、それ以外が下心って言うのは乱暴ですよ? そもそも、選挙にすると抱きたい・抱かれたいランキングとは違う結果になる可能性がありますし」
「「「「「「…………」」」」」」
「仕事が出来ない生徒は、選挙で弾かれますよ。あと立候補なんだから、ランキング上位でも嫌ならまず参加しなければ良いんです……俺個人としては、もし選挙制にするとしても現メンバーには立候補して欲しいですけどね」
かー君達は、生徒会の仕事をすごく頑張ってる。ただ、流石に無理にやれとは言えないからな。
そんなことを考えていたら、紫苑さんが思いがけないことを言ってきた。
「それなら、出灰も立候補すべきです」
「…………は?」
「言い出したのは君ですよ? 今回の一年のうち、一人は立候補しない可能性が高いですし。第一回目となれば、そもそも立候補する生徒がいないかもしれません」
「いや、俺は二年ですし」
「認められなければ、選挙で弾かれますよ」
にこにこ、にこにこ。
笑顔でさっき、俺が言ったことをそのまま切り返してきた紫苑さんに黙ったのは――まあ、それもそうかと思ったからだ。
(確かに、俺に投票する奴なんていないだろうし……逆に、俺に任せておけないって立候補者も出るかもしれないし)
「そうですね」
うん、何の問題も無い。って言うか、確かに第一回目だから噛ませ犬って必要だよな。
そう思って頷いた俺は、気づかなかった。
「副会長、グッジョブ!」
「敵に塩を送るようで、何ですが……白月の生徒会には、ちょっとしたブランド力がありますからね」
「お前の言う、片腕プロジェクトの一環か? まぁ、悪くはねぇけどな」
「「紫苑、ありがとね!」」
「……ありが、と」
生徒会メンバーが、俺を一員に引き込む為に盛り上がっていたことを。
「うら……いえ、特待生とは言え、生徒会室に一般生徒を入れるのは禁止されていますよ?」
俺を確保してきた紅河さんと紫苑さんが、口々にかー君達を問い詰めた。
それにしても、紫苑さん。うら……めしや、とかじゃないだろうから「羨ましい」って言いかけたんだろうな。本当、デレると本音がダダ漏れになる人だよな。
「解ってますけど……そもそも、ランキング形式に無理があるんですよ。どうして、選挙制にしないんですか?」
数年に一度って、確立高すぎるだろ。負担がでかいって解ってるのに、何でもっと早く対策を取らなかったんだ?
そりゃあ、選挙もある意味、人気投票だけど……少なくとも立候補にすれば、やりたくない人間にはさせないんでリスクは減ると思う。
俺がそう言うと、紅河さん達だけじゃなく生徒会メンバー全員が黙った。えっ、何か俺変なこと言ってるか?
「……立候補にすると、下心のある奴が入ってくるだろう?」
「同感です」
「やっ!」
紅河さん、紫苑さん、そして緑野が顔をしかめて言う。なるほど。親衛隊とかが入ってくるのを、心配……って言うか警戒してる訳か、でもなぁ?
「今まで、生徒会役員同士でつき合ったことってないんですか?」
「「「っ!?」」」
俺の質問に、三人だけじゃなくかー君達も黙る。その表情を見る限り……あったみたいだな。
まぁ、紅河さん達も仲良いし? 恋愛に発展する可能性も、ゼロじゃないよな。
「生徒会同士が恋心で、それ以外が下心って言うのは乱暴ですよ? そもそも、選挙にすると抱きたい・抱かれたいランキングとは違う結果になる可能性がありますし」
「「「「「「…………」」」」」」
「仕事が出来ない生徒は、選挙で弾かれますよ。あと立候補なんだから、ランキング上位でも嫌ならまず参加しなければ良いんです……俺個人としては、もし選挙制にするとしても現メンバーには立候補して欲しいですけどね」
かー君達は、生徒会の仕事をすごく頑張ってる。ただ、流石に無理にやれとは言えないからな。
そんなことを考えていたら、紫苑さんが思いがけないことを言ってきた。
「それなら、出灰も立候補すべきです」
「…………は?」
「言い出したのは君ですよ? 今回の一年のうち、一人は立候補しない可能性が高いですし。第一回目となれば、そもそも立候補する生徒がいないかもしれません」
「いや、俺は二年ですし」
「認められなければ、選挙で弾かれますよ」
にこにこ、にこにこ。
笑顔でさっき、俺が言ったことをそのまま切り返してきた紫苑さんに黙ったのは――まあ、それもそうかと思ったからだ。
(確かに、俺に投票する奴なんていないだろうし……逆に、俺に任せておけないって立候補者も出るかもしれないし)
「そうですね」
うん、何の問題も無い。って言うか、確かに第一回目だから噛ませ犬って必要だよな。
そう思って頷いた俺は、気づかなかった。
「副会長、グッジョブ!」
「敵に塩を送るようで、何ですが……白月の生徒会には、ちょっとしたブランド力がありますからね」
「お前の言う、片腕プロジェクトの一環か? まぁ、悪くはねぇけどな」
「「紫苑、ありがとね!」」
「……ありが、と」
生徒会メンバーが、俺を一員に引き込む為に盛り上がっていたことを。
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