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第1章
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「で、ライが神子とかバレたの?」
「ううん。さっき背の高い男の人が来たけど、その人は神子自体信じてなかった。僕もだけどね。」
「そう。まぁその方がこちらとしては都合がいいわね。」
「でもね、他の人が納得するまでここにいてくれって言われて・・・トイ・・・」
「あんたね・・・・。私がいるのにあの犬の名前呼ぶの?帰るわよ?」
「ダメ!!カリファー帰らないで!!」
「わかったから!ぐるしい・・・」
「ごめん!」
思わずギュッと抱きしめてしまったカリファーから力を緩める。
「トイは犬で目立つし、ライスとパンなんて論外だし、じいさんは顔が割れてる。だから私がここに来たのよ。」
「・・・森に帰りたい・・・。カリファー帰りたいよ・・・。」
「気持ちはわかるわ。ライは好きでここに来たわけじゃないしね。」
「そもそも神子ってみんな言うけど、意味わかんないよ!僕は普通の人間だよ。ただのライ。」
「わかったわ。そうライはただの人間よ。ほら、今日はもう休めって言われてるんじゃない?」
「うん。」
「でも、そろそろご飯が来るかもしれないわね。私はベッドに下にいるからね。」
「今はダメ!!ギリギリまで側にいて!!」
「ふふ。ライにしては珍しくわがままね。じゃあ、布団に入って?私も入ればぎりぎりまで側にいてもベッドの下に行きやすいわ。」
「わかった!」
ライが布団を肩までかぶり、カリファーがライが布団をめくってくれた場所にフィットする。
「カリファーいい匂い」
「この間湯浴びしたばかりだからね。日向ぼっこもしてるし。」
「カリファー・・・来てくれてありがとう・・・」
「・・・・当り前でしょ。あなたは私たちの家族なんだから。」
「うん・・・。」
「ほら。少し寝なさい?」
「カリファー・・・」
「私がいなかったら呼んだら出てくるわ。基本ベッドの下にいるけどね。」
「うん・・・。」
「おやすみ。」
「おやすみなさい・・・」
カリファーの暖かさで寝ていると再びドアのノックオンが聞こえて料理が運ばれてきた。
カリファーもベッドの中で眠っている。
ばれないように布団を戻してごはんが運ばれた机に向かう。
メイドが出てすぐにカリファーを呼ぶ。
「カリファーメイド行ったよ!」
「ごはん?」
「うん!」
「あ、お魚あるよ。」
「私は普通の猫じゃないから何でも食べるわ。でも、そのパンを一つで今日はいいわ。」
二つあるパンの内一つをあげる。
すぐにカリファーはベッドの下に行った。
空いた小皿に一緒に出た牛乳を入れてカリファーの元に持っていく。
「ありがと、ライ。」
「ううん。」
自分もごはんを食べる。
食事はおいしいがライには多すぎてカリファーも少し食べたがそれでも残ってしまった。
「ううん。さっき背の高い男の人が来たけど、その人は神子自体信じてなかった。僕もだけどね。」
「そう。まぁその方がこちらとしては都合がいいわね。」
「でもね、他の人が納得するまでここにいてくれって言われて・・・トイ・・・」
「あんたね・・・・。私がいるのにあの犬の名前呼ぶの?帰るわよ?」
「ダメ!!カリファー帰らないで!!」
「わかったから!ぐるしい・・・」
「ごめん!」
思わずギュッと抱きしめてしまったカリファーから力を緩める。
「トイは犬で目立つし、ライスとパンなんて論外だし、じいさんは顔が割れてる。だから私がここに来たのよ。」
「・・・森に帰りたい・・・。カリファー帰りたいよ・・・。」
「気持ちはわかるわ。ライは好きでここに来たわけじゃないしね。」
「そもそも神子ってみんな言うけど、意味わかんないよ!僕は普通の人間だよ。ただのライ。」
「わかったわ。そうライはただの人間よ。ほら、今日はもう休めって言われてるんじゃない?」
「うん。」
「でも、そろそろご飯が来るかもしれないわね。私はベッドに下にいるからね。」
「今はダメ!!ギリギリまで側にいて!!」
「ふふ。ライにしては珍しくわがままね。じゃあ、布団に入って?私も入ればぎりぎりまで側にいてもベッドの下に行きやすいわ。」
「わかった!」
ライが布団を肩までかぶり、カリファーがライが布団をめくってくれた場所にフィットする。
「カリファーいい匂い」
「この間湯浴びしたばかりだからね。日向ぼっこもしてるし。」
「カリファー・・・来てくれてありがとう・・・」
「・・・・当り前でしょ。あなたは私たちの家族なんだから。」
「うん・・・。」
「ほら。少し寝なさい?」
「カリファー・・・」
「私がいなかったら呼んだら出てくるわ。基本ベッドの下にいるけどね。」
「うん・・・。」
「おやすみ。」
「おやすみなさい・・・」
カリファーの暖かさで寝ていると再びドアのノックオンが聞こえて料理が運ばれてきた。
カリファーもベッドの中で眠っている。
ばれないように布団を戻してごはんが運ばれた机に向かう。
メイドが出てすぐにカリファーを呼ぶ。
「カリファーメイド行ったよ!」
「ごはん?」
「うん!」
「あ、お魚あるよ。」
「私は普通の猫じゃないから何でも食べるわ。でも、そのパンを一つで今日はいいわ。」
二つあるパンの内一つをあげる。
すぐにカリファーはベッドの下に行った。
空いた小皿に一緒に出た牛乳を入れてカリファーの元に持っていく。
「ありがと、ライ。」
「ううん。」
自分もごはんを食べる。
食事はおいしいがライには多すぎてカリファーも少し食べたがそれでも残ってしまった。
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