嵐は突然やってくる

白うさぎ

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第14章 1歩進んで・・・

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ボスのリードを持ちながらゆっくり歩く廉。
「廉ちゃん楽しい?」
「うん。翔さん・・・。明日、学食で一人でごはん食べたい・・」
「え?一人で?どうしたの急に・・・・」
「あー一緒に行ってみたんだよね。学校の学食まで。」
「そうなの?」
「うん。行けるかどうか実験・・・。」
「そっかぁ~。でも、一人でごはんはあとで志月に聞いてみようね。」
「ん。」
「よし、じゃあついたからボスの足拭いてくれる?」
翔は廉のやりたいことに最初から反対はしなかった。
「翔、いいの?」
「志月の判断に任せるよ。担当はあいつだから。俺は見守るだけ。嫌われたくないし。」
「へー。大人になったじゃん。」
「理紗は廉くんに過保護になったんじゃない?」
「そりゃあんな無防備というか・・・か弱い感じというか・・・。守りたくなる感じあふれ出てるもん。」
「まぁな。」
「翔さん・・ん・・・」
「ん?電話?誰?」
「しーくん・・・。」
「もう電話かけたの!?」
「うん・・・。」
『もしもーし。話は聞いたけど、お兄ちゃんはどうです?』
「その話方キモいんですけど・・・。俺は廉くんがチャレンジしたいなら(ばれないように付いていくし・・・)」
『ふーん。ま、俺的にはOKだけど、正直学校の外で待機はしときたいかな。』
「だよな・・・。今日発作が出てないのがちょっと不気味に思ってんだけど。」
『みたよー、報道で。廉くんあの状況で平常心でいられたのはすっごい成長だよ。まあまだわかんないけど。』
「夜だろ?俺もそこが心配なんだけど、今も割と前向きだし普通だし・・・なんならいつもより落ち着いている気がする・・・」
『夜だろうな勝負は。』
「だよな。理紗が安定剤早めに飲ませたみたいでそれが効いてるんだろうけど・・・。でも自律神経安定剤飲んだのに冷や汗って形で乱れが出たんだよね。」
『そっか。ならやっぱり反動強いかもな。』
「あんまり薬に頼らせたくないし本人も望んでないだろうから、今日は側でゆっくり見守るけど。」
『それがいいね。俺も行けたらいい「来なくていい。」翔、男の嫉妬は醜いぞ?』
「見憎くて結構。志月みたいな人たらしの男に廉くん近づけるのやだもん。」
『どこが人たらしなんだよ。』
「全部。」
『その小学生みたいなところ直さないと廉くんに嫌われるぞ?』
「大丈夫、廉くんにはこんな発言聞かせないから。」
『はぁ・・・。とりあえず明日の件は許可する。ただし時間教えて俺大学の門のところで「俺が行くから大丈夫。」
このバカ兄貴。』
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