嵐は突然やってくる

白うさぎ

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第16章 悩める20歳と新たな仲間

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「お帰りぃ~」
「ただいま、百々ちゃんどう?」
「寝ちゃってるよ。やっぱりしんどかったのかな?熱は36.8だったよ。熱は本当にもう大丈夫だろうね。」
「そっか。」
「廉くんはどうしたの?後ろに隠れちゃってるけど。」
直人はあまり廉の刺激にならないようにささっとボスを連れてリビングへ入っていった。
「いやぁ・・・ストーカー女子たちとばったりね・・・。あと1時間くらいしたら羽間がなんか人連れてくるらしい。」
「そうなんだ。廉くん今大丈夫かな?」
「うーん・・。あの女の子たちの行動は正直やばいし警察に相談した方がいいかなぁとは思ってるんだけどね。」
「そっか。よくわかんないけど、廉くんの安全が第一だから。」
「ほら、廉くん手洗ってケーキ食べる?」
「・・・・。」
「放心状態って感じだね。」
「びっくりしたんだよ。まさかあんなところにあのSNS見て追ってくる奴がいるなんて思わないから。」
「びっくりするよね、そりゃ。それと散歩で歩いてちょっとおくたびれかな?」
じっと動かずひたすら翔の服を握る廉を少し引っ張って手洗い場まで連れていった。
その間に理沙が部屋にケーキとカフェオレを作って準備しておく。
翔が廉を連れて戻ってきて廉をケーキを置いた勉強机の席に座らせた。
カフェみたいに景色のいい窓があるけれど、今の廉の心情ではカーテンを閉めるのがいいだろうなと理沙がさっと景色をシャットダウンした。
「ほら、甘いの食べちゃお。もうすぐ羽間が来るからね。」
フォークをもって小さくケーキを食べ始めた。
「食欲ありそうでよかったね。」
理沙が小さい声で言うと翔が少し微笑んで頷いた。
翔と理沙はケーキを食べ終えて、廉は三分の一程食べたころ羽間たちが到着したようで廉の部屋に上がってきた。
「お疲れ様です。あ、紹介しますね。右のキャップかぶってる方が大樹、メガネが・・「山内です。」
「大樹さんと山内さん・・・」
「二人とも簡単に言うと二人とも警察関連のお仕事してるんです。」
「「・・・・。」」
「本気で言ってる?廉くん身の回りにいてくれたら助かる職業コンプリートするんじゃない?」
「ほんとだね・・・。」
「羽間?ちょっとLINEみて。」
「はい。」
そういって羽間がLINEをチェックした。
『拓がハッカーってこいつら知ってんの?』
『知ってるどころかいつもこの二人には内緒で捜査協力してますよ。』
「まじか!?」
なんだかすごい展開になってきて翔が苦笑いしていると、理沙が不思議そうに翔を見た。
「どうしたの?翔」
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