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第17章 かくれんぼ
・
「廉くん、お兄ちゃんと拓くんどっちが好き?」
「うざい・・・。」
「あはは!!ねー、廉くんもう大人なのにそんな質問うざいよね~!!」
志月は爆笑しているが拓は背中が凍えるように寒くなった。
「しーくん、翔さんどうにかしといて!!」
そういってやっと拓とゆっくりできると布団をかぶってゴロンと寝転がった廉にショックが隠せない兄の翔。
「翔、嫉妬するほど廉くんに嫌われちゃうんじゃない?」
「俺の廉くん・・・。」
「いや別にお前の廉くんじゃないだろ。」
「もうもしもし終わった!バイバイ!!」
「廉くん俺の命が危なくなるから翔さん大好きって言っといて・・・お願い」
「・・・カケルサンダイスキ」
「気持ちこもってな・・・。」
「廉くん!!俺もだよ!!また夕方に迎えに来るからね!」
「迎え・・・?」
「うん。お家の方が安心できるかなって志月と話てね。」
「どうかな?」
「拓くんとなら入院する!」
「本当に?」
正直熱は下がったし、あとは手首の跡だけで廉のメンタル的には変わらず若干の退行があるくらいでいたって安定していると思う。
拓の方はまだ微熱もあり痛みがあるようで治療はもう1泊は入院させといてあげたいという感じ。
「廉くん。眠い?」
「起きたばかりでごはんも食べてないからまだ寝ないでね。」
志月に言われて布団をめくって本人なりに眠気を覚ますように頑張っている。
「廉くんかくれんぼもうしたくないよね?」
「かくれんぼ?」
「うん。」
「かくれんぼ・・・・うーん・・・」
翔と志月は廉の反応を見て廉は本当に覚えてないのかもしれないと思うが、手の動きを見ると爪の甘皮付近をガリガリしていて落ち着きがない。
(やっぱり何かしら覚えていて隠しているのか・・・?)
志月が疑いの目を廉に向ける。
「廉くん、拓くんとかくれんぼこれからも毎日する?」
「ううん・・・・。もういいかな・・・。こわかったから・・・」
「え?」
「怖かった?何が怖かった?」
翔が聞くと黙る廉。
「廉くん、ハラハラして怖かった?」
「ううん・・・。」
「ほかに怖いことあるっけ?かくれんぼ・・・。」
「・・・さ・・・ないで・・・」
「廉くん?」
「翔、ビンゴ。やっぱり記憶あるわ・・・。すべてじゃないんだろうけど。」
「でも廉くん助けたとき意識なかったよな?」
「多分最初の知らない人にさらわれたときの記憶だろうね。」
「そっから意識全部ないならいいけど・・・。」
廉は涙をこぼして何かを恐れていた。
「うざい・・・。」
「あはは!!ねー、廉くんもう大人なのにそんな質問うざいよね~!!」
志月は爆笑しているが拓は背中が凍えるように寒くなった。
「しーくん、翔さんどうにかしといて!!」
そういってやっと拓とゆっくりできると布団をかぶってゴロンと寝転がった廉にショックが隠せない兄の翔。
「翔、嫉妬するほど廉くんに嫌われちゃうんじゃない?」
「俺の廉くん・・・。」
「いや別にお前の廉くんじゃないだろ。」
「もうもしもし終わった!バイバイ!!」
「廉くん俺の命が危なくなるから翔さん大好きって言っといて・・・お願い」
「・・・カケルサンダイスキ」
「気持ちこもってな・・・。」
「廉くん!!俺もだよ!!また夕方に迎えに来るからね!」
「迎え・・・?」
「うん。お家の方が安心できるかなって志月と話てね。」
「どうかな?」
「拓くんとなら入院する!」
「本当に?」
正直熱は下がったし、あとは手首の跡だけで廉のメンタル的には変わらず若干の退行があるくらいでいたって安定していると思う。
拓の方はまだ微熱もあり痛みがあるようで治療はもう1泊は入院させといてあげたいという感じ。
「廉くん。眠い?」
「起きたばかりでごはんも食べてないからまだ寝ないでね。」
志月に言われて布団をめくって本人なりに眠気を覚ますように頑張っている。
「廉くんかくれんぼもうしたくないよね?」
「かくれんぼ?」
「うん。」
「かくれんぼ・・・・うーん・・・」
翔と志月は廉の反応を見て廉は本当に覚えてないのかもしれないと思うが、手の動きを見ると爪の甘皮付近をガリガリしていて落ち着きがない。
(やっぱり何かしら覚えていて隠しているのか・・・?)
志月が疑いの目を廉に向ける。
「廉くん、拓くんとかくれんぼこれからも毎日する?」
「ううん・・・・。もういいかな・・・。こわかったから・・・」
「え?」
「怖かった?何が怖かった?」
翔が聞くと黙る廉。
「廉くん、ハラハラして怖かった?」
「ううん・・・。」
「ほかに怖いことあるっけ?かくれんぼ・・・。」
「・・・さ・・・ないで・・・」
「廉くん?」
「翔、ビンゴ。やっぱり記憶あるわ・・・。すべてじゃないんだろうけど。」
「でも廉くん助けたとき意識なかったよな?」
「多分最初の知らない人にさらわれたときの記憶だろうね。」
「そっから意識全部ないならいいけど・・・。」
廉は涙をこぼして何かを恐れていた。
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