嵐は突然やってくる

白うさぎ

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第二章 翔の仕事

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「あ、おはようございます」
「おはよ~」
「おはよう。あれ?一人?」
羽間さんが一人で店にいた。
もちろん今日も上のデザイン部には風太さんがいるけれども。
「あ、いま休憩でごはん食べに行ったみたいで。」
「今日もう一人誰だっけ。」
「篠原です。」
「たつるか。」
「はい」
「廉くんたつるまだ会ったことないよね?」
「はい、僕があったことあるのは進藤さんと羽間さんだけです。」
「そっか、まぁおいおいね。さ、廉くんデザイン部行こうね。」
文さんが背中を押してくれて、翔さんが羽間さん側を歩いてくれる。
チラッと羽間さんが視界に入ったんだけど、キッと睨まれていた気がした。

「風太~帰ったぞ~」
「おはようっす~!!帰ったぞ~って言われても翔さん今日ここ来てなったすよね?」
「文は一回出社したの?」
「うん、衣装取りに来なきゃじゃん?」
「そっか。」
「廉くん、おつかれさまっす!どうでした?」
「楽しかったです!」
「よかったっすね!翔さんもいいモデルが見つかって安心っすね~」
「風太、相変わらずテンション高いな」
「ほら、廉くんはメロンソーダで翔はコーヒー召し上がれ」
「ありがとうございます!!」
「本当に廉くんはかわいいっすね~」
「おい、狙うなよ?」
「俺にはちゃんと彼女いるっすから!」
「はぁ!初耳なんだけど!」
「翔は知らなかったっけ?」
「うん。」
「文さんには言いましたが翔さんにはいいかなって」
「まぁ仕事上の付き合いだしね」
「冷たいこと言うなぁ~文。」
「そう?」
俺は3人の会話を聞きながらゆっくりメロンソーダを飲む。
全員が飲み終えたところで、翔さんから検品作業を頼まれた。
紙に書いてあるナンバーのものを箱に詰めてとのこと。
これなら俺にもできそう。
服はすでに畳まれてビニールで密閉してあった。
翔さんはどうやら3人で次の服の打ち合わせをしているようだ。

「あれ?これない・・・。」
申し訳ないと思いながらも
「翔さん・・・これないです」
「ないものがあった?じゃぁお店の入り口横に倉庫があるから取りに行ける?」
「あ、はい。鍵とか開いてるんですか?」
「これ、カードキー。そのあと番号は4185押してね。」
「はい!」
お店を一回出て敷地内にある倉庫と思われる、いやアルファベットでSO₋KOと書いてあった・・・
倉庫に取りに行った。
「カードをして・・・4185。あいた!!」
さっきなかった服を探す。
服は棚に頭の数字と次の数字順に並んでいるのでいたってらくだ。
「いっぱいある!!」
倉庫だから少し暑いけど、その番号はすぐに見つかって出ようと思った。
「あ・・・。」
「・・・・何してるんですか?」
「えっと・・・服・・・足りない・・から取りに・・・。」
「へぇ。」
出ようと思ったとき、入ってきたのは羽間さんだった。
「羽間さんは・・・。」
「お店の商品足りなかったから取りに来たんです。」
「そう・・ですか」
「・・・。」
「失礼します・・・」
「・・・。」
怖かった~・・・・!!
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