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第二章 翔の仕事
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「疲れた、、、」
「お疲れ様。明日も頑張ろうね!」
文さんにそう言われたがもう返事する気力もない。
30着着替えるのってしんどい・・・・
翔さんの丈合わせが完璧で直し0だったんだけど、それはそれでなんか怖い。
「廉くん、おつかれっすね」
と風太さんに笑われた。
でも、事実お疲れだ・・・。
1歩も動きたくない・・・。
そこに仕事店を閉めた幹也さんが来た。
「廉くん!リンゴすき?」
「リンゴ?はい」
「じゃーん、りんご飴。最近話題のらしいよ。さっき明日香さんが通りかかってみんなでどうぞって。」
「あれ?明日香きてたっすか?」
「なんか友達とお茶しに近くに来てたみたいだよ!!」
幹也さんも風太さんも系統は同じ陽キャ。話し方がチャラいかの違いだな。と二人の雑談を聞きながら思った。
ほっぺに一つ放り込むと風太さんが「こっちみてっす!!」
というので風太さんみるとスマホでパシャリと撮られた。
「明日香が喜ぶっすよ」
もう社内恋愛を翔さんにばれてから風太さんは普通に『明日香』って呼んじゃってる。
翔さんは業務に支障ないなら別にかまわないって感じで気にしてもいない。
「それ、俺にも送っといて」
翔さんがクールに言うが顔が・・・。
「さ、みんなもう帰るよぉ~」
文さんが緩く言うと、みんな荷物を持った。
「翔。明日早いから夜寝ろよ~」
「文もな。」
「俺は早いよ帰って2時間以内に寝てるから。」
「そう。俺だって
「翔さんは遅いです。この間は深夜もお部屋で仕事してました。」
「廉くんも心配してるじゃん。隈、ひどいぞお前。」
「はぁ・・・わかったよ。」
「廉くん、翔さんの見張りよろしくっす!!」
「はい!」
そう返事すると、翔さんが俺の頭をヨシヨシしてきた。
「見張りしなくていいから。」
小さくつぶやいた翔さんを見ると、ニコッとこちらを見てきた。
翔さんもたまにここからは立ち入るなって目をするときがあるんだよね・・・。
特に仕事のこと。
翔さん確か病院にたまに入らせてもらうとか言ってたし、そういうのもあって勉強とかもあるのかな・・・。
翔さんは2足の草鞋を今は履いているわけでもないし、履くつもりもないのだろうけれど。
いつの間にか2か月くらいで確実に俺は翔さんを信用しきってしまっていて、負担になっていたらどうしようと急に不安になった。
「廉くんも早く寝るんだよ」
文さんがそう言って、みんなかばんを持ち店の外へ。
「おやすみなさいっす!」
風太さんは相変わらず元気に去っていった。
車に乗り家まで帰る。
「あ・・・コンビに寄りたい」
「コンビニ?いいよ。そこのコンビニでいい?」
「はい!ちょっと行ってきます」
「俺も行く。」
「だめ!」
「どうしたの?わかった。じゃぁこっから見とくね」
翔さんを威嚇して店内に入る。
「これと・・・これもいいか。あとは・・・。あ、百々これがいいかな。あとアイス!!」
よし!お会計だ!!
レジでスキャンしてもらっていざお金を払おうとすると
「クレジットで。」
「な!!車にいるって約束だったのに!!」
「しー・・・」
「むぅ!!」
店員のおばちゃんがぽかんとしているが、お礼を言って車に戻る。
「俺の買い物なのに!!」
「いいじゃん、弟のコンビニ代くらい。」
違うんだ。
今回は翔さんに買ってあげたいものがあったんだもん。
「不貞腐れないでよ~」
車を走らせながら言ってくるが、やっぱり買って渡したかったのに!!って気持ちが勝ってしまう。
「お疲れ様。明日も頑張ろうね!」
文さんにそう言われたがもう返事する気力もない。
30着着替えるのってしんどい・・・・
翔さんの丈合わせが完璧で直し0だったんだけど、それはそれでなんか怖い。
「廉くん、おつかれっすね」
と風太さんに笑われた。
でも、事実お疲れだ・・・。
1歩も動きたくない・・・。
そこに仕事店を閉めた幹也さんが来た。
「廉くん!リンゴすき?」
「リンゴ?はい」
「じゃーん、りんご飴。最近話題のらしいよ。さっき明日香さんが通りかかってみんなでどうぞって。」
「あれ?明日香きてたっすか?」
「なんか友達とお茶しに近くに来てたみたいだよ!!」
幹也さんも風太さんも系統は同じ陽キャ。話し方がチャラいかの違いだな。と二人の雑談を聞きながら思った。
ほっぺに一つ放り込むと風太さんが「こっちみてっす!!」
というので風太さんみるとスマホでパシャリと撮られた。
「明日香が喜ぶっすよ」
もう社内恋愛を翔さんにばれてから風太さんは普通に『明日香』って呼んじゃってる。
翔さんは業務に支障ないなら別にかまわないって感じで気にしてもいない。
「それ、俺にも送っといて」
翔さんがクールに言うが顔が・・・。
「さ、みんなもう帰るよぉ~」
文さんが緩く言うと、みんな荷物を持った。
「翔。明日早いから夜寝ろよ~」
「文もな。」
「俺は早いよ帰って2時間以内に寝てるから。」
「そう。俺だって
「翔さんは遅いです。この間は深夜もお部屋で仕事してました。」
「廉くんも心配してるじゃん。隈、ひどいぞお前。」
「はぁ・・・わかったよ。」
「廉くん、翔さんの見張りよろしくっす!!」
「はい!」
そう返事すると、翔さんが俺の頭をヨシヨシしてきた。
「見張りしなくていいから。」
小さくつぶやいた翔さんを見ると、ニコッとこちらを見てきた。
翔さんもたまにここからは立ち入るなって目をするときがあるんだよね・・・。
特に仕事のこと。
翔さん確か病院にたまに入らせてもらうとか言ってたし、そういうのもあって勉強とかもあるのかな・・・。
翔さんは2足の草鞋を今は履いているわけでもないし、履くつもりもないのだろうけれど。
いつの間にか2か月くらいで確実に俺は翔さんを信用しきってしまっていて、負担になっていたらどうしようと急に不安になった。
「廉くんも早く寝るんだよ」
文さんがそう言って、みんなかばんを持ち店の外へ。
「おやすみなさいっす!」
風太さんは相変わらず元気に去っていった。
車に乗り家まで帰る。
「あ・・・コンビに寄りたい」
「コンビニ?いいよ。そこのコンビニでいい?」
「はい!ちょっと行ってきます」
「俺も行く。」
「だめ!」
「どうしたの?わかった。じゃぁこっから見とくね」
翔さんを威嚇して店内に入る。
「これと・・・これもいいか。あとは・・・。あ、百々これがいいかな。あとアイス!!」
よし!お会計だ!!
レジでスキャンしてもらっていざお金を払おうとすると
「クレジットで。」
「な!!車にいるって約束だったのに!!」
「しー・・・」
「むぅ!!」
店員のおばちゃんがぽかんとしているが、お礼を言って車に戻る。
「俺の買い物なのに!!」
「いいじゃん、弟のコンビニ代くらい。」
違うんだ。
今回は翔さんに買ってあげたいものがあったんだもん。
「不貞腐れないでよ~」
車を走らせながら言ってくるが、やっぱり買って渡したかったのに!!って気持ちが勝ってしまう。
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