異世界でゆるゆる生活を満喫す

葉月ゆな

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【リーンハルト:9歳】

第181話 お前もそう思うか

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いつもお読みいただきありがとうございます。

次の投稿は本日午後の予定です。

よろしくお願いいたします。

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何だってー
「みんな優秀で引っ張りだこなんでしょう。我が家ですべて受け入れしてもいいの」

学園側も本人の希望を尊重するらしく大丈夫だとか。

「我が商会はできたばかりですが、売れている新商品ばかりを販売していて拡大が見込めますし、人不足だと手伝っていて気づいたこと。あとは大きな商談も普通の商会に入るより早く任せられる可能性が高いと思ったのでしょうね」

父上を見ると
「あとの2人は元々王宮の下士官希望だった。だけど先輩たちの苦労も知っているから悩んでいたようだ。我が家の新街建設、今までとは違う観光街だ。面白いと思ったようで我が家に来ることを希望した。父上と私も少しは楽になるだろう」

悪いとは思っているけれど、必要なものなのだから仕方ないよ。
優秀な人が来てくれれば父上たちの負担が減るのならいいことだ。
思いつきで言ったけれど役に立ってよかった。


「ところでハルトは何の相談できたのだ」
「そうでした。ココットの養鶏の提案です。アイスクリームも将来特許申請になりそうなので卵の供給が追い付かなくなる可能性があります」

「お前もそう思うか」
「はい。あとノーストレイド家に連絡して乳牛を増やすことを提案してください。ヴァーシュのミルクは温泉街の需要で終わりますから」

「養鶏案はあるのか」
「今、ココットを飼育しているベテランで繁殖に興味を持ってくれそうな人を募集するしかないと思います。温泉街の近くでココットの飼育と繁殖を手掛けてもらったらと思います」

「どちらも今から動かないと間に合わないか」とため息をつかれた。
父上、仕事増やしてゴメン。


夕食時にキャロライン様が
「連絡がきたと思うけれど、我が家の朴念仁たちが2日後にウエストランドに来るそうよ。おそらく義務を果たせと私達に帰って来いと文句を言いに来るのでしょう。迷惑をかけてしまうけれどごめんなさいね」

「お祖母様、大丈夫です。ここに来てわたくしもたくさん学びました。お父様たちとしっかりと話し合います。それでダメなら・・・・」

「ダイアナ嬢、急いで結論をださないほうがいい。ただ自分の気持ちをしっかり伝えなさい」と父上。
「ありがとうございます。ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いいたします」


2日後、サウスコートの前領主のケヴィン様と現当主のブライアン様が我が家にいらっしゃった。

私は挨拶を免除されている。
夕食時に会う時に挨拶するのだろう。

夕食はキャロライン様、ダイアナ様の希望でいつもの食事スタイルでする。

要は、今日自分たちは何をしていたかという日常会話だ。
話を聞きながら、笑ったり、アドバイスしたり、諫めたりとかだ。

ケヴィン様とブライアン様は戸惑っているようだが、みんな無視して普段通りに会話しながら食事をする。

もちろんダイアナ様も父上に帳簿の見方とか注意すべきところを教わって、自分が見落としていたところがあって勉強になったとか、ルアン、ルチアの場所あてで2勝3敗だったこと、女性騎士との手合わせで負けたが、自分の弱点が解ってよかったとか話をしている姿を見てブライアン様たちはすごく驚いた顔をしていた。

我が家に最初に来た時と全然違って、生き生きとしているからなダイアナ様。
ブライアン様たちはこんなダイアナ様を見たことないのではないだろうか。


夕食も終わり居間に移動して、お茶を飲んでいたらキャロライン様が
「それであなた達は何をしに、ここへ来たのかしら」

ブライアン様が我々の方を気にしながら
「母上、ウエストランドの方々がいる前ではなく、家族だけで話し合いをしましょう」

「今更、取り繕ったって無駄よ。皆さんご存じなのだから。どうせ冬の社交が始まるから、いい加減女主人としての責務を果たせと言いにきたのでしょう。本来ならあなたの嫁の務めだけれどね」

「それは何度も説明しているように離婚は無理です。先代陛下の王命でした結婚です」

「じゃぁ、なぜ義務を果たさない嫁の実家の支援を今現在もしているの。そのせいでダイアナと向き合う時間も取れないほど働く意味がわからないわ」

「キャロライン、先代陛下から頼まれた支援だ。途中で投げ出すわけには・・・・」

「10年以上支援して立ち直れない者たちをこれ以上支援してどうするのです。先方は支援が当たり前だと思っている。我々に感謝などしていないのに何度言っても聞かないのはあなた達の方よ」
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