キャンピングカーで始める異世界スローライフ

まけない犬

文字の大きさ
16 / 19
異世界でガソリンを手に入れる方法

第16話「オハナバタケ・ギャル美」

しおりを挟む
『”マスター“……なんと情けない奴……オマエのような“弱者”に握られたこと。我が“剣生”において一度たりともなし』
「うるさいっ! 生まれてこのかた、喧嘩なんかしたことないんだよ! ドラゴンなら倒したことがあるけどな!」

 ドラゴンブレイカー――それが俺、九段下半蔵の称号だ。
 異世界エルグランデでは、強力な存在を打ち倒した者に、通り名が与えられる習わしだそうだ。

 先の一件で、グリーンドラゴンを討伐……といっても、腹の中で暴れまわって、嫌がらせをしただけだ。
 ドラゴンに傷ひとつつけることなく(尻は痛めつけてやったつもりだが)、退けただけ。

 だから「竜を休ませし者ドラゴンブレイカー」。壊すほうじゃない、休憩のほうのブレイクだ。

『“体”だけではなく、“心”も伴っていない。これは“喧嘩”ではない“命”のやりとりだ』
「だったら黙っててくれ! 気が散って殺されるっ! あとおまえは剣じゃない斧だっ!」
「ハンゾー! ひとりでなにを喋っている! 口ではなく手を動かせっ! 気でもふれたかっ!」

 背中合わせの大声に、耳鳴りがした。
 メイド服姿のダークエルフが、俺の背後を守るように立っている。

「足手まといにはなるなよっ! 武装展開っ!」

 リーシャーはそう言いつつ、右手を掲げた。
 人差し指と中指を揃え、空中を切り裂くように走らせる。
 指先が通った軌跡に、淡い光の線が残った。
 カクカクとした直線の組み合わせ。漢字のようにも見えるが、読むことはできない。

『反面この女は“できる”と言っていい。古代エルフ語、いわゆるルーン文字だ。たった一文字に百の文脈をもち、その高速詠唱を持って“武装領域”より千の武具を――』
「説明どうも! そして黙ってろ……って、うおおぉぉぉ!!」

 しなりを持って襲いかかるつるが、足元をビシビシと払った。
 
「あぶねぇ!」

 ドンッ!

 腰が引けた拍子にリーシャーにぶつかった。

「貴様っ! 邪魔するんじゃないっ!」

 返ってきたのは罵倒だった。
 続けざまに振るわれたのは大鎌。彼女の背丈とおなじ長さで、刃は大きく湾曲している。

 首でも刈られるのかとヒヤっとしたが、その斬撃は、攻撃ではなく防御に使われた。
 俺に向かってつぎつぎと飛んでくるつるを斬り払っていく。

 背をぶつけた際に、ビクともしない力強さは感じた。
 だが、その背中は案外、小さくて、女の子なんだと思った。

「フンッ!」

 彼女が大鎌を振り抜くたび、風が吹いた。
 空間ごと両断するように、木々が倒れていく。

 いや、どこが女の子だ。

「おいおいおい! なんか俺ばっかり狙われてないか⁉」

 リーシャーは派手に暴れている。俺は膝を折って縮こまっている。
 なのに、すべての攻撃は俺に向けられていた。

 目立たないようにしてるつもりなんだ。こんなの理屈に合わないだろう。

『“アルラウネ”だ。オマエだけが狙われるのは道理だろう』
「なんだその道理は! 知らん!」

 目の前にいる魔物モンスター? は、裸の女達だった。
 もっと正確に表現するなら、素肌と似たような色のドレスを着た女達、だろうか。

 髪の色は緑。それを白に近づけるように薄くした肌色。
 胸元と腰回りを申し訳程度に花びらが覆っている。隠しているというより、強調しているようにしか見えない。
 ところどころ、つるが肌に絡みついて、柔らかそうな部分に食い込んでいた。

 目のやり場に困る。だが、そんなこと言って目を離すわけにはいかない。
 女達が俺たちを取り囲み、つるむちがビュンビュンと音を立てて、俺に襲い掛かってきているんだからな。

「戦う気がないなら頭を下げていろ! 役立たずがっ!」

 最後の一言は余計だと思うが、もう慣れた。
 リーシャーの口の悪さは彼女の個性だ。そう言い聞かせないと、精神が持たないからな。

 実際、頭を抱えてうずくまっているだけだ。役立たずで間違いない。

『“アルラウネ”は“男”のみを喰らうくらう。捕食植物だ』
「肉食系女子⁉」

 森ガールの進化版みたいな感じだろうか。
 捕食するために、色香じゃなくて、物理攻撃をしてくるこの感じ。どう考えても退化だろう。
 野蛮過ぎておじさんには理解できない。

「ずっとひとりでうるさいぞハンゾー! くそっ! 数が多すぎるっ!」 

 アルラウネはその場から動かない。地面に根を張っているかのようだ。

『ふむ。“マスター”オマエのせいだ。このエルフはオマエの“守り”に手一杯になっている』

 悔しいが同感だった。
 四方八方から飛んでくるつるを、リーシャーは一本残らず斬り払っている。
 だが、それだけだ。防戦一方で、反撃に転じる隙がない。
 アルラウネ達は不気味な笑みを浮かべたまま、攻撃の手を緩めない。

 ピシィッ!

「――痛ッッッ⁉」

 リーシャーが初めて被弾した。
 メイド服の肩口が弾けて、褐色の地肌が露わになる。
 鮮血がじわりと布地を濡らした。

「リーシャー!」
「なにもできないならせめて口を閉じていろっ!」

 これは口の悪さとは関係がない。
 防御に必死で、俺に構っていられないのだろう。

「くっ……!」

 筋の悪い判断だったと思う。
 俺にもなにかできることはないのかと、立ち上がってしまった。

 結果としてリーシャーの動きを阻害し、敵にとっての的を大きくしてしまった。

「ハンゾー‼」
「しまっっっっ‼」

 緑色のなにかが視界を横切った。つるだと気づいた時にはもう遅い。

 バシィン――

「なにぃ⁉」

 リーシャーが驚きの声を上げた。

「なんだってぇ⁉」

 俺はもっと大きな声で驚いた。

『やれやれ“マスター”。オマエの“役目”は我を振るい“姫”を守ることだ。守られてどうする』

 右手に持ったバトルアックス――聖剣アルファードがつるをパリィした。
 ひとりでに勝手に動いたわけではない、俺の体が俺の意思に関係なく動き、アルファードを振るったんだ。

『“実践教育”だ。言葉では語らん。“体”で覚えろ』
「なんだってんだよっ!」

 このやりとりの間も敵は待ってはくれなかった。
 波のように攻撃が押し寄せてくる。

 その攻撃を俺の体を操るアルファードがすべて打ち返していく。

『ほれほれ。こっちだこっち。“前”を見ろ。“視界”を狭めるな。すべての動きを“六感”で感じ取れ』

 べらべらとうるさすぎる。語らないんじゃなかったのか、と頭に過るが口には出せなかった。
 運動不足の体が、飛んで跳ねて、腕を振るうたびに悲鳴を上げる。

「ぐぉおおおおっっ‼」
「ハンゾーっ! どうした⁉ 大丈夫なのか⁉」

 アルファードの実践は的確なのだと思う。
 だが、なにをやってるのか、どんな動きなのか自分でもよく分からなかった。
 しかし、一度として攻撃を受けた様子はない。

 延々と繰り返される攻撃をすべて跳ね返していた。

「よくわからんがっ! これならいけるぞっ!」

 リーシャーが傍を離れた。
 大鎌を構えたまま、アルラウネに突進していく。
 濃紺のスカートがふわりと広がり、白いエプロンが風に舞った。

 ドヒュン――

 大鎌が三日月のように閃いた。

「おわっ! 首っ! 首いぃ!!」

 アルラウネのくびがスポーンと飛んだ。
 整った顔立ちが、宙を舞う。美人の生首ほど生々しいものはない。

 それを見て正気でいられたのは、血しぶきが緑色だったからだろう。
 血ではなく、汁なんだと自分に言い聞かせることができた。

『“人”ではない。“植物”だ。森を傷つけるのは手慣れたものだろう? “人間”』

 俺の戸惑いを見抜いたような言葉を、アルファードが飛ばしてきた。
 無駄に皮肉を効かせているので少しイラっとしたが、応える間もなく次の行動に移された。

『我々も征くぞ"マスター"!』

 腕を引っ張られるような感覚を覚えた。
 俺の意思ではなく、アルファードの意思で俺の体が動いている。

 視認すらできないつるの一撃を、紙一重で避けていく。
 避けながら、前へ。一歩、また一歩、アルラウネとの距離が縮まる。

「うぉ! うぉ~~~! 近いっ!」

 気づけば、目の前にアルラウネがいた。
 目が合った。そこで初めて人間ではないんだと確信した。

 目もある。鼻もある。口も、眉毛も、そのまま人間だ。
 だが、瞳に光がない。異常なまでに精巧なマネキンのような物体がそこにあるだけだ。

 ブンッ――

 そんなことするつもりは無かったが、アルファードを女の頭めがけて振り下ろした。

 ドビュシューッッ!

 硬い物を砕く感触を想像していたが、実際には薄い手ごたえだった。
 汁を含んだ風船でも引き裂くように、頭から臀部でんぶに沿って一刀両断した。

「うげぇ……」 

 人間ではないとはいえ、気持ちのよいものではなかった。
 罪悪感は感じないが、人を殺める気持ちは理解できたかもしれない。

 そこからは一方的だった。
 俺がひとり……いや、一体駆除するたびに、リーシャーは三体駆除していた。

 大鎌をくるくると振り回し、ものすごいスピードで彼女は舞っていた。
 濃紺色のメイド服に、無骨な大鎌は不釣り合いだったが、洗練されたその動きには美しさすら感じられた。

「さぁ、残り一体だ。貴様のほうが近い、貴様がやれ」

 リーシャーがそう口にした瞬間に、もうなにも手にしていなかった。

 彼女はあらゆる武器を使いこなすウェポンマスターだ。
 すべての戦況に対応できるだけの武器を、武装空間と呼ばれる別次元に保管しているそうだ。

 片付けが得意なメイドらしい能力だなと思う。
 アルラウネをあれだけぐちゃぐちゃにしていたのに、汁の飛び散りはすべてエプロンで受け止められていた。メイド服には一滴の染みもない。

 リーシャーは汚れたエプロンを外し、それも武装空間にしまった。
 乱れた前髪を指ですき、ふぅと小さく息をつく。まるで庭掃除でも終えたかのような仕草だった。

『“マスター”。最後まで“油断”はするな』

 アルファードに促されるまま、俺はあたりに視線を向けた。
 一面に美女の死体が散乱している。ほとんど猟奇殺人事件の現場といった有様だが、ビュッビュと吹き出す汁が赤くないのが救いだった。

 少し奥のほうに、頭を抱えてうずくまる一体を見つけた。

「……攻撃してこない?」
『“油断”をするなと言ったぞ“マスター”。“擬態”は植物の“生存戦略”だ』

 つまり、俺が背を向けた瞬間にズドン――ということか。
 覚悟を決めて、油断なく歩みを進めた。

『“マスター”。最後くらい自分で“やれ”』
「ええっ……まじかよ……さっきまでのも、自分でやってたのと変わらねーだろ……」

 リーシャーがじーっとこちらを見ている。
 腕を組んで、指でトントン、足もトントンと、明らかに苛立っているのがわかる。

 その態度と目が「早くしろ」と急かしていた。

「……くそ……こいつは人間じゃない……人間じゃないんだ……」

 ラスト一体のアルラウネに近寄り、アルファードを握る拳に力を込めた。
 手が汗ばむが、滑り止め加工のされたグリップはギュッと手になじんだ。

「……薪割りの要領……薪割りの要領だ……」

 ブツブツと呟きつぶやきながら、腕を振り上げた。
 おびえるアルラウネと目があった。

 ん? おびえている……のか?

「ちょっ! まった! 人間っ! あたし人間だからっ!」

 目に光がある。表情がある。なにより喋っている。
 肌の色は同じだが、髪の毛が薄いピンク色で、他の個体とは明確に違った。

「見てわかるっしょっ! 人間だから! 殺したらガチで呪うからね! クソおぢっ!」

 よく見れば、目元にはガッツリとアイシャドウが塗られている。
 つけまつ毛か? いや、マツエクか? どっちでもいいが、とにかく盛られている。
 自然ではない、明らかに人の手が加わっていた。

 他のアルラウネ達はナチュラルメイク。というか、ノーメイクだった。
 なにも足さず、引き算もせず、素体そのままの自然美。

 だが、このアルラウネは、「自然」と、「作られた美」が同居していた。

 ふと歳の離れためいっ子を思い出す。
 高校生になった瞬間にメイクに目覚め、まずは雰囲気が変わった。同時に俺への態度も変わった。

「ほらぁ! はやくそれしまってってば! あたしなにも悪いことしてなくない⁉」

 これが、俺とコイツ。
 花の錬金術師――オハナバタケ・ギャル美との最初の出会いであった。 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

無限に進化を続けて最強に至る

お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。 ※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。 改稿したので、しばらくしたら消します

転生後はゆっくりと

衣更月
ファンタジー
貧しい集落で生まれたリリは、生まれた瞬間から前世の記憶があった。 日本人特有の”配慮”に徹した赤ん坊を演じていたことで、両親から距離を置かれた挙句、村人からも「不気味な子」として敬遠されることに…。 そして、5才の誕生日に遠くの町に捨てられた。 でも、リリは悲観しない。 前世の知識チートは出来ないけど、大人メンタルで堅実に。 目指すは憧れのスローライフが出来るほど、ほどほどの守銭奴としてリリは異世界人として順応していく。 全25話(予定)

元救急医クラリスの異世界診療録 ―今度こそ、自分本位に生き抜きます―

やまだ
ファンタジー
朝、昼、夜を超えてまた朝と昼を働いたあの日、救急医高梨は死んでしまった。比喩ではなく、死んだのだ。 次に目覚めたのは、魔法が存在する異世界・パストリア王国。 クラリスという少女として、救急医は“二度目の人生”を始めることになった。 この世界では、一人ひとりに魔法がひとつだけ授けられる。 クラリスが与えられたのは、《消去》の力――なんだそれ。 「今度こそ、過労死しない!」 そう決意したのに、見過ごせない。困っている人がいると、放っておけない。 街の診療所から始まった小さな行動は、やがて王城へ届き、王族までも巻き込む騒動に。 そして、ちょっと推してる王子にまで、なぜか気に入られてしまい……? 命を救う覚悟と、前世からの後悔を胸に―― クラリス、二度目の人生は“自分のために”生き抜きます。

企業再生のプロ、倒産寸前の貧乏伯爵に転生する 

namisan
ファンタジー
数々の倒産寸前の企業を立て直してきた敏腕コンサルタントの男は、過労の末に命を落とし、異世界で目を覚ます。  転生先は、帝国北部の辺境にあるアインハルト伯爵家の若き当主、アレク。  しかし、そこは「帝国の重荷」と蔑まれる、借金まみれで領民が飢える極貧領地だった。  凍える屋敷、迫りくる借金取り、絶望する家臣たち。  詰みかけた状況の中で、アレクは独自のユニーク魔法【構造解析(アナライズ)】に目覚める。  それは、物体の構造のみならず、組織の欠陥や魔法術式の不備さえも見抜き、再構築(クラフト)するチート能力だった。  「問題ない。この程度の赤字、前世の案件に比べれば可愛いものだ」  前世の経営知識と規格外の魔法で、アレクは領地の大改革に乗り出す。  痩せた土地を改良し、特産品を生み出し、隣国の経済さえも掌握していくアレク。  そんな彼の手腕に惹かれ、集まってくるのは一癖も二癖もある高貴な美女たち。 これは、底辺から這い上がった若き伯爵が、最強の布陣で自領を帝国一の都市へと発展させ、栄華を極める物語。

【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!

ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。 ※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。

序盤でざまぁされる人望ゼロの無能リーダーに転生したので隠れチート主人公を追放せず可愛がったら、なぜか俺の方が英雄扱いされるようになっていた

砂礫レキ
ファンタジー
35歳独身社会人の灰村タクミ。 彼は実家の母から学生時代夢中で書いていた小説をゴミとして燃やしたと電話で告げられる。 そして落ち込んでいる所を通り魔に襲われ死亡した。 死の間際思い出したタクミの夢、それは「自分の書いた物語の主人公になる」ことだった。 その願いが叶ったのか目覚めたタクミは見覚えのあるファンタジー世界の中にいた。 しかし望んでいた主人公「クロノ・ナイトレイ」の姿ではなく、 主人公を追放し序盤で惨めに死ぬ冒険者パーティーの無能リーダー「アルヴァ・グレイブラッド」として。 自尊心が地の底まで落ちているタクミがチート主人公であるクロノに嫉妬する筈もなく、 寧ろ無能と見下されているクロノの実力を周囲に伝え先輩冒険者として支え始める。 結果、アルヴァを粗野で無能なリーダーだと見下していたパーティーメンバーや、 自警団、街の住民たちの視線が変わり始めて……? 更新は昼頃になります。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

幸福の魔法使い〜ただの転生者が史上最高の魔法使いになるまで〜

霊鬼
ファンタジー
生まれつき魔力が見えるという特異体質を持つ現代日本の会社員、草薙真はある日死んでしまう。しかし何故か目を覚ませば自分が幼い子供に戻っていて……? 生まれ直した彼の目的は、ずっと憧れていた魔法を極めること。様々な地へ訪れ、様々な人と会い、平凡な彼はやがて英雄へと成り上がっていく。 これは、ただの転生者が、やがて史上最高の魔法使いになるまでの物語である。 (小説家になろう様、カクヨム様にも掲載をしています。)

処理中です...