私の日常

林原なぎさ

文字の大きさ
9 / 50

*ジムに行きまして

しおりを挟む


次女として誕生したゆかりを出産して5カ月。

私は今、深刻な悩みを抱えている。



「……お肉が落ちない。」


ちょっとばかしのダイエットくらいでは、もうお腹に付いたお肉が落ちない事だ。

碧や遼哉を出産した後は、若いという事もあったのかお腹に付いたお肉も直ぐに落ちたが、三十路を過ぎた今の私の身体ではなかなか落ちない。

そして、秋から冬にかけて季節が変化しつつある今、食べ物が美味しいのでより食べたことも原因だと考えられる。


これは、本格的なダイエットをしなければ!と決意し早速ジムへ通う。


私が通わせて頂いているジムは、秀一さんのふたり目のお兄さんが経営していらっしゃるジムで。

一応親族なので、有り難い事に利用料は取られず家計にも私の身体にも優しい。


本当にありがとうございます!


私がジムで運動する間、時間がある日は母、それ以外の日はジムにいるシッターさんに縁のお世話をお願いする。


週に2度、通い始めて1カ月。


本日は秀一さんのお仕事がお休みで、一緒にジムへ行くことになった。

久しぶりに身体を動かしたいそうだ。


もちろん縁も連れて行く。

シッター歴が1番長く、西園寺家からの信頼も厚い小山こやまさんに預かって頂く。

男女別に分かれているので、秀一さんとはジムを出るまで別々になるのだ。


「終わったらここに。」


カードキーを渡されたので受け取る。

秀一さん専用ルームキーだ。

西園寺家の人間のみに与えられている専用ルームで、お風呂やベッドがあり、高級なホテルのような内装になっている。

ひとりで来ても使っていいとは、言われるが遠慮させて頂いている。

秀一さんが一緒のとき、と決めている。



約2時間の指導の下、いい汗を流した私はお風呂に入りたい。

秀一さんから渡されたカードキーを使うべく、専用ルームへ向かう。




中に入ると秀一さんどころか、小山さんと縁の姿も見えない。

おかしいな?とは思ったが、とりあえずお風呂に入る。






「気持ちぃ~。」


ジャグジー付きのバスタブが最高だ。

大人4人が一緒に入っても十分広いこのバスタブに浸かるのが密かな楽しみ。




「なんだ。もう入ってたのか。」


気持ち良く浸かっていると、全裸の秀一さんが普通に入って来た…。

いやいやいや。おかしい!!


慌てて出ようとすると…腕の中に捉われて、がっつり腰を掴まれる。

顔を近づけられ、慌ててを閉じる。

思った通り、とんでもなくしつこいキスをされながら秀一さんの左手は私の胸に触れる。


「んんっ。ふぁ、あ、んっ。」


それなりに満足したのか唇からは離れてくれたが、首から胸にかけて舌が這わされる。

最終的に胸に触れながら片方の乳首を口に含む。


反応してしまい、これ以上はまずい、と思い両手で秀一さんの肩を押す。


「やぁぁ、えっち、です。」


「えっちなをしてるんだ。」


きっぱり言い切られたが、縁が待っているのだ。

ここで今、流されてしまえば待たせる時間も長くなるので、なんとかお断りせねば。



「縁ならさっき寝かしつけた、と小山さんが言っていたから安心だ。それより…。」


秀一さんは私の耳を甘噛みしながら、囁く。


「ダイエットする必要は無いが。運動したいなら…した方がいいだろう。」


俺が手伝ってやる。

美しいお顔で微笑み。


なれる。夫婦間も。一石二鳥だな。」






とんでもないコトを言う、秀一さんを止めることは出来ず…結局そのまま仲良くする。


逆上せてしまうので、お姫様抱っこでベッドに連れて行かれ…気を失うまでえっちなコトをされた。





あの宣言通り、秀一さんは夜だけではなく、朝昼問わず隙あらばの回数が格段に増えた。


うぅー。秀一さんのえっち!!


しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

『婚約破棄された悪役令嬢ですが、嫁ぎ先で“連れ子三人”の母になりました ~三人の「ママ」が聞けるまで、私は絶対に逃げません~』

放浪人
恋愛
「母はいりません」と拒絶された悪役令嬢が、最強の“ママ”になるまでの物語。 「君のような可愛げのない女は、王妃にふさわしくない」 身に覚えのない罪で婚約破棄され、“悪役令嬢”の汚名を着せられたクラリス。 彼女が新たに嫁いだのは、北方の辺境を守る「氷の公爵」ことレオンハルト・フォン・グレイフだった。 冷え切った屋敷で彼女を待っていたのは、無表情な夫と、心に傷を負った三人の連れ子たち。 「僕たちに、母はいりません」 初対面で突きつけられた三つの拒絶。しかし、クラリスは諦めなかった。 「称号はいりません。私が欲しいのは――あなたたち三人の『ママ』になれる日だけです」 得意の生活魔法『灯(ともしび)』で凍えた部屋を温め、『鎮(しずめ)』の歌で夜泣きを癒やし、家政手腕で荒れた食卓を立て直す。 クラリスの献身的な愛情は、頑なだった子供たちの心を解きほぐし、やがて不器用な夫の氷の心さえも熱く溶かしていく。 これは、不遇な悪役令嬢が「最強の母」となり、家族を脅かす元婚約者や魔獣たちを華麗に撃退し、最愛の家族から「ママ」と呼ばれるその日までを綴った物語。

優しい雨が降る夜は

葉月 まい
恋愛
浮世離れした地味子 × 外資系ITコンサルのエリートイケメン 無自覚にモテる地味子に 余裕もなく翻弄されるイケメン 二人の恋は一筋縄ではいかなくて…… 雨降る夜に心に届いた 優しい恋の物語 ⟡☾·̩͙⋆☔┈┈┈ 登場人物 ┈┈┈ ☔⋆·̩͙☽⟡ 風間 美月(24歳)……コミュニティセンター勤務・地味でお堅い性格 雨宮 優吾(28歳)……外資系ITコンサルティング会社勤務のエリートイケメン

迷子を助けたら生徒会長の婚約者兼女の子のパパになったけど別れたはずの彼女もなぜか近づいてくる

九戸政景
恋愛
新年に初詣に来た父川冬矢は、迷子になっていた頼母木茉莉を助け、従姉妹の田母神真夏と知り合う。その後、真夏と再会した冬矢は真夏の婚約者兼茉莉の父親になってほしいと頼まれる。 ※こちらは、カクヨムやエブリスタでも公開している作品です。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

『冷徹社長の秘書をしていたら、いつの間にか専属の妻に選ばれました』

鍛高譚
恋愛
秘書課に異動してきた相沢結衣は、 仕事一筋で冷徹と噂される社長・西園寺蓮の専属秘書を務めることになる。 厳しい指示、膨大な業務、容赦のない会議―― 最初はただ必死に食らいつくだけの日々だった。 だが、誰よりも真剣に仕事と向き合う蓮の姿に触れるうち、 結衣は秘書としての誇りを胸に、確かな成長を遂げていく。 そして、蓮もまた陰で彼女を支える姿勢と誠実な仕事ぶりに心を動かされ、 次第に結衣は“ただの秘書”ではなく、唯一無二の存在になっていく。 同期の嫉妬による妨害、ライバル会社の不正、社内の疑惑。 数々の試練が二人を襲うが―― 蓮は揺るがない意志で結衣を守り抜き、 結衣もまた社長としてではなく、一人の男性として蓮を信じ続けた。 そしてある夜、蓮がようやく口にした言葉は、 秘書と社長の関係を静かに越えていく。 「これからの人生も、そばで支えてほしい。」 それは、彼が初めて見せた弱さであり、 結衣だけに向けた真剣な想いだった。 秘書として。 一人の女性として。 結衣は蓮の差し伸べた未来を、涙と共に受け取る――。 仕事も恋も全力で駆け抜ける、 “冷徹社長×秘書”のじれ甘オフィスラブストーリー、ここに完結。

靴屋の娘と三人のお兄様

こじまき
恋愛
靴屋の看板娘だったデイジーは、母親の再婚によってホークボロー伯爵令嬢になった。ホークボロー伯爵家の三兄弟、長男でいかにも堅物な軍人のアレン、次男でほとんど喋らない魔法使いのイーライ、三男でチャラい画家のカラバスはいずれ劣らぬキラッキラのイケメン揃い。平民出身のにわか伯爵令嬢とお兄様たちとのひとつ屋根の下生活。何も起こらないはずがない!? ※小説家になろうにも投稿しています。

人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている

井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。 それはもう深く愛していた。 変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。 これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。 全3章、1日1章更新、完結済 ※特に物語と言う物語はありません ※オチもありません ※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。 ※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。

処理中です...