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『三河平定編』 天文十六年(一五四七年)
第64話 尾張をどうしていくべきか
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「「「おおおおおおおおお!」」」
兵たちの勝利の雄叫びが小豆坂に響きわたった。遠くに僅かではあるが尾張に向かって落ち延びていく兵が見える。
あの織田軍にここまで一方的な勝利をあげられるとは。松平家の家人たちは大興奮で雄叫びをあげている。
岡崎城に入城して首実検が行われる事となった。そこで五郎八郎は歴史が大きく変わった事を実感した。
最初にいくつかの武者首が届けられた。その中に、初戦で討ち取った鎧武者の首があった。どうやら首桶に入れられた状態で小豆坂に打ち捨てられていたらしい。そこに書かれていた名は『織田孫三郎信光』。
織田信光と言えば、初期の織田信長を支えた信長の叔父である。その人物が岡崎城の攻防戦で内藤某という若造に射殺されていたのだ。
さらに続々と首が届けられる。
織田与次郎、織田孫十郎、織田四郎次郎、織田造酒丞。佐久間大学助、岡田助右衛門、佐々隼人正、佐々孫介、下方弥三郎、中条将監、坂井甚介、林八郎左衛門。
尋常じゃない武者首の数に、皆、興奮が抑えきれず身震いしている。
その中に一際衆目を集めている首がある。その首にかけられた名札に誰もが目を疑っている。五郎八郎ですら何かの間違いでは無いかと思った。
名札に書かれた名、それは『織田弾正忠信秀』。
岡崎城の大広間では緊急の軍議が開催された。
正面奥にお館様、その隣に雪斎禅師、その反対側に五郎八郎。その他、朝比奈備中守、岡部美濃守、井伊内匠助、匂坂六右衛門、松井兵庫助、天野安芸守、大沢左衛門佐。
まず最初に現在、別動隊が田原城を攻めているという近況が語られた。中心となる部隊は、高天神城の岡部五郎兵衛と懸川城の分隊を率いる朝比奈肥後守という若武者二人と、その二人のお目付け役のような庵原右近。
城を包囲しながら、山本勘助から借り受けた忍びに城内をくまなく探らせているが、未だに竹千代君の痕跡すら見つからないらしい。もしかしたら戸田家の者は誘拐しただけで、どこか別の家に送り届けられてしまっているのかもしれないというのが庵原右近の見解らしい。
その見解に対する雪斎禅師の予想は刈谷城の水野家であった。水野家は前回の小豆坂での敗戦の後、今川家から完全に離反し、織田家に付いてしまっている。恐らく今回の竹千代君強奪も当主である水野藤四郎が画策したものであろう。もしかしたらそこからさらに移動されて、もう尾張に送られてしまった可能性も否定はできない。
「拙僧はそう推測するのだが、五郎八郎はどう思う? 竹千代君はどこに送られてしまったと推測する?」
確かに雪斎禅師の推測のように、史実ではこの時点ですでに熱田に送られているはずである。だが歴史は少しづつ変わり始めてしまっており、竹千代の居場所が熱田だとは限らない。もしかしたら変更になってしまっている可能性はある。
「この城の牢に松平左馬允という者がいます。その者の郎党が竹千代君を連れ去っています。であれば何かしら知っているかもしれません。あまり使いたくは無いのですが、拷問にかけてみてはいかがでしょうか?」
どう思うかと五郎八郎は松平三郎にたずねた。
三郎の一門衆の事である、当主の許可がいる話と五郎八郎は感じたのだった。
三郎は家人の一人服部半三を呼び付けた。服部というからには、恐らくはあの伊賀上忍のあの服部であろう。だが、半三はいわゆる忍びという感じでは無く、一介の武者のようにしっかりと足音を立てて悠々と大広間に登場。
三郎は跪いた半三にごにょごにょと小声で何かを命じたようで、半三は「承知」と短く言って大広間をゆっくりと退室。
「今の者に口を割らせるように命じました。それと刈谷城と安祥城も探るように命じました。報告には数日かかると思います。それまで当城にご逗留いただければと存じます」
****
一旦鎧を脱いだお館様と雪斎禅師は五郎八郎を呼び、側近だけの緊急の軍議を始めた。もちろん議題は織田弾正忠家の事である。
討死した弾正忠には幾人かの男児がいる。
庶子ではあるが長男の三郎五郎が齢二十。この者は現在安祥城を家人たちと守っている。筆頭の家人は佐久間大学助であったが、この者は先の戦いで戦死している。
次男はこれも妾腹の子で安房守、齢十八。この者は現在犬山城を守る織田与次郎の養子となっている。なお、その織田与次郎は先ほど首が届けられている。
三男は嫡子ではあるがあまりの素行の悪さに廃嫡となった三郎で、齢十四。
現在は古渡城の城主をしている。筆頭の家人は平手五郎左衛門。
四男も嫡子で八法師、齢十二。現在、この者を弾正忠は嗣子として扱っている。
筆頭の家人は佐久間久六。
他にも八人の未成人の男児がいるが、うち嫡出は四男、七男のみで他は妾腹。
「つまり、次の当主はまだ元服前という事か。ならばこのまま一気に尾張を平定してしまうのも、それはそれでありかもしれぬな」
お館様はそう言ったのだが、雪斎禅師はすぐに反対した。
「それは、あまり得策とは言えませぬな。我らはまだ三河の国衆を完全に掌握しきったわけではありません。今外征を続けると、何かあった場合に補給線を断たれる危険性がありますぞ」
このまま尾張に侵攻すれば桶狭間の戦いは回避できるであろう。だが、五郎八郎も雪斎禅師の意見に賛同であった。
「それに、まだ竹千代君の行方も知れていません。さらに、かの家はこれから弾正忠の葬儀も行わねばならぬでしょう。そこを突いてしまうというのは、当家の評判を落としてしまう事に繋がるやもしれません」
性急に軍を動かすよりは、弾正忠の子たちでいがみ合わせて、それを支援する事で兄弟同士いがみ合わせた方が、当家としては実入りが大きいのではないかというのが雪斎禅師の提案であった。
「なるほどのう。さすれば、確かにその間に三河の地盤を固められるし、交渉で竹千代君を取り戻せるやもしれぬな。して、その中の誰と誰を焚きつけ、誰を支援するつもりのだ?」
焚きつける者は決まっている。お館様の問いかけに対し雪斎禅師は即答であった。廃嫡され恨みを抱いているであろう三男の三郎と、嗣子となっている四男の八法師である。となれば、今川家としては支援するのは自然と反主流である三郎の方という事になるであろう。
「お待ちくだされ。そこはもう少し慎重な見極めが必要かと存じます。素行不良で廃嫡されたような輩が本当に支援するにふさわしいか否か。支援しても、それを恩とも感じないような輩であった場合どうなさるおつもりか?」
五郎八郎の意見に雪斎禅師も「一理ある」と言って頷いた。後々従わせた時の事まで考えるのであれば、かつての伊豆堀越の茶々丸君のような、どうしようもない無法者では扱いに困ってしまう。それよりは品行方正な者が良いし、その者がそれなりに統治に明るければなお良い。
「そういう点で見て、その八法師なる者の評判はどうなのだ? それと妾腹の長男と次男は?」
お館様も雪斎禅師、五郎八郎共に議論に対し答えが用意できていない事を察した。それならばと、より議論の幅を広げる為に別の選択肢を提示して見せたのだった。
小豆坂の合戦の後、矢作川を越えて逃げ去った織田軍の残党は安祥城に落ち延びたという報告を受けている。
物見の話によると、残党軍をまとめ上げたのは長男の三郎五郎だったらしい。父弾正忠、筆頭の家人佐久間大学助が討死している中で、どうやってあの戦場を生き延びたのかはわからない。だが、それなりに戦場での嗅覚に優れている人物のように思う。
次男の安房守の噂というのはあまり聞こえて来ないそうだが、弟の三郎と懇意にしているという話だけは聞く。恐らく今後はこの安房守と三郎が組んで、八法師の追い出しが行われるものと推測される。
「八法師という者は、いかにも品行方正な人物だと聞きます。ただ、そういう風に見せるのが上手いだけという噂もあるそうです。もしかすると、かなり二面性のある人物やもしれません」
ここまでの情報は全て勘助の手の者たちが集めてきた情報であるらしい。
そこまで話し、雪斎禅師は湯飲みに口を付けた。
その情報を信じるのであれば、最良なのは長男の三郎五郎。それが三人の出した結論であった。
兵たちの勝利の雄叫びが小豆坂に響きわたった。遠くに僅かではあるが尾張に向かって落ち延びていく兵が見える。
あの織田軍にここまで一方的な勝利をあげられるとは。松平家の家人たちは大興奮で雄叫びをあげている。
岡崎城に入城して首実検が行われる事となった。そこで五郎八郎は歴史が大きく変わった事を実感した。
最初にいくつかの武者首が届けられた。その中に、初戦で討ち取った鎧武者の首があった。どうやら首桶に入れられた状態で小豆坂に打ち捨てられていたらしい。そこに書かれていた名は『織田孫三郎信光』。
織田信光と言えば、初期の織田信長を支えた信長の叔父である。その人物が岡崎城の攻防戦で内藤某という若造に射殺されていたのだ。
さらに続々と首が届けられる。
織田与次郎、織田孫十郎、織田四郎次郎、織田造酒丞。佐久間大学助、岡田助右衛門、佐々隼人正、佐々孫介、下方弥三郎、中条将監、坂井甚介、林八郎左衛門。
尋常じゃない武者首の数に、皆、興奮が抑えきれず身震いしている。
その中に一際衆目を集めている首がある。その首にかけられた名札に誰もが目を疑っている。五郎八郎ですら何かの間違いでは無いかと思った。
名札に書かれた名、それは『織田弾正忠信秀』。
岡崎城の大広間では緊急の軍議が開催された。
正面奥にお館様、その隣に雪斎禅師、その反対側に五郎八郎。その他、朝比奈備中守、岡部美濃守、井伊内匠助、匂坂六右衛門、松井兵庫助、天野安芸守、大沢左衛門佐。
まず最初に現在、別動隊が田原城を攻めているという近況が語られた。中心となる部隊は、高天神城の岡部五郎兵衛と懸川城の分隊を率いる朝比奈肥後守という若武者二人と、その二人のお目付け役のような庵原右近。
城を包囲しながら、山本勘助から借り受けた忍びに城内をくまなく探らせているが、未だに竹千代君の痕跡すら見つからないらしい。もしかしたら戸田家の者は誘拐しただけで、どこか別の家に送り届けられてしまっているのかもしれないというのが庵原右近の見解らしい。
その見解に対する雪斎禅師の予想は刈谷城の水野家であった。水野家は前回の小豆坂での敗戦の後、今川家から完全に離反し、織田家に付いてしまっている。恐らく今回の竹千代君強奪も当主である水野藤四郎が画策したものであろう。もしかしたらそこからさらに移動されて、もう尾張に送られてしまった可能性も否定はできない。
「拙僧はそう推測するのだが、五郎八郎はどう思う? 竹千代君はどこに送られてしまったと推測する?」
確かに雪斎禅師の推測のように、史実ではこの時点ですでに熱田に送られているはずである。だが歴史は少しづつ変わり始めてしまっており、竹千代の居場所が熱田だとは限らない。もしかしたら変更になってしまっている可能性はある。
「この城の牢に松平左馬允という者がいます。その者の郎党が竹千代君を連れ去っています。であれば何かしら知っているかもしれません。あまり使いたくは無いのですが、拷問にかけてみてはいかがでしょうか?」
どう思うかと五郎八郎は松平三郎にたずねた。
三郎の一門衆の事である、当主の許可がいる話と五郎八郎は感じたのだった。
三郎は家人の一人服部半三を呼び付けた。服部というからには、恐らくはあの伊賀上忍のあの服部であろう。だが、半三はいわゆる忍びという感じでは無く、一介の武者のようにしっかりと足音を立てて悠々と大広間に登場。
三郎は跪いた半三にごにょごにょと小声で何かを命じたようで、半三は「承知」と短く言って大広間をゆっくりと退室。
「今の者に口を割らせるように命じました。それと刈谷城と安祥城も探るように命じました。報告には数日かかると思います。それまで当城にご逗留いただければと存じます」
****
一旦鎧を脱いだお館様と雪斎禅師は五郎八郎を呼び、側近だけの緊急の軍議を始めた。もちろん議題は織田弾正忠家の事である。
討死した弾正忠には幾人かの男児がいる。
庶子ではあるが長男の三郎五郎が齢二十。この者は現在安祥城を家人たちと守っている。筆頭の家人は佐久間大学助であったが、この者は先の戦いで戦死している。
次男はこれも妾腹の子で安房守、齢十八。この者は現在犬山城を守る織田与次郎の養子となっている。なお、その織田与次郎は先ほど首が届けられている。
三男は嫡子ではあるがあまりの素行の悪さに廃嫡となった三郎で、齢十四。
現在は古渡城の城主をしている。筆頭の家人は平手五郎左衛門。
四男も嫡子で八法師、齢十二。現在、この者を弾正忠は嗣子として扱っている。
筆頭の家人は佐久間久六。
他にも八人の未成人の男児がいるが、うち嫡出は四男、七男のみで他は妾腹。
「つまり、次の当主はまだ元服前という事か。ならばこのまま一気に尾張を平定してしまうのも、それはそれでありかもしれぬな」
お館様はそう言ったのだが、雪斎禅師はすぐに反対した。
「それは、あまり得策とは言えませぬな。我らはまだ三河の国衆を完全に掌握しきったわけではありません。今外征を続けると、何かあった場合に補給線を断たれる危険性がありますぞ」
このまま尾張に侵攻すれば桶狭間の戦いは回避できるであろう。だが、五郎八郎も雪斎禅師の意見に賛同であった。
「それに、まだ竹千代君の行方も知れていません。さらに、かの家はこれから弾正忠の葬儀も行わねばならぬでしょう。そこを突いてしまうというのは、当家の評判を落としてしまう事に繋がるやもしれません」
性急に軍を動かすよりは、弾正忠の子たちでいがみ合わせて、それを支援する事で兄弟同士いがみ合わせた方が、当家としては実入りが大きいのではないかというのが雪斎禅師の提案であった。
「なるほどのう。さすれば、確かにその間に三河の地盤を固められるし、交渉で竹千代君を取り戻せるやもしれぬな。して、その中の誰と誰を焚きつけ、誰を支援するつもりのだ?」
焚きつける者は決まっている。お館様の問いかけに対し雪斎禅師は即答であった。廃嫡され恨みを抱いているであろう三男の三郎と、嗣子となっている四男の八法師である。となれば、今川家としては支援するのは自然と反主流である三郎の方という事になるであろう。
「お待ちくだされ。そこはもう少し慎重な見極めが必要かと存じます。素行不良で廃嫡されたような輩が本当に支援するにふさわしいか否か。支援しても、それを恩とも感じないような輩であった場合どうなさるおつもりか?」
五郎八郎の意見に雪斎禅師も「一理ある」と言って頷いた。後々従わせた時の事まで考えるのであれば、かつての伊豆堀越の茶々丸君のような、どうしようもない無法者では扱いに困ってしまう。それよりは品行方正な者が良いし、その者がそれなりに統治に明るければなお良い。
「そういう点で見て、その八法師なる者の評判はどうなのだ? それと妾腹の長男と次男は?」
お館様も雪斎禅師、五郎八郎共に議論に対し答えが用意できていない事を察した。それならばと、より議論の幅を広げる為に別の選択肢を提示して見せたのだった。
小豆坂の合戦の後、矢作川を越えて逃げ去った織田軍の残党は安祥城に落ち延びたという報告を受けている。
物見の話によると、残党軍をまとめ上げたのは長男の三郎五郎だったらしい。父弾正忠、筆頭の家人佐久間大学助が討死している中で、どうやってあの戦場を生き延びたのかはわからない。だが、それなりに戦場での嗅覚に優れている人物のように思う。
次男の安房守の噂というのはあまり聞こえて来ないそうだが、弟の三郎と懇意にしているという話だけは聞く。恐らく今後はこの安房守と三郎が組んで、八法師の追い出しが行われるものと推測される。
「八法師という者は、いかにも品行方正な人物だと聞きます。ただ、そういう風に見せるのが上手いだけという噂もあるそうです。もしかすると、かなり二面性のある人物やもしれません」
ここまでの情報は全て勘助の手の者たちが集めてきた情報であるらしい。
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