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はじまり
15. 家族交流すすんでます...一応は?
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さて。
前よりも交流が増えたものの、朝食にはお母様がいないことも多く、数日に一度のお茶会と夕食の報告会だけでは、そんなに親しくなれた気もしません。
交流がなかったお披露目会以前よりは格段の進歩ですが。
やっぱり一緒に過ごす時間を増やさなくては!!
アルお兄様はお忙しいので、エド兄様と仲良くなって、エド兄様経由でアルお兄様との時間を増やしたいですね。
ウィル君くらいの時のエド兄様って何をしていたんでしょう?
さすがにあのハイレベル剣術のお相手にはなれそうもありませんし、訓練にかこつけて打ちのめされたらウィル君の苦手意識が進んでしまいますよね……。
ウィル君も私も今まではがっつりインドア派。
いきなりあのエド兄様のお相手ができるとは思えません。
なにか一緒にできること、一緒にできること……。
趣味……は、まったくかすりそうにないですし。ってか、ウィル君の趣味って何だろう? お母様とのお茶会? それはもちろんお兄様方もお誘いしますけど。
あとは座学? でも、まったく進度が違いますし……。
共通点がないです orz。 どうしましょう?
困ったときにはもちろん万能執事のウォルターさん! ♪チャラララッチャラー♪
「ダンスですか?」
「そうです。エドワード様は、やればお出来になるのですが、あまりお好きではないようで、すぐ練習を切上げて剣術をされたがります。ですが、始めたばかりのお嬢様やウィリアム様にお教えするということならば、ご一緒に楽しめるのではないかと」
「確かにダンスは絶対習いますね。私やウィルはあまり動かないので早めに始めて教えていただいた方がいいですね。どう?」
「ボクも頑張ります!」
「きっとエドワード様もお喜びになりますよ」
こうして、ダンスレッスンに参加させて貰えるようウォルターさんが何とかしてくれるそうです。
お貴族様の予定ですから、そんなにすぐには始まらないでしょうけれど。
「お母様、ダンスレッスンってすぐにできますか? 私もウィルもちょっと心配です」
「そうね。最初は難しいけれど、続ければできるようになりますよ。そのための教師ですもの。きっと伯爵家に恥ずかしくないように教えてくれますよ」
「伯爵家に恥ずかしくないようにできないとだめなんですか?」
「教養ですからね。女性は優雅に、男性は凛々しく踊るのですよ。私もあまり得意ではありませんが、お父様は素晴らしいですよ。アルフレッドもお披露目会で堂々と踊っていましたよ」
「私のせいで、ウィルもダンスを見られなかったんですよね……」
「でも、エド兄上と一緒にできるの、楽しみです」
「エドワードも筋がいいと聞いていますから、あなたたちの良いお手本になるでしょう」
「レッスンの前に、お散歩とかお庭で体を動かした方がいいかしら? エド兄様は体を動かすのが好きだから」
「兄様たちが訓練の時、一緒にしましょう!」
「お母様も行きましょう」
「あら、そんなに早く起きれるかしら?」
そんなこんなで、私たちはお散歩とかけっこ、お母様は休憩がてらお兄様方を見学し、みんなで朝食を一緒に取る時間も増えたのでした。
なかなか順調じゃないですか?
前よりも交流が増えたものの、朝食にはお母様がいないことも多く、数日に一度のお茶会と夕食の報告会だけでは、そんなに親しくなれた気もしません。
交流がなかったお披露目会以前よりは格段の進歩ですが。
やっぱり一緒に過ごす時間を増やさなくては!!
アルお兄様はお忙しいので、エド兄様と仲良くなって、エド兄様経由でアルお兄様との時間を増やしたいですね。
ウィル君くらいの時のエド兄様って何をしていたんでしょう?
さすがにあのハイレベル剣術のお相手にはなれそうもありませんし、訓練にかこつけて打ちのめされたらウィル君の苦手意識が進んでしまいますよね……。
ウィル君も私も今まではがっつりインドア派。
いきなりあのエド兄様のお相手ができるとは思えません。
なにか一緒にできること、一緒にできること……。
趣味……は、まったくかすりそうにないですし。ってか、ウィル君の趣味って何だろう? お母様とのお茶会? それはもちろんお兄様方もお誘いしますけど。
あとは座学? でも、まったく進度が違いますし……。
共通点がないです orz。 どうしましょう?
困ったときにはもちろん万能執事のウォルターさん! ♪チャラララッチャラー♪
「ダンスですか?」
「そうです。エドワード様は、やればお出来になるのですが、あまりお好きではないようで、すぐ練習を切上げて剣術をされたがります。ですが、始めたばかりのお嬢様やウィリアム様にお教えするということならば、ご一緒に楽しめるのではないかと」
「確かにダンスは絶対習いますね。私やウィルはあまり動かないので早めに始めて教えていただいた方がいいですね。どう?」
「ボクも頑張ります!」
「きっとエドワード様もお喜びになりますよ」
こうして、ダンスレッスンに参加させて貰えるようウォルターさんが何とかしてくれるそうです。
お貴族様の予定ですから、そんなにすぐには始まらないでしょうけれど。
「お母様、ダンスレッスンってすぐにできますか? 私もウィルもちょっと心配です」
「そうね。最初は難しいけれど、続ければできるようになりますよ。そのための教師ですもの。きっと伯爵家に恥ずかしくないように教えてくれますよ」
「伯爵家に恥ずかしくないようにできないとだめなんですか?」
「教養ですからね。女性は優雅に、男性は凛々しく踊るのですよ。私もあまり得意ではありませんが、お父様は素晴らしいですよ。アルフレッドもお披露目会で堂々と踊っていましたよ」
「私のせいで、ウィルもダンスを見られなかったんですよね……」
「でも、エド兄上と一緒にできるの、楽しみです」
「エドワードも筋がいいと聞いていますから、あなたたちの良いお手本になるでしょう」
「レッスンの前に、お散歩とかお庭で体を動かした方がいいかしら? エド兄様は体を動かすのが好きだから」
「兄様たちが訓練の時、一緒にしましょう!」
「お母様も行きましょう」
「あら、そんなに早く起きれるかしら?」
そんなこんなで、私たちはお散歩とかけっこ、お母様は休憩がてらお兄様方を見学し、みんなで朝食を一緒に取る時間も増えたのでした。
なかなか順調じゃないですか?
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