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貧乏貴族は婿入りしたい!
3.※
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ドサッ、と大きな寝台の真ん中に下ろされたときも、まだおれは事態の深刻さに気付いていなかった。
「わ、ありがとうございます……その、飲み物だけでも用意してもらえると、嬉し……え?服は自分で……わ。ぁん!」
マウォルス様はおれの着ていた服をあっという間に全て取り払ったかと思いきや、緩く立ち上がりかけていたペニスをいきなり掴んだ。
そのまま手を添えて上下に擦られると、状況の理解も追いつかないまま身体が高められる。
「あっ、まって。んん!……そんな、あ、あぁっ。……イッちゃう、だめ!ひゃああ……」
他人に性器を触られたことなんてない。おれは身構える暇もなく、瞬く間にのぼりつめてしまった。
――そこからの記憶はところどころ飛んでいる……達したことがきっかけで、本格的な発情期に入ってしまったからだ。
余韻にぼうっとしながらも、収まらない熱に身体が煮えたぎり、おれは自分で濡れはじめた後ろに手を伸ばした。
しかしその手はおれに覆いかぶさっていたマウォルス様に遮られ、代わりに彼の指が抵抗する間もなくぬる、っと入ってきた。節くれ立った長い指は、自分の指と全然違う。
その指にぐるりと中を掻き回されると、痺れるような快感が腰に溜まった。
「ふぁっ、ぁ~~っ。んぅ、あ。きもちい……ねぇ、マウォルスさま、もっと……」
もっともっとと強請ればすかさず指が増やされ、おれの良いところを刺激してくれる。それに絶えず喘ぎで応え、銀色の髪を振り乱しながら、おれは今さらながら目の前のオスの存在に気づいた。
これは、この人は……おれを満たせる雄だ。起き上がって無意識にマウォルス様の股座に顔を寄せた。そこは服越しにもわかるほど膨らんでいて、おれに存在を主張している。
どうしていままで気づかなかったんだろう?オメガを喜ばすことのできるアルファが、目の前にいるじゃないか。
意識して初めて、アルファのフェロモンを濃厚に感じた。こんな……こんな抗いようのない感覚、はじめてだ。
「ね……これ、ちょーだい?」
「――!……あぁ」
おれがもたもたとマウォルス様の服を脱がそうとしていると、彼は自分で下履きごと脱ぎ捨てた。
わ、すごい。マウォルス様のペニスはおれのと全然違って、天を向いた様子は迫力のある佇まいだ。金色の陰毛までもが額縁のようで神々しい。他人のってみんなこうなってんの?それともアルファだから?マウォルス様だから?……そんなことどうでもいいか。早くこれが欲しい。
「すごい。おっき……あ、んっ」
「ジューノ、挿れるぞ」
とろとろになった蕾に熱い屹立がピチュ、とキスをする。それは間髪入れずにおれの中へと侵入してきた。
大きく広げられた脚の間にめりめりと大きすぎる質量が押し込まれ、腰がズンと重くなる。今まで行商からこっそり買った唯一の張り型で自身を慰めてきたけど、これはまったく違った。
火傷しそうな熱さもそうだし、表面の柔らかさも違う。とにかく大きい。それでもオメガの身体は柔軟にアルファの欲望を受け入れ、快感を拾った。
中の襞を擦り上げて進んでいく逸物は、ごりごりと前立腺を押しつぶし未開の地点にまで到達した。
「あ、ぁ、あ……くぅっ、くるし……そんな奥まで、こわいよ」
「まだ行けるだろう?」
「待って、あっ。あ~~~!おく、すごぃ……んっ」
息がくるしい。『もうこれ以上無理!』を何回か更新して、やっとマウォルス様は腰の進みを止めた。腔内に存在する熱が脈打っている。
浅くしか息をつけないほど内側から圧迫されているのに、じんわりと気持ちよさも感じる。おれはハッ、ハッと口を開けて熱い息を逃がしながらマウォルス様を見つめた。
「私の……わたしのだ」
「え?――んむっ」
マウォルス様が何か呟いたと思った瞬間、唇が重なった。堂々とおれの中に居座っているくせに、まるで壊れ物に触れるみたいに柔らかく重ねられた唇を感じて、ぶわ、と多幸感が広がる。生まれて初めてのキスだ……
勝手に腰が揺れて、愛おしむように中の雄を揺らす。おれの動きに気付いて、マウォルス様は大きな口でおれを丸ごと食べようとするみたいにキスを深めた。
おれに技巧なんてわからない。ただただマウォルス様の舌の動きを後追い、口の中にも性感帯があることに驚きながらも翻弄された。
「ん~、んぅっ……ひあッ。あ゛ぁ!」
大人のキスに夢中になっていたところで、マウォルス様は腰を軽く引いてすかさず、ドチュ!と奥まで突き上げた。衝撃に大きな声が漏れる。
そこから律動がはじまって、徐々に俺は気持ちいいことしか考えられなくなった。苦しさから得られる冷静さなんて遥か遠くへ行っている。
「あんっ、きもちっ。あぁ!奥、すご、い……きもちぃ……っ!」
「ジューノ……なんて妖艶なんだ……。くそ!」
気づけば下腹部が濡れていて、おれはペニスからとろとろと精液をこぼしていた。
達しても止まらない快感に、涙が目じりから流れ落ちる。それをマウォルス様は舐めとりながら腰の動きを速め、ナカの怒張が膨らんだ瞬間おれの中で動きを止めて吐精した。
「あぁ……。熱いの、たくさんでてるよぉ……はあっ……んんッ」
ほんとに長かった。量すごくない?
一瞬だけ頭が冷静さを取り戻そうとしたが、おれは乳首を摘ままれたことでまた思考に靄がかかってしまった。自分でも弄ることがあるせいで、胸の飾りは赤くぽてっとしていて快感を拾いやすい。
マウォルス様は舌と指で巧みにおれを愛撫した。発情期まっただなかの身体は、すべての行為に対して従順に反応をかえす。
そのうち入れたまま引っくり返され、グリッと思いもよらないところを擦られて喘いだ。そして腰を持ち上げられ、獣のような体勢で交わる。
「あ゛!これ、やば、いいっ……あっ、あん!きもち……あ、ぁ。ひゃあ!?」
項に舌を這わされて、気持ちいいような怖いようなごちゃまぜになった感覚がおれを襲った。ぞわぞわと鳥肌が立つ。
両腕がおれの両脇に下ろされ、マウォルス様が覆いかぶさっている重さ、熱を背中に感じる。あぁ……後ろにいるのはおれを屈服させるオスだ。
熱棒に擦られるところ、叩きつけられるところ、お腹のなか全部が気持ちよくて……腰から下が溶けてしまったみたいに快感以外の感覚がぼんやりとしている。
絶えず愛液が分泌されているせいか、はたまたマウォルス様が注いだ精液なのか、パチュ!バチュ!と濡れた音が部屋に響いて淫猥な雰囲気がただよう。ここ、どこだっけ?
おれの身体はとっくに制御を離れて、なんども繰り返し達していた。極まるたびにギュッとマウォルス様の半身を締めつけ、そのたびに彼の大きさと硬さに圧倒された。
そのうちマウォルス様はさらに腰を押し付けて、おれの奥の行き止まりへキスするように捏ねはじめた。そこ……そこは、きもちよすぎて、こわい。
「……すまない」
「――?んん~ッ。だ……だめ……あ!そこ、それ以上は……あ、あ゛~~~~~!!!」
ズプッ……とマウォルス様の亀頭が結腸に入り込んだ瞬間、項にガブリと噛みつかれた。
世界が真っ白になって、なにもない空間に放り出されたような解放感にガクガクと震える。それと同時に全身の血が沸くような不思議な感覚……
自分が自分でなくなってしまうかのような感覚に、おれは知らず涙を流していた。
数瞬のうちに、いま感じているものが強烈な快感だと気づいて、そのあとはもうぐちゃぐちゃに交わった。
「まるす、さまぁっ。もっと……」
「あっ。キス、してぇ……それ、きもち……すきぃ」
「あぁ、ジューノ……!」
「わ、ありがとうございます……その、飲み物だけでも用意してもらえると、嬉し……え?服は自分で……わ。ぁん!」
マウォルス様はおれの着ていた服をあっという間に全て取り払ったかと思いきや、緩く立ち上がりかけていたペニスをいきなり掴んだ。
そのまま手を添えて上下に擦られると、状況の理解も追いつかないまま身体が高められる。
「あっ、まって。んん!……そんな、あ、あぁっ。……イッちゃう、だめ!ひゃああ……」
他人に性器を触られたことなんてない。おれは身構える暇もなく、瞬く間にのぼりつめてしまった。
――そこからの記憶はところどころ飛んでいる……達したことがきっかけで、本格的な発情期に入ってしまったからだ。
余韻にぼうっとしながらも、収まらない熱に身体が煮えたぎり、おれは自分で濡れはじめた後ろに手を伸ばした。
しかしその手はおれに覆いかぶさっていたマウォルス様に遮られ、代わりに彼の指が抵抗する間もなくぬる、っと入ってきた。節くれ立った長い指は、自分の指と全然違う。
その指にぐるりと中を掻き回されると、痺れるような快感が腰に溜まった。
「ふぁっ、ぁ~~っ。んぅ、あ。きもちい……ねぇ、マウォルスさま、もっと……」
もっともっとと強請ればすかさず指が増やされ、おれの良いところを刺激してくれる。それに絶えず喘ぎで応え、銀色の髪を振り乱しながら、おれは今さらながら目の前のオスの存在に気づいた。
これは、この人は……おれを満たせる雄だ。起き上がって無意識にマウォルス様の股座に顔を寄せた。そこは服越しにもわかるほど膨らんでいて、おれに存在を主張している。
どうしていままで気づかなかったんだろう?オメガを喜ばすことのできるアルファが、目の前にいるじゃないか。
意識して初めて、アルファのフェロモンを濃厚に感じた。こんな……こんな抗いようのない感覚、はじめてだ。
「ね……これ、ちょーだい?」
「――!……あぁ」
おれがもたもたとマウォルス様の服を脱がそうとしていると、彼は自分で下履きごと脱ぎ捨てた。
わ、すごい。マウォルス様のペニスはおれのと全然違って、天を向いた様子は迫力のある佇まいだ。金色の陰毛までもが額縁のようで神々しい。他人のってみんなこうなってんの?それともアルファだから?マウォルス様だから?……そんなことどうでもいいか。早くこれが欲しい。
「すごい。おっき……あ、んっ」
「ジューノ、挿れるぞ」
とろとろになった蕾に熱い屹立がピチュ、とキスをする。それは間髪入れずにおれの中へと侵入してきた。
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火傷しそうな熱さもそうだし、表面の柔らかさも違う。とにかく大きい。それでもオメガの身体は柔軟にアルファの欲望を受け入れ、快感を拾った。
中の襞を擦り上げて進んでいく逸物は、ごりごりと前立腺を押しつぶし未開の地点にまで到達した。
「あ、ぁ、あ……くぅっ、くるし……そんな奥まで、こわいよ」
「まだ行けるだろう?」
「待って、あっ。あ~~~!おく、すごぃ……んっ」
息がくるしい。『もうこれ以上無理!』を何回か更新して、やっとマウォルス様は腰の進みを止めた。腔内に存在する熱が脈打っている。
浅くしか息をつけないほど内側から圧迫されているのに、じんわりと気持ちよさも感じる。おれはハッ、ハッと口を開けて熱い息を逃がしながらマウォルス様を見つめた。
「私の……わたしのだ」
「え?――んむっ」
マウォルス様が何か呟いたと思った瞬間、唇が重なった。堂々とおれの中に居座っているくせに、まるで壊れ物に触れるみたいに柔らかく重ねられた唇を感じて、ぶわ、と多幸感が広がる。生まれて初めてのキスだ……
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「……すまない」
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ズプッ……とマウォルス様の亀頭が結腸に入り込んだ瞬間、項にガブリと噛みつかれた。
世界が真っ白になって、なにもない空間に放り出されたような解放感にガクガクと震える。それと同時に全身の血が沸くような不思議な感覚……
自分が自分でなくなってしまうかのような感覚に、おれは知らず涙を流していた。
数瞬のうちに、いま感じているものが強烈な快感だと気づいて、そのあとはもうぐちゃぐちゃに交わった。
「まるす、さまぁっ。もっと……」
「あっ。キス、してぇ……それ、きもち……すきぃ」
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