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1章 カイモン先生がやってきた
3話 先生vsやんちゃ坊主
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そして、新しい先生が教壇にたち、2年C組の生徒達の顔を見渡すと、一息いれて、こう言った。
「みんな、今日からよろしくモォ~ン」
と、先生が挨拶をすると、ボクらはキョトンとなった。
「……ーーーー」
ん、いま「よろしくモ~ン」とか言わなかったか?なんだ、語尾のモ~ンって、キャラクター作りでわざと言ったのか?
教室内がシーーンと静まり返っていたが、しばらくすると、
「ぎゃああはははははは~~~っっ!!!!なんだあああああコイツはああーー。ぎゃあああはははあはははあああ~~~!!!!」
クラスいちのヤンチャ坊主である西川オサムがいきなり席から立ち上がると大爆笑をしだした。
この西川はワザとらしいくらい下品でウザイ大爆笑を、かつて新任としてやってきた教師たちに浴びせて精神的ダメージを与えていた。
そして、西川オサムに続くようにC組のほとんどの生徒達がいっせいに爆笑しだした。
「ぎゃああはは、なんだよモ~ンって~」
「あはははは~っっ、モ~ンってバカじゃねえかコイツ~っ」
「がはははは、モ~ン、モ~ン」
とうとう2年C組の生徒全員が笑いだした。
もちろんボクも大爆笑。この先生がなに言ってるか分かんなかったけど、バカにするネタ上がったからボクたちは容赦なく先生をバカにして笑い者にしたてた。
これでは、どんなガマン強い先生でもたまらないだろう。
教師ってヤツはドイツもコイツも"威厳"を大切にしやがる。自分が生徒達よりエライと勘違いして、生徒達が何も知らないから自分達が色んなことを教えなければいけないと思いこんでいるんだ。
だから、教える立場のはずだった自分達が教えられるはずの生徒たちにナメられて、教師としての威厳を傷つけられて、バカにされるとたいがいの先生はショックを受ける。
さあ、新任の先生よ、ボクらがあなたの威厳をこき下ろしましたよ、悔しいですか~。
と、ボクは先生がショックを受けて泣きべそをかいてるぞと思って、先生の顔をのぞきこんだが……先生はショックを受けた様子はなかった。
「みんな、今日からよろしくモォ~ン」
と、先生が挨拶をすると、ボクらはキョトンとなった。
「……ーーーー」
ん、いま「よろしくモ~ン」とか言わなかったか?なんだ、語尾のモ~ンって、キャラクター作りでわざと言ったのか?
教室内がシーーンと静まり返っていたが、しばらくすると、
「ぎゃああはははははは~~~っっ!!!!なんだあああああコイツはああーー。ぎゃあああはははあはははあああ~~~!!!!」
クラスいちのヤンチャ坊主である西川オサムがいきなり席から立ち上がると大爆笑をしだした。
この西川はワザとらしいくらい下品でウザイ大爆笑を、かつて新任としてやってきた教師たちに浴びせて精神的ダメージを与えていた。
そして、西川オサムに続くようにC組のほとんどの生徒達がいっせいに爆笑しだした。
「ぎゃああはは、なんだよモ~ンって~」
「あはははは~っっ、モ~ンってバカじゃねえかコイツ~っ」
「がはははは、モ~ン、モ~ン」
とうとう2年C組の生徒全員が笑いだした。
もちろんボクも大爆笑。この先生がなに言ってるか分かんなかったけど、バカにするネタ上がったからボクたちは容赦なく先生をバカにして笑い者にしたてた。
これでは、どんなガマン強い先生でもたまらないだろう。
教師ってヤツはドイツもコイツも"威厳"を大切にしやがる。自分が生徒達よりエライと勘違いして、生徒達が何も知らないから自分達が色んなことを教えなければいけないと思いこんでいるんだ。
だから、教える立場のはずだった自分達が教えられるはずの生徒たちにナメられて、教師としての威厳を傷つけられて、バカにされるとたいがいの先生はショックを受ける。
さあ、新任の先生よ、ボクらがあなたの威厳をこき下ろしましたよ、悔しいですか~。
と、ボクは先生がショックを受けて泣きべそをかいてるぞと思って、先生の顔をのぞきこんだが……先生はショックを受けた様子はなかった。
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