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04:命知らずと臆病者。
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ぐいっと、わたしの腕を、再びロウが引っ張った。
意外に力強いものだ。そう簡単には振りほどけそうにはない。
仕方なしに足が動く。当然だ、腕と胴体が分離するよりはいいだろう。
「ああもう、ほら、逃げるよ!」
しつこい臆病者だ。
「何故です。わたしは戦います。ロウは一人で逃げてください。それに、倒したらわりといいアイテム、そして賞金が手に入りそうです」
「ダメだって! こんなところでガッツリ戦ったら、街にも被害が出ちゃうって! ここっ、そんなに街から遠いわけじゃあ、ないんだよ! ……っていうかトラコ? まだゲーム感覚でしょ!」
「平気です。街に到達するまでに、倒して、手に入れて見せます」
「だからね!? ゲームじゃないからそんなお金とか宝とかは手に入らないんだよ!?」
ぐ、とわたしは腕に力をいれてロウの腕を、再び振り解こうとした。
が、やはりどうにも振り解けない。
思っているよりもはるかに、ロウの力が強かったせいだ。
なんだこいつ。痛くないのに振りほどけないなんて、どんな握り方をしているんだろう。
今度じっくりと握り方のコツをきいておきたい。……え? ああ、この先もしかしたらか弱い女の子の手を握って攻撃をよけるみたいなことだってわたしに起こり得るかもしれないし。うん、可能性はゼロではない。
ロウの後ろ姿を見つめるしかないわたしに、彼は振り向かずに叫んだ。
「きいて、トラコ! ヤツは人間の悪意を吸収するんだ。魔を断ち切れる『刀』か、魔法とか、打撃以外の違う方法で倒すかしないと、倒せない!」
「! ……鬼切、ですか」
ロウの言葉に、さすがのわたしは奥歯を噛みしめた。
わたしの愛刀の名。鬼切。
妖刀と畏れられるその刀は、魔を断ち切るチカラを宿すという、じじいがどっかの神主より譲り受けた刀だ。
じじいの手からわたしの手へと、ちょっとした経緯で所有者が移ったのだが……それは、まぎれもなく、今、わたしの手元にはない刀の名だった。
その昔、少なくとも数年前までは――常に、わたしの手元にあった刀。
地面を見つめるわたしをみて、ちらりと振り返ったロウは気まずそうな声をあげた。
走る速度が落ちる。歩くまでに。
「……まあ、あったら、多分、倒せたけど。でも今、ここにはないでしょ!だからっ! だから、もし街にでも牛鬼が出たら、何万人もの犠牲者が出るんだよ!」
頭上から降ってきた声は、真剣な声音だった。
思わずハッとした。
顔をあげると、ロウが立ち止まってこちらに向き合っていた。
――こいつは、悪魔みたいな姿をしているくせに。
ピエロみたいな、くせに。
わたしよりも、人間のことをよく考えていた。
ズキリと胸が痛む。
(――「よく聞け、トラコ。自分を守るために、他人を傷つけるのは、弱者のすることだ」――)
頭の、彼方。
遠くの方で、懐かしい声が聞こえた気がした。
小さい頃の、うつろな記憶。
いつだって側にいた。でも今はいない。――いない、ということを改めて実感した。
確かに、今のわたしでは――どうしようもないかもしれない。
「……わかりました」
わたしは渋々頷いた。
わたしがどうにかできない以上、少なくとも『魔』であるロウに頼った方が良さそうだ。
振り解こうとチカラを入れていた腕から、チカラを抜く。
心の奥底にもやっとした何かを感じる。これは、久しぶりに感じる感情だろうか。
いわゆる――悔しい、とかいうソレだろうか。
「じゃあ、いくよ。足ひねったりしないようにね? 足元、暗いから」
それをうけて、ロウはわたしの手をもう一度ひいた。
まったく、心配性なピエロだ。
「余計な心配ですよ。ロウこそわたしに突き飛ばされたりしないでくださいね」
「それトラコが気をつけたりすることじゃない!?」
こんな危険な場面におかれているのに、わたしの気分は今の会話だけで、どうしてだか晴れた。
おそらくこいつのせいだろう。他でもない、こいつに言いくるめられているこの感覚が……なんだか、本当に、懐かしいような、そんな気がしてくるから本当に不思議なのだ。
握った手すらも、記憶にないことが違和感のような。
そんな、気さえ――……。
『死ねえええええい!』
「!」
「ちょっ……!」
さすがに二人同時に、振り返った。
「あら……」
しまった、と思った時には、もう、遅い。
振り下ろされる、どこから持ってきたのかわからない、大きな岩。
何故わたしたちは立ち止まってしまったんだか。
牛鬼は目前に、迫っている。
「トラコ……っ」
不意に、ロウがわたしを押し倒した。
ドッと背中に衝撃。
手に土の感触。
目の前には、ロウと、ロウの背中越しに――、岩。
ああ、岩で押しつぶされる――のか。
不思議なことに、わたしは死ぬかもしれないというのに、笑っていた。
口角が、頬の筋肉が、あがっているのがわかる。
――所詮は、拾われモノだから……。
どうせ、拾われなければ、あの時に死んでいたはずなのだ。
どうせ、拾われて長らえている命なのだ。
生への執着はない。
だから、目は閉じない。
ただ、その一瞬を、みていたい。
死への一瞬を、みてみたい。
変わっている?
……そうなのかもしれない。
「ぶっとべええええええええッ!」
刹那、空気を、空間を切り裂くような怒号と共に、激しい爆発音が響き渡った。
目前までせまっていた岩が、一瞬。
停止して、刹那、粉々に砕け散った。
『何!?』
牛鬼の声がする。
続いて再び轟音。
砂埃が周囲を覆う。
「こらこらレオンさん。ダメですよ、破片が飛び散って danger じゃないですか」
頭上で、また別の声。
少し前に聞いた気もする、別の声。
わりと大きな塊で砕けた岩を、声の主は。
ぱっと一瞬で消してしまった。
まるで、手品だ。
なにをしたのかは、残念ながら、わたしの視界からうかがうことができない。
このロウが、いまだにわたしに覆い被さっているせいだ。
別に重いわけではないが、どいてほしい。
いきなりめまぐるしく変わったこの状況を、はやく把握したい。
が、ロウは一向に退く気配は無い。
気絶しているのか、寝ているのか――はたまた。
この二人の攻撃の余波から、わたしを守ろうとしているのか。
そのへんは、よくわからないが。
「知るかよ。人間と、このアホがどうなろうと、俺の知ったことじゃねえ」
怒号を放った声と、同じ声が再び響く。
どうやら二人ほど――、ロウの知り合い、がきてくれた、ようだった。
「……さて、牛鬼さん? 悪いのは完全にこちらのようですが……、貴方には、 disappear していただきましょう」
『貴様……! 西洋の『悪魔』め……!』
どうやら吹き飛ばされたらしい牛鬼は、どこか少し遠い場所でゆっくりと立ち上がったようだった。あの腹の底に響くような音が聞こえる。最初と違い、非常に苦しげではあるが。
「ええ、ワタクシの from は Britain です。ま、こちらの三人は、ちゃんと japanese ですけどね」
『戯言をっ、抜かすなッ!』
どどどっと、牛鬼の走り出す音が聞こえた。
先程よりもわずかに、怒りに満ちあふれた声。
ああ、本当に、怒り心頭って言葉はこいつのためにあるな、みたいな。
「―――さあ、楽しい show のハジマリですよ」
対照的に、涼やかな、爽やかな。
秋晴れのような、しかし楽しげな。
そんな、顔をみなくても微笑んだことがわかるような声が、聞こえた。
数秒するうちに、足音は、聞こえなくなった。
それは、勝利を認識するのには十分すぎる状況だった。
意外に力強いものだ。そう簡単には振りほどけそうにはない。
仕方なしに足が動く。当然だ、腕と胴体が分離するよりはいいだろう。
「ああもう、ほら、逃げるよ!」
しつこい臆病者だ。
「何故です。わたしは戦います。ロウは一人で逃げてください。それに、倒したらわりといいアイテム、そして賞金が手に入りそうです」
「ダメだって! こんなところでガッツリ戦ったら、街にも被害が出ちゃうって! ここっ、そんなに街から遠いわけじゃあ、ないんだよ! ……っていうかトラコ? まだゲーム感覚でしょ!」
「平気です。街に到達するまでに、倒して、手に入れて見せます」
「だからね!? ゲームじゃないからそんなお金とか宝とかは手に入らないんだよ!?」
ぐ、とわたしは腕に力をいれてロウの腕を、再び振り解こうとした。
が、やはりどうにも振り解けない。
思っているよりもはるかに、ロウの力が強かったせいだ。
なんだこいつ。痛くないのに振りほどけないなんて、どんな握り方をしているんだろう。
今度じっくりと握り方のコツをきいておきたい。……え? ああ、この先もしかしたらか弱い女の子の手を握って攻撃をよけるみたいなことだってわたしに起こり得るかもしれないし。うん、可能性はゼロではない。
ロウの後ろ姿を見つめるしかないわたしに、彼は振り向かずに叫んだ。
「きいて、トラコ! ヤツは人間の悪意を吸収するんだ。魔を断ち切れる『刀』か、魔法とか、打撃以外の違う方法で倒すかしないと、倒せない!」
「! ……鬼切、ですか」
ロウの言葉に、さすがのわたしは奥歯を噛みしめた。
わたしの愛刀の名。鬼切。
妖刀と畏れられるその刀は、魔を断ち切るチカラを宿すという、じじいがどっかの神主より譲り受けた刀だ。
じじいの手からわたしの手へと、ちょっとした経緯で所有者が移ったのだが……それは、まぎれもなく、今、わたしの手元にはない刀の名だった。
その昔、少なくとも数年前までは――常に、わたしの手元にあった刀。
地面を見つめるわたしをみて、ちらりと振り返ったロウは気まずそうな声をあげた。
走る速度が落ちる。歩くまでに。
「……まあ、あったら、多分、倒せたけど。でも今、ここにはないでしょ!だからっ! だから、もし街にでも牛鬼が出たら、何万人もの犠牲者が出るんだよ!」
頭上から降ってきた声は、真剣な声音だった。
思わずハッとした。
顔をあげると、ロウが立ち止まってこちらに向き合っていた。
――こいつは、悪魔みたいな姿をしているくせに。
ピエロみたいな、くせに。
わたしよりも、人間のことをよく考えていた。
ズキリと胸が痛む。
(――「よく聞け、トラコ。自分を守るために、他人を傷つけるのは、弱者のすることだ」――)
頭の、彼方。
遠くの方で、懐かしい声が聞こえた気がした。
小さい頃の、うつろな記憶。
いつだって側にいた。でも今はいない。――いない、ということを改めて実感した。
確かに、今のわたしでは――どうしようもないかもしれない。
「……わかりました」
わたしは渋々頷いた。
わたしがどうにかできない以上、少なくとも『魔』であるロウに頼った方が良さそうだ。
振り解こうとチカラを入れていた腕から、チカラを抜く。
心の奥底にもやっとした何かを感じる。これは、久しぶりに感じる感情だろうか。
いわゆる――悔しい、とかいうソレだろうか。
「じゃあ、いくよ。足ひねったりしないようにね? 足元、暗いから」
それをうけて、ロウはわたしの手をもう一度ひいた。
まったく、心配性なピエロだ。
「余計な心配ですよ。ロウこそわたしに突き飛ばされたりしないでくださいね」
「それトラコが気をつけたりすることじゃない!?」
こんな危険な場面におかれているのに、わたしの気分は今の会話だけで、どうしてだか晴れた。
おそらくこいつのせいだろう。他でもない、こいつに言いくるめられているこの感覚が……なんだか、本当に、懐かしいような、そんな気がしてくるから本当に不思議なのだ。
握った手すらも、記憶にないことが違和感のような。
そんな、気さえ――……。
『死ねえええええい!』
「!」
「ちょっ……!」
さすがに二人同時に、振り返った。
「あら……」
しまった、と思った時には、もう、遅い。
振り下ろされる、どこから持ってきたのかわからない、大きな岩。
何故わたしたちは立ち止まってしまったんだか。
牛鬼は目前に、迫っている。
「トラコ……っ」
不意に、ロウがわたしを押し倒した。
ドッと背中に衝撃。
手に土の感触。
目の前には、ロウと、ロウの背中越しに――、岩。
ああ、岩で押しつぶされる――のか。
不思議なことに、わたしは死ぬかもしれないというのに、笑っていた。
口角が、頬の筋肉が、あがっているのがわかる。
――所詮は、拾われモノだから……。
どうせ、拾われなければ、あの時に死んでいたはずなのだ。
どうせ、拾われて長らえている命なのだ。
生への執着はない。
だから、目は閉じない。
ただ、その一瞬を、みていたい。
死への一瞬を、みてみたい。
変わっている?
……そうなのかもしれない。
「ぶっとべええええええええッ!」
刹那、空気を、空間を切り裂くような怒号と共に、激しい爆発音が響き渡った。
目前までせまっていた岩が、一瞬。
停止して、刹那、粉々に砕け散った。
『何!?』
牛鬼の声がする。
続いて再び轟音。
砂埃が周囲を覆う。
「こらこらレオンさん。ダメですよ、破片が飛び散って danger じゃないですか」
頭上で、また別の声。
少し前に聞いた気もする、別の声。
わりと大きな塊で砕けた岩を、声の主は。
ぱっと一瞬で消してしまった。
まるで、手品だ。
なにをしたのかは、残念ながら、わたしの視界からうかがうことができない。
このロウが、いまだにわたしに覆い被さっているせいだ。
別に重いわけではないが、どいてほしい。
いきなりめまぐるしく変わったこの状況を、はやく把握したい。
が、ロウは一向に退く気配は無い。
気絶しているのか、寝ているのか――はたまた。
この二人の攻撃の余波から、わたしを守ろうとしているのか。
そのへんは、よくわからないが。
「知るかよ。人間と、このアホがどうなろうと、俺の知ったことじゃねえ」
怒号を放った声と、同じ声が再び響く。
どうやら二人ほど――、ロウの知り合い、がきてくれた、ようだった。
「……さて、牛鬼さん? 悪いのは完全にこちらのようですが……、貴方には、 disappear していただきましょう」
『貴様……! 西洋の『悪魔』め……!』
どうやら吹き飛ばされたらしい牛鬼は、どこか少し遠い場所でゆっくりと立ち上がったようだった。あの腹の底に響くような音が聞こえる。最初と違い、非常に苦しげではあるが。
「ええ、ワタクシの from は Britain です。ま、こちらの三人は、ちゃんと japanese ですけどね」
『戯言をっ、抜かすなッ!』
どどどっと、牛鬼の走り出す音が聞こえた。
先程よりもわずかに、怒りに満ちあふれた声。
ああ、本当に、怒り心頭って言葉はこいつのためにあるな、みたいな。
「―――さあ、楽しい show のハジマリですよ」
対照的に、涼やかな、爽やかな。
秋晴れのような、しかし楽しげな。
そんな、顔をみなくても微笑んだことがわかるような声が、聞こえた。
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