こちら織田証券(株)清州営業所

喜多ばぐじ・逆境を笑いに変える道楽作家

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【番外編】新入社員ガモタンの珍道中

【越南6】観光ガイドさんは辛いよ

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「ニシキヘビを首にかけてください!写真撮りマス」
観光ガイドのおばちゃんは、カタコトの日本語ながらも丁寧にガイドをしてくれました。

「え?大丈夫?」

「アンマリ噛まないのでダイジョウブ!アンマリダケドネ!」

あんまり噛むんかい。



「ミツバチの巣の蜜を吸ってミテクダサイ?」

「え?大丈夫なんかな?」戸惑うガモたんたちにも温かい声をかけてくれます。

「ダイジョウブ!イママデ6.7人しか指されませんでした!」

「それ、危険じゃないですか?」

「ササレても2.3時間痛いだけだよ!だからダイジョウブ!」

ガモたんは覚悟を決めて、巣の蜜を吸いました。



バスでの移動中、ガイドさんは丁寧に国のことを教えてくれます。

「ベトナムは、日本製のバイクがオオイです。橋などインフラ整備も日本企業だね。ODAは返さないけど、円借款はチャント返しますからね。皆さんは、年金をシンパイしないで」



あるレストランでの出来事です。

ご飯を食べ終わったあと、店員さんがガモたんらの席にやってきて、こう尋ねました。

「tea or coffer?」

どうやら、食後の紅茶かコーヒーを選べるようです。

「coffer」あるおじいさんがそう告げると、店員さんは、お金を要求しました。

食後の飲み物はツアーの代金とは別料金のようなのです。
このとき、おじいさんの体内富士山は噴火しまいた。

「ツアー代金とは別だなんて聞いてないぞ!お金かかるときははっきり言ってくれよ!!」

慌てる店員さんに畳みかけるおじいさん。

「誰の責任なの?しっかりしてよ!!」

すると、ガイドさんが大慌てでやってきてこう言いました。

「コレは彼女のセキニンです!彼女セキニン持ってます!だから、彼女の給料でハライマス!」

まさかの人のせい…
店員さんはうっすらと涙を浮かべていますが、ガイドさんは容赦がありません。

「これは、旅行会社のせいではない!店のせいです!」

たった1杯、300円程度のコーヒーの料金が、このような修羅場の原因になってしまうなんて、なんて悲しい状況なのでしょう。ガモたんは、その修羅場に割って入り、声を振り絞りました。

「あの、お、おじいさん。コーヒー一杯くらい、ぼくが払いますよ。
だから…どうか、怒りを鎮めて…」

数分後、この世界に、平和が戻りました。

お金があれば、人の心を豊かにするし、逆になければ心が貧しくなる。
しかし、お金がなくても心が豊かな人もいる。

心の持ちよう次第、と気付いたのでした。

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