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第3章 新たな人材を求めて
49話 社長のプレゼント
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昨日の衝撃発表で朝礼は揺れ、部長たちは大きな宿題を抱えることになった。
ところが今日は、それ以上に驚くサプライズが届いた。
夏が得意げに持って帰ってきた。
「これね、俺も見たんだけど、度肝を抜かれたよ。早く皆に見せたい!」
そう言って院長室のテレビに映した映像は――。
2号館の完成した姿が、まるで目の前にそびえているかのようなリアルさで再現されていた。
映画のワンシーンのように鮮やかで、しかも自分がそこに入ると次々にドアを開け、廊下を歩き回ることができる。
「すごいなあ……!」
ただただ感心するばかりだった。
なによりも、研修生のための施設までコンパクトながらきちんと備わっていたのだ。
各フロア構成
地下 厨房
管理スタッフの集会部屋(約6畳)
ごみの集積場
物流受け入れ所
トラック搬入口
1階
薬局、医事課、受付、会計、入院相談、相談室。
待合室、壁面を利用したコンパクトな売店、ATM。
外来は耳鼻科、眼科。
2階
産婦人科エリア、外科エリア、救命センター、泌尿器科、処置室、医局、静養室。
3階
見学席付き大規模手術室、中規模手術室、小規模手術室。
麻酔科外来、放射線科外来、臨床検査室、ICU、回復室、静養室。
医局、カンファレンスルーム、研修生ラウンジ、ミーティングルーム。
4~7階
100床の病室。各階に医局とナースステーション。ラウンジ、キッチン。
8階
スタッフ寮(1DK・約45㎡)が12室。エレベーター前にラウンジ。
9階
医師寮(1LDK・約50㎡)が8室。
男女別の大浴場と休憩室、ラウンジ、学習ルーム。
10階
スタッフゾーン:大型ロッカールーム(男女別)。
会社ゾーン:アニメプラス、RIKOカンパニー、ミーティングルーム。
莉子のリトグラフ用アトリエ、倉庫。
11階
スタッフ休憩室。壁面大型冷蔵庫、ドリンクコーナー。
昼寝ができるソファやベンチ。折り畳み机と椅子を片付ければ、大人数を収容可能なイベントスペースになる。
大型プロジェクター、大画面の壁面TV。
らせん階段から12階の屋上庭園が見える。
屋上(12階)
エレベーターで直通。屋根付きテラス。
花が咲く庭園、緑に包まれたあずまや。
昼寝ができるベンチも多数。夜はライトアップ。
「そうか……社長はこれを一日でも早くスタッフに見せたかったんだね。
そして、これから募集する人材にも“ここで働きたい”と思ってもらうために……。なるほど、これは効果的だ」
うんうん、どれも本当に魅力的だ。
――大浴場? これは本館やサテのスタッフも絶対入りたがるぞ。
どうしよう、入りきれない。
看護部長の仕事がまた増えるなあ。(笑)
桐生「本当に何もかも素晴らしいですね。驚きました。大浴場まであるなんて……手間もお金もかかるのに信じられません」
「本当だね。驚いたよ。みんな喜ぶだろうなあ……。でも掃除スタッフが全然足りないな」
理事「これをHPにも掲載するそうです。それで就職を考えている人に見てもらう狙いだそうですよ」
「ふっ、なるほどね……。じゃあ今すぐ掲示板に出そうよ。
“HPに掲載予定です”って伝えて、それから休憩室でも見られるようにしよう」
理事「はい。すぐ掲示板に流します。休憩室にもセットしてきます。予備がたくさんありますから」
夏は嬉しそうに部屋を飛び出していった。
――なんというか。胸が熱くなり、早速、社長にお礼の電話をかけた。
「社長、本当にありがとうございました。2号館は素晴らしいです。きっと皆、大喜びします」
浅田社長「そうかい? じゃあよかった。あとは頼んだよ。
夏輝も手間がかかるだろうけど、面倒を見てやってください。お願いしますね」
ふふっ、手間がかかるか……確かに。
そう思うと、自然にクスクス笑いがこぼれた。
ところが今日は、それ以上に驚くサプライズが届いた。
夏が得意げに持って帰ってきた。
「これね、俺も見たんだけど、度肝を抜かれたよ。早く皆に見せたい!」
そう言って院長室のテレビに映した映像は――。
2号館の完成した姿が、まるで目の前にそびえているかのようなリアルさで再現されていた。
映画のワンシーンのように鮮やかで、しかも自分がそこに入ると次々にドアを開け、廊下を歩き回ることができる。
「すごいなあ……!」
ただただ感心するばかりだった。
なによりも、研修生のための施設までコンパクトながらきちんと備わっていたのだ。
各フロア構成
地下 厨房
管理スタッフの集会部屋(約6畳)
ごみの集積場
物流受け入れ所
トラック搬入口
1階
薬局、医事課、受付、会計、入院相談、相談室。
待合室、壁面を利用したコンパクトな売店、ATM。
外来は耳鼻科、眼科。
2階
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3階
見学席付き大規模手術室、中規模手術室、小規模手術室。
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医局、カンファレンスルーム、研修生ラウンジ、ミーティングルーム。
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8階
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9階
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男女別の大浴場と休憩室、ラウンジ、学習ルーム。
10階
スタッフゾーン:大型ロッカールーム(男女別)。
会社ゾーン:アニメプラス、RIKOカンパニー、ミーティングルーム。
莉子のリトグラフ用アトリエ、倉庫。
11階
スタッフ休憩室。壁面大型冷蔵庫、ドリンクコーナー。
昼寝ができるソファやベンチ。折り畳み机と椅子を片付ければ、大人数を収容可能なイベントスペースになる。
大型プロジェクター、大画面の壁面TV。
らせん階段から12階の屋上庭園が見える。
屋上(12階)
エレベーターで直通。屋根付きテラス。
花が咲く庭園、緑に包まれたあずまや。
昼寝ができるベンチも多数。夜はライトアップ。
「そうか……社長はこれを一日でも早くスタッフに見せたかったんだね。
そして、これから募集する人材にも“ここで働きたい”と思ってもらうために……。なるほど、これは効果的だ」
うんうん、どれも本当に魅力的だ。
――大浴場? これは本館やサテのスタッフも絶対入りたがるぞ。
どうしよう、入りきれない。
看護部長の仕事がまた増えるなあ。(笑)
桐生「本当に何もかも素晴らしいですね。驚きました。大浴場まであるなんて……手間もお金もかかるのに信じられません」
「本当だね。驚いたよ。みんな喜ぶだろうなあ……。でも掃除スタッフが全然足りないな」
理事「これをHPにも掲載するそうです。それで就職を考えている人に見てもらう狙いだそうですよ」
「ふっ、なるほどね……。じゃあ今すぐ掲示板に出そうよ。
“HPに掲載予定です”って伝えて、それから休憩室でも見られるようにしよう」
理事「はい。すぐ掲示板に流します。休憩室にもセットしてきます。予備がたくさんありますから」
夏は嬉しそうに部屋を飛び出していった。
――なんというか。胸が熱くなり、早速、社長にお礼の電話をかけた。
「社長、本当にありがとうございました。2号館は素晴らしいです。きっと皆、大喜びします」
浅田社長「そうかい? じゃあよかった。あとは頼んだよ。
夏輝も手間がかかるだろうけど、面倒を見てやってください。お願いしますね」
ふふっ、手間がかかるか……確かに。
そう思うと、自然にクスクス笑いがこぼれた。
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