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第15章 進むべき道へ
290話 夏と音楽キャストの初合わせ
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夏やレオさん、音楽キャストが上の音楽スタジオに移動するそうだ。
もちろん俺も一緒に行くことにした。楽しみだ。
椅子と譜面台はすでにセットされていた。
奥には、20㎝ほどの高さのある舞台を模した台。
左手にはグランドピアノ。
壁側にはスピーカーやアンプがセットされ、マイクも出してあった。
レオ「何か、先に1曲歌って聞かせてほしいのですが、楽譜はありますか?」
村瀬さんが手持ちのファイルから楽譜を出して、
「これでいいでしょうか?」とレオさんに見せた。
レオ「はい、OKです。皆さんの分もありますか?」
村瀬「メロディーとコード進行しか出てないのですが、いいですか?」
レオさんがニヤッと笑った。
「良いですよ。ええっと、ピアノのまあちゃん、これに適当に前奏をつけて。
歌が始まったら、各自好きなようにセッションをやってみてください。
参加できる人だけでも構いません。では、お願いします」
レオさんがタクト代わりに手を振る。
静かに、ピアノの前奏が始まった。
夏が歌い出す。静かで、美しい曲だ。
そっと合わせるように、周りが音を出し始めた。
ドラムは静かにリズムを刻み、
弦楽器が添うように和音を奏で始める。
ん?
自然にヴァイオリンが2パートに分かれ、和音の上二つを奏で、
ビオラは一番下の音を拾っている?
ハーモニーができている。
時々、誰かが夏の声と掛け合うようにメロディを追いかけ、そして重なる。
うわ~、鳥肌が立つ。美しすぎる。
ピアノも、すごくバランスを取っているんだね。
お互いに何をやっているのか、打ち合わせもなしに。
いきなりなのに、夏の声もきれいで、本当に聞き惚れてしまった。
そして、静かに終わった。
パチパチと、みんなの拍手が夏に送られた。
俺も拍手だ。
夏「ありがとうございます。すごく気持ちが良かったです」
レオさんも拍手をしながら、
「素晴らしい。皆さんとご一緒にできて光栄です。本当にうれしいです」
それから、レオさんがピアノのまあちゃんに指示を出していた。
楽器の構成と、みんなの楽譜を作ってくれるように頼んでいた。
あれ?
まあちゃんができるって、何も言わなくても分かるんだね。
いや、プロってみんなできるものなのかな?
素人の俺には分からないけどさ。
そのあと、さらに2曲を同じように合わせていた。
レオさんが夏に「他にどんな曲をやってますか?」と聞いたら、
「デビューしたばかりで、まだ他にはないんです」と答えて——
「ええ?」と、びっくりして笑っていた。
もちろん俺も一緒に行くことにした。楽しみだ。
椅子と譜面台はすでにセットされていた。
奥には、20㎝ほどの高さのある舞台を模した台。
左手にはグランドピアノ。
壁側にはスピーカーやアンプがセットされ、マイクも出してあった。
レオ「何か、先に1曲歌って聞かせてほしいのですが、楽譜はありますか?」
村瀬さんが手持ちのファイルから楽譜を出して、
「これでいいでしょうか?」とレオさんに見せた。
レオ「はい、OKです。皆さんの分もありますか?」
村瀬「メロディーとコード進行しか出てないのですが、いいですか?」
レオさんがニヤッと笑った。
「良いですよ。ええっと、ピアノのまあちゃん、これに適当に前奏をつけて。
歌が始まったら、各自好きなようにセッションをやってみてください。
参加できる人だけでも構いません。では、お願いします」
レオさんがタクト代わりに手を振る。
静かに、ピアノの前奏が始まった。
夏が歌い出す。静かで、美しい曲だ。
そっと合わせるように、周りが音を出し始めた。
ドラムは静かにリズムを刻み、
弦楽器が添うように和音を奏で始める。
ん?
自然にヴァイオリンが2パートに分かれ、和音の上二つを奏で、
ビオラは一番下の音を拾っている?
ハーモニーができている。
時々、誰かが夏の声と掛け合うようにメロディを追いかけ、そして重なる。
うわ~、鳥肌が立つ。美しすぎる。
ピアノも、すごくバランスを取っているんだね。
お互いに何をやっているのか、打ち合わせもなしに。
いきなりなのに、夏の声もきれいで、本当に聞き惚れてしまった。
そして、静かに終わった。
パチパチと、みんなの拍手が夏に送られた。
俺も拍手だ。
夏「ありがとうございます。すごく気持ちが良かったです」
レオさんも拍手をしながら、
「素晴らしい。皆さんとご一緒にできて光栄です。本当にうれしいです」
それから、レオさんがピアノのまあちゃんに指示を出していた。
楽器の構成と、みんなの楽譜を作ってくれるように頼んでいた。
あれ?
まあちゃんができるって、何も言わなくても分かるんだね。
いや、プロってみんなできるものなのかな?
素人の俺には分からないけどさ。
そのあと、さらに2曲を同じように合わせていた。
レオさんが夏に「他にどんな曲をやってますか?」と聞いたら、
「デビューしたばかりで、まだ他にはないんです」と答えて——
「ええ?」と、びっくりして笑っていた。
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