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第16章 光 ― スポットライトの向こうへ
303話 幕が下りて
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MCの方が笑顔いっぱいで袖に戻ってきた。
桐生さんたちが皆でお礼を伝えていた。
やはり、価値があるなと俺も思った。
MCの華やかさと言葉は、舞台を美しく支える。
やはり一流のプロの力はすごい。
ダンサーや演奏者たちは、お互いに抱き合って喜び合っていた。
──実は昨夜、夏に釘を刺した。
「人前で俺に抱きつかないこと。一瞬たりとも気を抜かない。
いつでもスキャンダルにして足を引っ張ろうとする人間がいる。
今は多くのスタッフを抱えているから、
路頭に迷わせないように気をつける義務がある。
……ただし、夜、寝室で抱きしめるから……」
だから夏は、俺をちらっと見ながら、莉子や桃香を抱きしめていた。
ふっ、かわいいな。
それから事務所のスタッフや仲間たちとも、笑顔で抱き合っていた。
エリナさんたちは衣装の後片付けをしていた。
「エリナさん、本当にお疲れさまでした!ありがとうね、大変だったね。
皆さんもありがとう」と、周りのアシスタントや美容師さんにもお礼を伝えた。
エリナ:
「いえいえ、最高の瞬間でした。本当にうれしかったです。
おかげさまで私にも実績ができました。誇らしいです。
呼んでくださったこと、心から感謝しています。ありがとうございました」
他の美容師さんたちも立ち上がって丁寧にお辞儀をしてくれた。
俺は恐縮してしまった。
それから、桐生さんや他のスタッフにも声をかけて、感謝を伝えた。
社長夫妻が夏と話していたので俺も少し挨拶をした。
「社長、今回も福利厚生にしていただいて本当にありがとうございました。スタッフが大喜びでした」
社長「北原君も大変だったね。ありがとう、ここまでにしてくれて」
お母さん「本当ですよ。素晴らしいステージでしたね。良くここまで出来たと思いますよ。ありがとうございました」
「いえいえ、スタッフの力ですよ。それに本人も本当によく頑張りましたから」
夏「へへッ、お兄さん、今日は実家に帰りますね」
「うん、わかった。ゆっくり話すと良いよ。では失礼します」
レオさんたちが「急いで撤収しますよー」と声をかけていた。
──そうだ、物販はどうなってる?
心配でちょっと覗いてみたら、わあ~、黒山の人だかりだった。
今は無理だな。先に楽屋に戻って着替えることにした。
着替えてから桐生さんに、
「物販のレジ締めが心配だから、ちょっと行ってくる」
桐生「大丈夫ですって。みんなにちゃんと振ってありますから、任せてやってください」
「そう?」 じゃあ、しょうがない。
莉子たちと荷物をまとめて、帰る準備をした。
あっ! 酸素ボンベの片付けだ__と思い出して、舞台袖に行ったら──もうなかった。
あれ? 整体師に聞いたら「ちゃんとトラックに乗せましたから、大丈夫ですよ」とのこと。
ふふふ、そうなんだ。
「ありがとうございます。お世話になってすみません」とお礼を伝えた。
助かった。ボンベは高級品だ。
莉子が桃香を連れてきて、笑顔でいっぱいだった。
「春ちゃん、もう帰る準備が出来たよ」
桐生「院長、夏さんは社長たちと先に帰りました。
病院のスタッフも帰ってもらったので、もう大丈夫ですから先に上がってください」
「はい、わかりました。では、あとはよろしくお願いします。お先に。
じゃあ、帰ろうか?」
桃香の手をつないで、莉子と共に雑踏の中を駅へと向かった。
桐生さんたちが皆でお礼を伝えていた。
やはり、価値があるなと俺も思った。
MCの華やかさと言葉は、舞台を美しく支える。
やはり一流のプロの力はすごい。
ダンサーや演奏者たちは、お互いに抱き合って喜び合っていた。
──実は昨夜、夏に釘を刺した。
「人前で俺に抱きつかないこと。一瞬たりとも気を抜かない。
いつでもスキャンダルにして足を引っ張ろうとする人間がいる。
今は多くのスタッフを抱えているから、
路頭に迷わせないように気をつける義務がある。
……ただし、夜、寝室で抱きしめるから……」
だから夏は、俺をちらっと見ながら、莉子や桃香を抱きしめていた。
ふっ、かわいいな。
それから事務所のスタッフや仲間たちとも、笑顔で抱き合っていた。
エリナさんたちは衣装の後片付けをしていた。
「エリナさん、本当にお疲れさまでした!ありがとうね、大変だったね。
皆さんもありがとう」と、周りのアシスタントや美容師さんにもお礼を伝えた。
エリナ:
「いえいえ、最高の瞬間でした。本当にうれしかったです。
おかげさまで私にも実績ができました。誇らしいです。
呼んでくださったこと、心から感謝しています。ありがとうございました」
他の美容師さんたちも立ち上がって丁寧にお辞儀をしてくれた。
俺は恐縮してしまった。
それから、桐生さんや他のスタッフにも声をかけて、感謝を伝えた。
社長夫妻が夏と話していたので俺も少し挨拶をした。
「社長、今回も福利厚生にしていただいて本当にありがとうございました。スタッフが大喜びでした」
社長「北原君も大変だったね。ありがとう、ここまでにしてくれて」
お母さん「本当ですよ。素晴らしいステージでしたね。良くここまで出来たと思いますよ。ありがとうございました」
「いえいえ、スタッフの力ですよ。それに本人も本当によく頑張りましたから」
夏「へへッ、お兄さん、今日は実家に帰りますね」
「うん、わかった。ゆっくり話すと良いよ。では失礼します」
レオさんたちが「急いで撤収しますよー」と声をかけていた。
──そうだ、物販はどうなってる?
心配でちょっと覗いてみたら、わあ~、黒山の人だかりだった。
今は無理だな。先に楽屋に戻って着替えることにした。
着替えてから桐生さんに、
「物販のレジ締めが心配だから、ちょっと行ってくる」
桐生「大丈夫ですって。みんなにちゃんと振ってありますから、任せてやってください」
「そう?」 じゃあ、しょうがない。
莉子たちと荷物をまとめて、帰る準備をした。
あっ! 酸素ボンベの片付けだ__と思い出して、舞台袖に行ったら──もうなかった。
あれ? 整体師に聞いたら「ちゃんとトラックに乗せましたから、大丈夫ですよ」とのこと。
ふふふ、そうなんだ。
「ありがとうございます。お世話になってすみません」とお礼を伝えた。
助かった。ボンベは高級品だ。
莉子が桃香を連れてきて、笑顔でいっぱいだった。
「春ちゃん、もう帰る準備が出来たよ」
桐生「院長、夏さんは社長たちと先に帰りました。
病院のスタッフも帰ってもらったので、もう大丈夫ですから先に上がってください」
「はい、わかりました。では、あとはよろしくお願いします。お先に。
じゃあ、帰ろうか?」
桃香の手をつないで、莉子と共に雑踏の中を駅へと向かった。
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