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第18章 回復と未来を目指して
349話 ヴォクシブの新マネージャー2名
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桐生さんが募集していたヴォクシブのマネージャーが2名決まった。
完全に桐生さん任せ。さぞ条件が厳しかったんだろうなあ。
二人とも英語堪能な人だ。(桐生さんが英語を募集条件にしていた)
1名は事務所の芹沢さんがスカウトしてきた。
元職場の大手音楽事務所の人で――
1・佐藤海斗(さとう かいと)、34歳
大学は俺と同じだが経済学部。
職歴:芹沢さんと同じ音楽会社で、海外アーティスト部門マネジメント担当。
特技:英語堪能(TOEIC980点)、海外ツアーや国際フェス経験豊富。
2・森川大輝(もりかわ だいき)、29歳
大学は外大の英語学科。
職歴:大手イベント制作会社(舞台進行・アーティストサポート)、インディーズバンド専属マネージャー。
特徴:英語堪能(留学経験あり)。
特技:現場対応力が高く、細やかな気配りで信頼される――と自薦だな。(笑)
ああ……だんだん俺が英語を話せない珍しい人になってきたなあ。
やばいけど、それだけは無理。
ヴォクシブはレジデンスに来たものの、「風呂や夕飯はサテに来ていいよ」と伝えておいた。
レジデンスは大風呂もないし夕飯も出ないから、各自お弁当を注文しておくと、ホテルのダイニングルームでも受け取れる。
グループのリビングにはソファやダイニングテーブルがあり、椅子は全部折り畳み式だ。
皆で尋ねた。
桐生「お疲れ様です。調子はどうですか?」
「お早うございます」と声が揃った。
この日は皆、初めてマネージャーが来るとあって、メンバーが緊張していた。
履歴書は事前にメールで送っておいたそうだ。
桐生「じゃあ、第一マネージャーの佐藤さんから自己紹介をお願いします」
最初に佐藤海斗さんが自己紹介。なかなか長身で整った印象。
賢そうで颯爽とした感じだが、柔らかい雰囲気もあって好印象だった。
次は森川大輝さん。第二マネージャー。
中背くらいで、なんだか愛嬌がある。目が可愛い。
全体的に親しみやすい印象だ。
二人が自己紹介をすると、メンバーも次々に自己紹介をした。
桐生「怪我や状態のことは院長先生から二人に話しています。これからは密着してフォローしていきますから、皆さん、なんでも彼らに話してください。皆さんに一番近い理解者になってくれるはずです」
桐生「さしあたって二人にどんなことを希望しますか?」
KAI「ええっと、これからの展開ですね。全く不明なので、どうやって進んだらいいのか全然分からないです」
夏「それと桐生さん、グッズも解決しないといけないことなので、それについて話し合ってほしいですね。新たにグッズを莉子がデザインしていくつもりなんですが、みんなにもデザインに興味やアイデアがあったらどんどん出して、みんなで作っていって欲しいです」
ジュン「え?デザインって考えたこともないな」
クスクスとみんな笑った。
夏「案外、考えてるといろいろ思いつくかもしれないよ。すると音楽だけじゃなくて他の道も開けてくるかもしれないしね。
それとね、ファンクラブなんだけど、何らかのメッセージを途中経過として出した方が良いと思う。イベントとかね。皆の考えも聞きたいし、一緒にやっていきたいんですよ」
KAI「うん、そうだよね。ファンのことは気になってるんだよ。移籍したまま何も発信してないからさ。どうすればいいんだろう?それが分からないよ」
桐生「とりあえず9月27日に1500名くらいのコンサートを予定しています。それにゲスト出演してトークをしてもらってもいいんですよね。
元気な顔を見せて、一曲くらい歌いますか?無理のない範囲でいいんですけどね。
12月13日は1000名くらいのコンサートがあるので、ファン感謝祭としてクリスマスコンサートにしてもいいですよ。ただ人数制限で抽選になるかもしれません。同時に動画でライブ中継してもいいしね。これからですよ。どうにでも出来ますから」
トーマ「ああ、そうなんだ。そういうことも出来るんですね」
夏「だから皆で話し合って決めてもいいんだよ。だけどその席にマネージャー二人も入れてあげてね。これからは毎日でも来ると思いますから、仕事としてミーティングを重ねて欲しいです」
院長「ただ、もちろん身体を休める時間は設けますからね。無理はしないでください。追われることはないです」
桐生「そうですね、休みながらで良いんですよ。
どんなイベントが良いのかは、監督のレオさんとみずきさんもこちらに来て一緒に話し合っても良いですよね。何か良いアイデアがあるかもしれませんから」
桐生「それと、そろそろボーカルの練習だけはしますか?あまりブランクがない方がいいかと思うんですけど、調子はどうですか?」
KAI「それはみんな気になってるんだけど、具体的にどうすればいいか教えて欲しいです」
夏「はい、それは分かりました。監督やみずきさんからレッスンの指示があると思います。
あとね、練習もなんだけど、メッセージだけだったら動画だけでお返しするって方法も簡単だよ。
皆のメッセージと元気な顔だけ見せればいいんだからさ」
ノア「あ、それ良い。すぐできそう」
その日は、わいわい話していたから俺は失礼した。
あとは分業だ。専任の人が2名来たんだから任せるさ。
俺も少しは病院の仕事をしないとまずいんだよね。
完全に桐生さん任せ。さぞ条件が厳しかったんだろうなあ。
二人とも英語堪能な人だ。(桐生さんが英語を募集条件にしていた)
1名は事務所の芹沢さんがスカウトしてきた。
元職場の大手音楽事務所の人で――
1・佐藤海斗(さとう かいと)、34歳
大学は俺と同じだが経済学部。
職歴:芹沢さんと同じ音楽会社で、海外アーティスト部門マネジメント担当。
特技:英語堪能(TOEIC980点)、海外ツアーや国際フェス経験豊富。
2・森川大輝(もりかわ だいき)、29歳
大学は外大の英語学科。
職歴:大手イベント制作会社(舞台進行・アーティストサポート)、インディーズバンド専属マネージャー。
特徴:英語堪能(留学経験あり)。
特技:現場対応力が高く、細やかな気配りで信頼される――と自薦だな。(笑)
ああ……だんだん俺が英語を話せない珍しい人になってきたなあ。
やばいけど、それだけは無理。
ヴォクシブはレジデンスに来たものの、「風呂や夕飯はサテに来ていいよ」と伝えておいた。
レジデンスは大風呂もないし夕飯も出ないから、各自お弁当を注文しておくと、ホテルのダイニングルームでも受け取れる。
グループのリビングにはソファやダイニングテーブルがあり、椅子は全部折り畳み式だ。
皆で尋ねた。
桐生「お疲れ様です。調子はどうですか?」
「お早うございます」と声が揃った。
この日は皆、初めてマネージャーが来るとあって、メンバーが緊張していた。
履歴書は事前にメールで送っておいたそうだ。
桐生「じゃあ、第一マネージャーの佐藤さんから自己紹介をお願いします」
最初に佐藤海斗さんが自己紹介。なかなか長身で整った印象。
賢そうで颯爽とした感じだが、柔らかい雰囲気もあって好印象だった。
次は森川大輝さん。第二マネージャー。
中背くらいで、なんだか愛嬌がある。目が可愛い。
全体的に親しみやすい印象だ。
二人が自己紹介をすると、メンバーも次々に自己紹介をした。
桐生「怪我や状態のことは院長先生から二人に話しています。これからは密着してフォローしていきますから、皆さん、なんでも彼らに話してください。皆さんに一番近い理解者になってくれるはずです」
桐生「さしあたって二人にどんなことを希望しますか?」
KAI「ええっと、これからの展開ですね。全く不明なので、どうやって進んだらいいのか全然分からないです」
夏「それと桐生さん、グッズも解決しないといけないことなので、それについて話し合ってほしいですね。新たにグッズを莉子がデザインしていくつもりなんですが、みんなにもデザインに興味やアイデアがあったらどんどん出して、みんなで作っていって欲しいです」
ジュン「え?デザインって考えたこともないな」
クスクスとみんな笑った。
夏「案外、考えてるといろいろ思いつくかもしれないよ。すると音楽だけじゃなくて他の道も開けてくるかもしれないしね。
それとね、ファンクラブなんだけど、何らかのメッセージを途中経過として出した方が良いと思う。イベントとかね。皆の考えも聞きたいし、一緒にやっていきたいんですよ」
KAI「うん、そうだよね。ファンのことは気になってるんだよ。移籍したまま何も発信してないからさ。どうすればいいんだろう?それが分からないよ」
桐生「とりあえず9月27日に1500名くらいのコンサートを予定しています。それにゲスト出演してトークをしてもらってもいいんですよね。
元気な顔を見せて、一曲くらい歌いますか?無理のない範囲でいいんですけどね。
12月13日は1000名くらいのコンサートがあるので、ファン感謝祭としてクリスマスコンサートにしてもいいですよ。ただ人数制限で抽選になるかもしれません。同時に動画でライブ中継してもいいしね。これからですよ。どうにでも出来ますから」
トーマ「ああ、そうなんだ。そういうことも出来るんですね」
夏「だから皆で話し合って決めてもいいんだよ。だけどその席にマネージャー二人も入れてあげてね。これからは毎日でも来ると思いますから、仕事としてミーティングを重ねて欲しいです」
院長「ただ、もちろん身体を休める時間は設けますからね。無理はしないでください。追われることはないです」
桐生「そうですね、休みながらで良いんですよ。
どんなイベントが良いのかは、監督のレオさんとみずきさんもこちらに来て一緒に話し合っても良いですよね。何か良いアイデアがあるかもしれませんから」
桐生「それと、そろそろボーカルの練習だけはしますか?あまりブランクがない方がいいかと思うんですけど、調子はどうですか?」
KAI「それはみんな気になってるんだけど、具体的にどうすればいいか教えて欲しいです」
夏「はい、それは分かりました。監督やみずきさんからレッスンの指示があると思います。
あとね、練習もなんだけど、メッセージだけだったら動画だけでお返しするって方法も簡単だよ。
皆のメッセージと元気な顔だけ見せればいいんだからさ」
ノア「あ、それ良い。すぐできそう」
その日は、わいわい話していたから俺は失礼した。
あとは分業だ。専任の人が2名来たんだから任せるさ。
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