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第18章 回復と未来を目指して
360話 上半身ヌード?
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翌週、衣装も揃い、莉子のアトリエでヴォクシブの写真撮影が始まった。
皆、興味津々で、撮影しないメンバーは音楽事務所の会議室に待機していて、時々上のガラス窓から覗いていた。
莉子は写真を撮りまくっていた。
しかし――「絵のバックに椅子や小道具やいろいろ欲しいけど、どうしよう?」と桐生さんに相談すると、
桐生「藤堂さんが好きなようにバックに小物を入れて画像を作りますから、安心してください」
とのことだった。人物だけを抜き取って背景に収めてプリントし、それを見て描けばいいという。
全く、なんでもござれだな。
そこに莉子の爆弾が落ちた。
莉子「あのねえ。いやだったらいいんだけどね。お風呂上がりで首からタオルをかけてるような絵を描きたいんだけど、どうかなあ?下はズボンをはいてていいんだけど、迷惑かなあ?……」
おかしくて――笑いをこらえるのが苦しい。
皆がキョロキョロと顔を見合わせていた。
さすがの桐生さんや村瀬さんも驚いて、なんと言って良いか分からない様子だった。
KAI「俺はOKですけど、事務所的にどうなんですか?」
桐生「いや、それくらいだったら絵だから、そんなに強烈な感じにはならないと思います。みんなが良ければいいですよ」
するとメンバーが全員「OKです」と言った。
村瀬「じゃあ、タオルをホテルから借りてきましょうか?色は白でいいですか?」
莉子「はい、いいです。お願いします」
タオルが揃って、撮影が再開された。
またまた皆興味津々で、窓から団子のようになって覗きっぱなしだった。
俺はこれ以上「脱いで」と莉子が言い出さないかとドキドキしていた。
まあ、俺がドキドキしなくてもいいんだけど……なんで俺の時は「脱いで」と言わないで、ヴォクシブには要求するんだよ。
全く不公平だ。うちに帰ったら聞いてやるぞ。
ムカつくから放っておいて病院に戻った。
はあ……俺は怒ると疲れるんだよ。
工事の進展具合を覗いて歩いた。
2階のアトリエはもうかなり出来上がっていた。早いねえ~。
最後の仕上げって感じだ。
本館5階の宿直室は壁紙の張替えまで終わっていて、まさに新品の豪華な部屋が出来上がっていた。
少し窓を開けて空気の入れ替えをしていた。
施工の人「もう入っていただいても大丈夫ですよ。これで完成とします」
「そうですか。ありがとうございます。早速引っ越ししてもらいますよ」
2号館の2階、循環器研究室にお邪魔した。
「渡辺先生、お待たせしましたが、本館の方が出来ましたから、引っ越しをお願いします。昼休みにしましょうか?小さい台車を持ってきますので、お手伝いしますよ」
渡辺先生「ああ、そうなんですか。はい、分かりました。私も運びますし、病棟の早瀬君を呼びますよ」
「はい、では台車を持ってきておきますね」
皆、興味津々で、撮影しないメンバーは音楽事務所の会議室に待機していて、時々上のガラス窓から覗いていた。
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しかし――「絵のバックに椅子や小道具やいろいろ欲しいけど、どうしよう?」と桐生さんに相談すると、
桐生「藤堂さんが好きなようにバックに小物を入れて画像を作りますから、安心してください」
とのことだった。人物だけを抜き取って背景に収めてプリントし、それを見て描けばいいという。
全く、なんでもござれだな。
そこに莉子の爆弾が落ちた。
莉子「あのねえ。いやだったらいいんだけどね。お風呂上がりで首からタオルをかけてるような絵を描きたいんだけど、どうかなあ?下はズボンをはいてていいんだけど、迷惑かなあ?……」
おかしくて――笑いをこらえるのが苦しい。
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するとメンバーが全員「OKです」と言った。
村瀬「じゃあ、タオルをホテルから借りてきましょうか?色は白でいいですか?」
莉子「はい、いいです。お願いします」
タオルが揃って、撮影が再開された。
またまた皆興味津々で、窓から団子のようになって覗きっぱなしだった。
俺はこれ以上「脱いで」と莉子が言い出さないかとドキドキしていた。
まあ、俺がドキドキしなくてもいいんだけど……なんで俺の時は「脱いで」と言わないで、ヴォクシブには要求するんだよ。
全く不公平だ。うちに帰ったら聞いてやるぞ。
ムカつくから放っておいて病院に戻った。
はあ……俺は怒ると疲れるんだよ。
工事の進展具合を覗いて歩いた。
2階のアトリエはもうかなり出来上がっていた。早いねえ~。
最後の仕上げって感じだ。
本館5階の宿直室は壁紙の張替えまで終わっていて、まさに新品の豪華な部屋が出来上がっていた。
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「そうですか。ありがとうございます。早速引っ越ししてもらいますよ」
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